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現場からは以上です。2nd

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「現場からは以上です。」マガジン内のnoteが100を超えたので、2ndマガジンを作りました。 「地域の魅力とITの力で小売はもっと面白くなる!」をモットーに働く中で感じたこと、… もっと読む
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2018年2月の記事一覧

成功に必要なのは、綿密な設計よりも機動的な組織

成功に必要なのは、綿密な設計よりも機動的な組織

Twitterではギャンギャン言っていましたが、先週今年はじめの大仕事を無事に終えることができました。

手前味噌ながらステークホルダーのみなさまからお褒めの言葉をいただき、自分なりの目標も達成できたので、なんとか及第点は取れたかなとホッと胸をなでおろした週末でした。

とはいえ至らない点も多々あり、突貫だった分あらゆる人に迷惑をかけた感も否めないプロジェクトだったのでよりブラッシュアップするため

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「勘」を磨く意味

「勘」を磨く意味

普段こうして文章を書いていると論理的に見られることが多いのですが、私は昔からバリバリの直感派で、大学受験以外のテストというテストはすべて勘で乗り切ってきたタイプ。

たまたま人より読書量が多かったのと、性格がひねくれていたので「自分ならこの流れでこう出題する」「この問題はここでひっかける」というポイントの予測が得意でした。

今でもこうした直感型の思考は変わらず、人より先に問題の本質やプロジェクト

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もし私が今もう一度、就活をするならば。

TwitterのDMを解放しているのでいろんなご連絡をいただくのですが(お仕事のご依頼以外は返せていないものが大半でごめんなさい!)、そろそろ就活の時期に差しかかってきたからか、進路相談のDMをいただく機会が増えてきました。

さすがに1人1人にお返事をするのは時間的に難しいので、今回はいただいたご相談にまとめて答えるべく、「もし私が今もう一度就活をするなら」という話を書きたいと思います。

私も

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うっかりさんの、生存戦略。

うっかりさんの、生存戦略。

今のフォーマットに変えてから「新・小売概論」を購読してくださる方が急激に増えたので、たまには小売の話とは視点を変えて、マガジン購読者しか読めない記事も書いていこうかなと思います。

公に書くにはまだ思考が固まっていないこととか、オブラートに包まずに書きたいこととか(!)をゆるゆる書いていきます。

今回は私がよくいろんな人に話している、うっかりならではの生存戦略について。

これ、一緒に仕事してる

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「優位性」の誘惑と落とし穴

「優位性」の誘惑と落とし穴

一般的に、競争の少ない状態を作ることは戦略の基本だと言われています。

ピーター・ティールは、「ZERO to ONE」の中で再三「独占せよ」と主張しました。

すでに競争が激化している市場で戦うのではなく、他の要素をかけあわせたりして、オンリーワンの位置を築くこと。

企業であれ、個人であれ、「戦わずして勝つ」ということはすべての基本なのです。

しかし、戦いの少ない市場を作り上げることは、裏を

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責任とは、説明しつづけること

責任とは、説明しつづけること

「リーダーとは責任をとる者」という表現は、あらゆるところで目にします。

しかし、具体的に「責任をとる」とはどういうことなのでしょうか。

私はこれまでずっと、非難を正面から受け止めることだと思ってきました。

上のせいにも下のせいにもせず、自分の誤りのせいで起きたことだと自覚し、頭をさげることだと。

でも最近、ただ自分が悪いというだけでは不十分なのではないかと思うようになりました。

例えば、

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コミュニティに必要なものを「同時性」の観点から整理する。

コミュニティに必要なものを「同時性」の観点から整理する。

昨晩、BOOK LAB TOKYOのオーナーイベントを開催しました。

今回はそれぞれに「2018年に読んでほしい本」をセレクトしてもらい、中身がわからないようにラッピングした上で、何の本かわからないようにプレゼンし、それを聞いて各自欲しい本を選ぶということをやってみました。

▲ほしいものを「せーの」で指差した瞬間。かなり綺麗に別れて、それぞれほしい本をゲットできたみたいでよかった!

みなさん

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岡崎体育さんのファンクラブから見る「フェア」と「平等」の違い

岡崎体育さんのファンクラブから見る「フェア」と「平等」の違い

今日のnoteは、本当は別のテーマで書く予定だったのですが、岡崎体育さんのファンクラブ騒動が自分の中で最近考えていたことを象徴するものだったので、自分の理解の整理のために筆をとってみました。

まず、岡崎体育さんのファンクラブ騒動とは、「bitfan」というサービスを使った新しいファンクラブシステムが発表されたことが発端でした。

参考:ファンの熱量を可視化するサービス「bitfan」第一弾アーテ

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読む・聞く・見るはどう違うのか

読む・聞く・見るはどう違うのか

昨年頃から、動画や音声メディアの注目度が急速に上がってきました。

まもなく5G回線がはじまることで動画再生のハードルが下がり、今まで以上に生活の中に動画が溢れることが予想されます。

すでにInstagramでもフィードにせよストーリーズにせよ動画の割合が上がってきており、この傾向はしばらく続くだろうと言われています。

また、音声もGoogle Homeの発売や音声入力の精度が上がってきたこと

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