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現場からは以上です。2nd

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「現場からは以上です。」マガジン内のnoteが100を超えたので、2ndマガジンを作りました。 「地域の魅力とITの力で小売はもっと面白くなる!」をモットーに働く中で感じたこと、… もっと読む
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2017年7月の記事一覧

インスタ時代に「書く」仕事が生き残るには

インスタ時代に「書く」仕事が生き残るには

最近「新・小売概論」の記事作成の関係で、買い物に関するインタビューをする機会が増えてきました。

そんな中で感じたのが、どの年代でも一番時間を使うアプリとして「Instagram」の名前があがるということです。

これまで人になにかを伝える、表現する上で、文章は一番のツールでしたが、その常識が徐々に崩れ始めてきたように思います。

そんな気づきを通して考えたのが、これからの書き手のあり方です。

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読書とは、新しいフィルターをインストールすること

読書とは、新しいフィルターをインストールすること

先日おすすめされて読んだ「人生の勝算」。

成功する人のマインドセットはもちろん、エンタメビジネスやファンづくりについて徹底的に考え抜いてきた人ならではのコミュニティ論も、非常に勉強になった一冊でした。

そしてこの「人生の勝算」を読んだ直後に、コミュニティという観点からとても興味深いお店に出会いました。

このお店を出た後に考えたのは、「人生の勝算」に書かれていた「コミュニティ形成の5つのエッセ

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「愛」は戦略に勝る

「愛」は戦略に勝る

最近、「愛」について考える機会がたくさんありました。

そのうちのひとつは、先日最終日を迎えたDiagonal Run TokyoでのEVERY DENIMさんの試着イベント。

帰り道にふとこんなセンチメンタルなツイートをしてしまうくらい、3日ともすごく楽しかったし、改めてEVERY DENIMがたくさんの人に愛されていることをしみじみ感じたイベントでした。

会場にきてくださった方のEVERY

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私たちは、もっと「生き方」を選ぶことができる。

私たちは、もっと「生き方」を選ぶことができる。

先日話題になったSK-Ⅱの「#changedestiny」という動画。

このシリーズはどれも希望に満ち溢れていて、でてくる女性たちがとてもかっこよくて大好きなのですが、今回の動画は成功者ではなくアジア全体の「私たち」にフォーカスしたことで、より大きな共感を呼んだように思います。

女性、特に26〜32歳のアラサー世代の女性は、常に自分の選択に迷いながら生きています。

どんなに楽しい仕事をしてい

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「書き癖」は、そのままで。

「書き癖」は、そのままで。

ほぼ毎日記事を書いていると、「口癖」ならぬ「書き癖」に気づくようになります。

例えば私の場合だと「そもそも」「なのかもしれません」「とはいえ」あたりの単語は、ほぼすべての記事に入っているような気がします。

こうしたわかりやすい単語だけでなく、構文にも癖があります。

同じく私の例で言えば、まず「先日こういうことがありました」→「それって抽象化するとこういうことですよね」→「ってことはこの分野だ

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「伝える」の前にある「好きになる」という工程

「伝える」の前にある「好きになる」という工程

メディアやイベントを通して「伝える」という仕事をメインにしている私ですが、伝えるためのテクニックを身につける前に、まず「好きになる」という工程を大切にしています。

自分自身のオリジナルな感想というのは、どこを好きになったかによって生まれるものだと思うからです。

以前「その一言が、自分の色をつくる」という記事の中で、SNSのシェアをする際にも自分自身の感想を添えることの重要性を書きましたが、それ

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会社はこれからもっと 「事務所的」になっていく

会社はこれからもっと 「事務所的」になっていく

フリーランスになって早1ヶ月、いろんなお仕事のお話をいただいてパラレルに活動してみて思うのは、今後はもはや「フリーランス」という言葉自体がなくなってしまうのではないか、ということです。

私自身フリーランスではあるものの、DRTのコミュニティマネージャーというメインの仕事があった上で個人の仕事も受けており、ある意味パラレルキャリアに近い働き方をしています。

今はまだパラレルキャリアや複業というも

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メンターは、「作る」のではなく「気づく」もの

メンターは、「作る」のではなく「気づく」もの

起業や独立における「メンター」の重要性は、いたるところで語られています。

しかし「LEAN IN」でシェリル・サンドバーグも言っていた通り、その関係は自ら「メンターになってください!」と申し込むような類のものではないと思います。

気づけばそばにいてくれる。
それが理想的なメンターとの関係だと気づいたのは、私自身が理想のメンターと出会えたからです。

理想のメンターとは、利害じゃなく好意でつなが

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常に「ファーストコール」を目指す

常に「ファーストコール」を目指す

会社員時代から特に意識してきたのが「はじめに相談したい人であること」なのですが、この立場を「ファーストコール」と呼ぶと知ったのは、つい最近のこと。

過去の小池一夫さんのツイートでも、ファーストコールについてこのように言及されています。

独立した今、会社員時代以上にこの「ファーストコール」の重要性をひしひしと感じています。

それがたとえ自分が直接的に解決できない内容だったとしても、「まずこの人

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「夢」から、逃げない。

「夢」から、逃げない。

6月に個人事業主として独立してから、あっというまに1ヶ月が経ちました。

ありがたいことにお仕事のご相談や、Diagonal Run Tokyoへ遊びにきてくださる方も多く、とても充実した時間でした!

しかし振り返ってみると、そんな風に充実した時間を過ごすことによる弊害もあることを学びました。

目の前のことが楽しすぎて、自分が本来やりたいことを後回しにしてしまうことが多々あるからです。

人は

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