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林業の書類はまとめてQGISに-取り組んだら見えてきたこと-
MIERUNE Meetup mini #02 にて発表したスライドです。 林業で作成する多くの書類をQGIS上で管理しよう、ということに取り組んだら「データとして使えないエクセル」という…
【QGISを持ち歩く】スマホアプリ「QField」を使ってみる
QGISと連携できるスマホアプリQFieldの使い方を説明します。
QFieldは、QGISで作成したデータを現地でスマホを見ながら確認したり、
現地の調査データをスマホで保存しQGIS上に表示することが出来ます。
基本的な流れとしては、
QGISのプロジェクトを作成
⇒プラグイン「QFieldSync」でプロジェクトをQFieldCloudに保存
⇒QFieldで表示
という順番です。
もし林業従事者がQGISにハマったら
FOSS4G TOKAI2022のLTで発表した時のスライドです。
QGISにハマった林業従事者である私が「現場で使えるQGIS」をテーマに続けている発信活動について話しました。
林業の書類はまとめてQGISに-取り組んだら見えてきたこと-
MIERUNE Meetup mini #02 にて発表したスライドです。
林業で作成する多くの書類をQGIS上で管理しよう、ということに取り組んだら「データとして使えないエクセル」という問題が見えてきました。
各国の衛星について②【GNSS測量の勉強ノート#4】
今年取り組もうとしているGNSS測量について勉強します。
目標は「どこの森林でも誤差3m以内で周囲測量をする」ことです。
4回目の今回は「各国が運用している衛星について②」として、衛星の軌道について説明します。
前回の記事はこちら。
衛星の軌道前回、各国の衛星の種類を説明しました。
そこで今回は、それぞれの衛星がどのような軌道で地球の周りを回っているのかを説明します。
測位衛星の軌道には
各国の衛星について①【GNSS測量の勉強ノート#3】
今年取り組もうとしているGNSS測量について勉強します。
目標は「どこの森林でも誤差3m以内で周囲測量をする」ことです。
3回目の今回は「各国が運用している衛星について①」として、衛星の分類について説明します。
前回の記事はこちら。
衛星の分類1回目の記事で、どこの国が何という名前の衛星を運用しているかを説明しました。
1回目の記事ではすべての衛星の総称をGNSSと呼ぶとしていますが、対応
どうやって測量するのか?【GNSS測量の勉強ノート#2】
今年取り組もうとしているGNSS測量について勉強します。
目標は「どこの森林でも誤差3m以内で周囲測量をする」ことです。
2回目の今回は「GNSSでどうやって測量するのか?」です。
前回の記事はこちら。
1.必要な衛星の数
GNSS測量は、地球の周りをまわっている衛星から送信される電波を受信することで観測点の位置を決定します。
位置を決定するためには4つ以上の衛星が必要です。
計算上は
GNSSとは?【GNSS測量の勉強ノート#1】
今年取り組もうとしているGNSS測量について勉強します。
目標は「どこの森林でも誤差3m以内で周囲測量をする」ことです。
最初の今回はそもそも「GNSSとは何か?」です。
1.GNSSとは?GNSSとはGlobal Navigation Satellite Systemの頭文字を取ったもので、全球測位衛星システムと呼ばれます。
測位とは現在位置を測定することですので、GNSSは人工衛星を使
【QGIS】3D地図にポイントデータとラベルを浮かせて表示する方法
QGISでは地図の3D表示が可能であり、そこにデータを写すことも出来ます。
しかし、そのままの設定では地図にくっついた状態で表示されるため見づらいです。
そこで今回はデータを見やすくするために、3D地図にポイントデータとラベルを浮かせて表示する方法を説明します。
1.3D地図の表示に必要なデータ3D地図を表示するためには「高さ(標高)」を持った地図のデータが必要です。
その地図を作るために
QGISとジオグラフィカを使って、歩いた範囲の面積を求める
これまで2回にわたってQGISと登山用アプリ「ジオグラフィカ」を使用した下刈り等の進捗管理を紹介しました。
ジオグラフィカで取得した日々のトラックデータを重ねていき、作業の進捗状況を確認するというものです。
この方法で進捗を可視化することまではできました。
しかし、より具体的に数値で確認するためには面積が求められたら便利です。
そこで今回は、取得したトラックデータ(ポイントデータ)を使って
QGISと登山用アプリ「ジオグラフィカ」を使った下刈りの進捗管理(2/2)
この夏に行った下刈りの進捗管理をQGISと登山用アプリ「ジオグラフィカ」を使って行いました。
前回は「ジオグラフィカ」の基本的な使い方と、QGISでのデータの表示方法の説明をしました。
2回目の今回は、
・一緒に作業をしたメンバー(全員で3人を想定)からデータを集める
・集めたデータをQGISに表示
・データを見やすいように修正
以上の手順を説明します。
1.一緒に作業したメンバーの
QGISと登山用アプリ「ジオグラフィカ」を使った下刈りの進捗管理(1/2)
この夏に行った下刈りの進捗管理をQGISと登山用アプリ「ジオグラフィカ」を使って行いました。
下図のように日ごとに作業した位置を取得し、そのデータをどんどん重ねていきます。(背景地図は地理院タイルの標準地図を使用)
この手法により、
・メンバー間で進捗状況の共有ができる
・現状の作業効率(ha/人日)がわかり、作業完了時期を計算できる
上記のメリットを感じることが出来ました。
2回に分
【QGIS】地籍図をQGISに表示させる方法
林業に携わっていると地籍図という地図を見ることがあります。
地籍図とは法務局に保管されている地籍調査により作成された図面で、100%正確とは言えませんが、かなり参考になる図面です。
この地籍図には座標が記載されており、この座標を使うことでQGIS上に表示させることが出来ます。
1.使用する地図さすがに本物の地籍図を使うことは出来ないので、OpenStreetMapを使って地籍図風の地図を作り