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1.フィクションなのかノンフィクションなのか


「検査の結果、発達障害の傾向ありですね」

30代半ばで言われた、本当の自分の正体。
10代や20代の子たちのように将来を不安に思い落ち込む年代でも今更ではなく、
聞いた時はただただ、

「・・・・・・そうですか」

という間抜けな言葉しか出てこなかった。
むしろ、恐らく認知のゆがみや、何なら生意気な私に一発かましてやろうとでも思ってたかもしれない新担当医のほうが気を(?)遣ってたぐらいで。

担当医は2人目。
心理検査を行ったのはこの医師で初めて受けた心理検査。

一人目のあの野郎、何が繊細過ぎだってんだ。
思いっきり脳の関係じゃねーか。でも20代から10年以上診てくれてありがとうな。めっちゃ助かった。

そう思いつつ、
自分の生きづらさや、
こんなに人生生きづらいなら、私の血の流れた子ども産んで、
しんどい世の中で、
同じ思いさせるなんて可哀そうすぎてとんでもねーわと思ってた私は、

遺伝子レベルで未来の自分と、子を全力で守ろうとしていたんだとぼんやりと思った。

そして、しんどさの理由や、なぜここにこの病院に私はいるのかという理由が分かった私は
少しだけ安心して、少しだけ泣きそうになった。

ずっと、私は、人よりも劣っていて、這いつくばらなきゃ同列になれないと思ってきていたので。


現在病院通い約15年、現在病症:双極性障害Ⅱ型、軽度不安、検査にて発達障害傾向発覚。
20代の軽度のうつ状態、パニック障害を経て、

ここにきて自分が思ってたmy人生全部フィクションなのかもしれないと知った
暗い表現は避けられませんが、

私の人生の振り返りをなるべく面白く書いてゆきます。


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みなさまに神の手でなくとも、

自らの手、また他者からの救いの手が

多くあらんことを。

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