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現場からは以上です。2nd

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「現場からは以上です。」マガジン内のnoteが100を超えたので、2ndマガジンを作りました。 「地域の魅力とITの力で小売はもっと面白くなる!」をモットーに働く中で感じたこと、… もっと読む
運営しているクリエイター

#コミュニティ

コミュニティと企業の関わり方

コミュニティと企業の関わり方

年明けに『仕事依頼』のページを新しく作った。

これまでプロフィールと仕事依頼を一緒にしていたのだけど、仕事を受けていないと思われることも多いので改めて『仕事を依頼していただく場合の情報』をまとめておこうと考えたからだ。

今回仕事依頼を書くにあたって、以前のフォーマットから大きく変えたのは私個人への仕事だけではなく運営するコミュニティベースの関わり方を提案するようにした点だ。

変わらず個人とし

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一緒にやったからこそ、見えてきたこと。 #EnglishChallenge

一緒にやったからこそ、見えてきたこと。 #EnglishChallenge

4月から伊佐さんと一緒にはじめた #EnglishChallengeコミュニティが 、ちょうど今月で3ヶ月経過し一旦の区切りとなりました。

きっかけは本当にたまたまで、お互い同じ時期に英語に注力していたので、せっかくならもっとたくさんの人と一緒にできないかな!?と思って立ち上げたコミュニティに、50人近くの方が参加してくださって。

もともと習慣化のために立ち上げたコミュニティでしたが、『一緒に苦

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コミュニティのミスマッチ

以前、石川善樹さんにインタビューしていたとき、『現代人の悩みは孤独・退屈・不安のどれかに収束する』という話を聞いて、深く納得したことを覚えている。

このまま結婚もせずに1人で生きていくのだろうかとか、この先何十年もこうして同じような生活を続けていくのだろうかとか、10年先も生きていけるだけのスキルが自分にあるのだろうか、とか。

そして今コミュニティが盛り上がっているのは、これらの悩みを(対処療

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“Being”なコミュニティができるまで

“Being”なコミュニティができるまで

先週金曜日は、EVERY DENIM×WIRED HOTELで開催している『WIRED合宿』の同窓会でした。

私は2回目に参加する予定だったのに、直前で体調を崩し参加できなかったWIRED合宿ですが、これまで4回の開催を通して集まった30人に会えるのが楽しみで、ワクワクしながら向かいました。

普段は初対面の人が多い場所は苦手な私でも、終電の時間を忘れるくらいずっと笑いっぱなしで楽しめたのは、そ

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コミュニティは、個の空間が保証されてはじめて成り立つ

コミュニティは、個の空間が保証されてはじめて成り立つ

日々コミュニティについて考えている中で最近気づいたのが、よく言われる『コミュニティの余白』のひとつは、個の空間としての余白なのではないかということ。

コミュニティというとつい『人をつなげなければ』『コミュニケーションを発生させなければ』と考えてしまいがちですが、コミュニケーションを強制されると人は疲れてしまいます。

だからこそあくまで個としての空間が基盤にあった上で、みんなが集まる場所へ "選

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自分で "コミュニティ"をやってみて思うこと。

自分で "コミュニティ"をやってみて思うこと。

今月頭に新しく自分のコミュニティをnoteやSlackを使ってはじめてみて、はや1ヶ月が経とうとしています。

(マガジンを購読してくださった方は、↑の記事にあるフォームからSlackの加入申請を送ってくださいね〜!)

そこで今回は、コミュニティをはじめてみて学んだことについて書いていきたいと思います。

「広げる」より「深める」ができるクローズドの環境は『言いたいことが言える』という表現をよく

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「いいコミュニティ」の作り方 #コミュニティを考える

「いいコミュニティ」の作り方 #コミュニティを考える

昨日は、佐渡島さんと一緒に代官山蔦屋さんで登壇させていただきました。

佐渡島さんと語るコミュニティ論は、これまで私なりに考えてきたことに対して『それは違うと思うんだよね』と指摘していただくことがたくさんあり、どっちが正しいかではなく、自分の思考を深めるきっかけになりました。

特になるほどと思ったのが以下の3つ。

①最強のコミュニティはアメリカ
②ジャニーズは40年も前からコミュニティを意識し

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コミュニティには、育成力がなければならない #コミュニティを考える

コミュニティには、育成力がなければならない #コミュニティを考える

この2、3年で、一気にトレンドワードとなった『コミュニティ』。

今やオンラインサロンは有名人だけの特別なものではなくなり、地域コミュニティの活性化やメディアがコミュニティを作ろうとする動きも増えてきました。

しかし、私は半年以上前に『それは、本当に「コミュニティ」で解決すべき課題だろうか?』という記事を書いたときから、基本的な考え方は変わっていません。

より正確にいえば、考え方がアップデート

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これから重要になる "バズらない力"

これから重要になる "バズらない力"

昨日、NewsPicksで佐渡島さんのコミュニティに関する記事がアップされていました。

この記事の中で特に印象的だったのが「大ヒットしないように気をつける」という話。

私自身、最近あえてバズらない力について考えていたところだったので、自分の考えている方向は間違っていないのだという確信が得られた記事でもありました。

これに関してはNewsPicks上でコメントした後に連続ツイートもしたのですが

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コミュニティの核は「教祖型」だけじゃなく「黒子型」もあるはず

コミュニティの核は「教祖型」だけじゃなく「黒子型」もあるはず

最近、アーティストのファンクラブを見ていて、「これはまさに教祖型ファンクラブの最たるものだな」と感じました。

中心にアーティストがいて、その人のライブに優先的に行ったり、特別な商品がもらえたり、ちょっとだけ距離がある「憧れ」だからこそ人が熱狂して集い、横のつながりができていく。

これが教祖型コミュニティの基本だと思います。

コミュニティには核となるものが必要なので、こうした教祖型コミュニティ

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サウナとストロングゼロから考える、これからのブームの作り方

サウナとストロングゼロから考える、これからのブームの作り方

(※今日は野球記事のときと同じようなテンションでお送りしています。あらかじめご了承ください。)

ちょっと前からごく一部では話題になっていた「#わたしのストロングゼロ」なるハッシュタグ。

ここにきて、とうとうストロングゼロ界を牛耳るダブル長谷川の談合により、「#わたしのストロングゼロ」を軸に地下ユニットとして動き出すことになったそうです。

こうして今をときめくエース編集者たちが組んで本格的にや

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コミュニティに必要なものを「同時性」の観点から整理する。

コミュニティに必要なものを「同時性」の観点から整理する。

昨晩、BOOK LAB TOKYOのオーナーイベントを開催しました。

今回はそれぞれに「2018年に読んでほしい本」をセレクトしてもらい、中身がわからないようにラッピングした上で、何の本かわからないようにプレゼンし、それを聞いて各自欲しい本を選ぶということをやってみました。

▲ほしいものを「せーの」で指差した瞬間。かなり綺麗に別れて、それぞれほしい本をゲットできたみたいでよかった!

みなさん

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「社交」の重要性が高まる時代

「社交」の重要性が高まる時代

ここ最近、ずっと「社交」の重要性を説いて回っている私。

これまで「社交界」といえばお金持ち同士で集まって、きらびやかな衣装に豪華な食事、はじけるシャンパンの泡…。そんなイメージが強かったように思います。

しかし、SNSで人がつながり、さらにサロンをはじめとした「コミュニティ」がオンラインで形成され始めたからこそ、これからは「社交」の時代ではないかと思うのです。

その理由は、先日のこんなツイー

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それは、本当に「コミュニティ」で解決すべき課題だろうか?

それは、本当に「コミュニティ」で解決すべき課題だろうか?

独立して早3ヶ月が経ち、コミュニティマネージャーとしてのご相談をいただくことが増えてきました。

お金をいただいてコミュニティを作るというのは独立してはじめたことですが、ありがたいことにどのコミュニティでものびのびとやらせていただいています。

ただ、最近あまりに「コミュニティ」というワードがブームになりすぎて、そもそもコミュニティを作ることが本当に正しいのかを検証できていないプロジェクトが多いよ

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