見出し画像

【文フリ】性格真逆の姉と本を製作した話③表現に必要な要素

こんにちは、よめちゃんです!
前回の続きです!


はじめからはこちら↓

ざっくりと方針が決まり、姉は叩き台状態の文章から徐々に内容を固めていきました。
表現したい内容を形にすべく悩んだ点がありました。

登場キャラクターを認知してもらう必要がある

今回のストーリーは姉のサークルのキャラクターが私のサークルに来るまでのもの。
その際に浮上した課題が『キャラクターをある程度知っていないと、十分に楽しめないかもしれない』という点。

昔はさておき姉とは仲がいいので、お互いのサークルのキャラクター設定や小ネタをそれなりに把握しています。
作品内に散りばめられた小ネタは、知っていればふふっと笑えるものですが、知らなければわからないものもぼちぼちあり……これは困った。

悩んだ末に出た結論は2つ。
①内容にナチュラルな紹介文を入れよう!
②最初にキャラクター紹介ページを作ろう!

①は姉が見事にやり遂げてくれました。流石です。
レッサーパンダが私のサークルを熱く語ってくれるシーンが、なんと挿絵付きであります!笑
絵師様のほんわかイラストも必見です。
ぜひ本を読んでくださいね。

②は私が担当しました。
絵師様から受け取ったイラストと語り屋さんの素材をあーだこーだして可愛い紹介ページが出来ました!

何回見ても絵師様の絵が可愛い。

作中に登場するお手紙の言葉遣いやデザイン

作中にらびっといあー(私のサークル)からのお手紙が数回登場するのですが、字面では伝わりにくい表現があるなぁとなったことがあります。

最初に手紙を入れようと内容考えた際に姉から届いた例文は、私のキャラクターたちとってはこう……丁寧すぎました 笑
他の場面のお手紙も、姉としてはしっかり崩してくれたそうなのですが、うちのキャラクターは姉の想像を遥かに超える破天荒。
キャラクター性を説明したり、その上で再度考え直してもらう等は効率的で無いなと話した結果、最終的には私が画像としてお手紙を作りました。

姉から届いた例文は「ご注文ありがとうございます。是非我々の活動を今後も広めてください」でした。

そして最終決定がの一枚がこの画像です。

この騒がしい感じがらびっといあーらしさ

まず梟という難しい漢字はわからないので平仮名です 笑
やたら多様されるエクスクラメーションマーク(!)であったり、厚かましさ、手紙を書いている以外のキャラクター達からのガヤガヤと語尾が伸びている感じ。
この辺りがあればらびっといあーが大した学のない集団だと伝わるはずです。
(あくまでも可愛さで世界征服を企むぬいぐるみ達なので……笑)

デザインもらびっといあーの手紙が大きめサイズのゴシック太字に対して、姉のキャラクターからの一筆は本文の明朝体罫線で囲んだだけのものにしました。
お互いのサークルの雰囲気の違いを演出できたかなと思います。


また次回にも続きます!
お楽しみに!!こちらの作品は2023年11月11日(土)に東京流通センターで開催される文学フリマ東京37にて姉のサークルで販売します!

あこがれれっさーくん


 


第二展示場 かー33 渡り梟の語り屋にぜひお立ち寄りください!
れっさーくん(実物)もすでに姉の元へ派遣済みですので、会場で撫でてあげてくださいね⭐️

また、らびっといあーのポストから試し読みを公開中です!
ぜひご覧くださいませ★


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?