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現場からは以上です。2nd

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「現場からは以上です。」マガジン内のnoteが100を超えたので、2ndマガジンを作りました。 「地域の魅力とITの力で小売はもっと面白くなる!」をモットーに働く中で感じたこと、… もっと読む
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2017年5月の記事一覧

「スポンサード記事=悪」なのか?

「スポンサード記事=悪」なのか?

私たちは日々、多くの広告に触れています。

最近はわざと誤クリックを誘発するバナーや一見すると広告とはわからないような広告も増え、普通に生活しているだけでも押し寄せてくる広告の海には辟易させられるものです。

特にデジタルネイティブとも言えるミレニアル世代は、もはやSEO対策ばっちりのGoogle検索からは離脱し、巧みにスポンサード記事を見分け、それでもどうにかクリックさせようとする広告主側とのい

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1000フォロワーありがとう記念!「最所あさみに書いてほしいこと」を教えてください!

1000フォロワーありがとう記念!「最所あさみに書いてほしいこと」を教えてください!

いつも私のnoteをお読みいただきほんっとーーーーにありがとうございます。

最近いろんなところでnote読んでるよ!とお声がけいただいたり、noteの文脈で紹介していただくことも多く、小さな世界の中とはいえ、反響をいただいて嬉しいかぎりです。

記事1本1本を書いているときはかなり地味な作業なのですが、たまに外にでるとキラキラした感じで扱っていただけて嬉しいかぎりです。

さて、ここ数日の退職エ

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コミュニティとコンテンツの関係

コミュニティとコンテンツの関係

ここ最近「コミュニティ」という言葉が注目を集め、コミュニティを作りたいんだよね、という相談を受ける機会も増えてきました。

個人的にここ3年ほどコミュニティ・マネージャーの勉強をしていることもあり、コミュニティの立ち上げも様々な方法を目にしてきました。

そんな中で感じたのは、息の長いコミュニティは定期的なコンテンツ発信の場をもっているということです。

また、メディア発のコミュニティや、Twit

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"プラットフォーム"の意義

"プラットフォーム"の意義

先日、キングコングの西野さんが「オンラインサロンサービスって、なんで成立してんの?」という記事を通して、「プラットフォームの価値って何なの?」というとても本質的な疑問を投げかけていました。

ここ数年プラットフォームに携わり、ユーザーへの価値を自分なりに考え抜いてきた立場として、今の私が思う「プラットフォームの価値」について書いて見たいと思います。

サービスの初期ユーザーは「応援」を軸に集めるも

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「書く」とは、納得の記録である

「書く」とは、納得の記録である

以前書いた「美女と野獣という、ディズニーの壮大な実験」という記事が、時間をあけて昨日Newspicksの総合トップに表示されていたようで、人生初の「バズる」という体験をしました。

実はちょうどその前日に「そろそろコンフォートゾーンから抜けるためにも、否定コメントがつくような記事を書くのが私の課題です」という話をしていたばかりだったので、あまりのタイムリーさに神の存在を感じずにはいられませんでした

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【ご報告】6月から、新しい挑戦をはじめます。

【ご報告】6月から、新しい挑戦をはじめます。

突然ですが、6月から会社組織を離れて独立することにしました。

大企業からはじめたキャリアも、転職のたびに会社規模が小さくなり、とうとう「自分ひとり」という最小単位にまで行き着いてしまいました。笑

来月からは八重洲にあるコワーキングスペース「Diagonal Run Tokyo」の運営のお手伝いをさせていただきつつ、自分がやりたいことの準備を進めていこうと思っています。

今後は「小売」「コミュ

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「競合他社」はなぜ必要か

「競合他社」はなぜ必要か

ビジネスを考えるとき、避けては通れないのが競合の存在です。

「ベンチマークしているサービスは?」
「このサービスは既存の何をリプレイスするの?」

こうした質問は、ビジネスの初期段階から聞かれることでもあります。

個人的にはこの「何を競合だと思うか」にその人のセンスがでると思っていて、例えば柳井さんの「ユニクロはいずれ、グーグルと競合する」という発言はさすがだなと感じます。

参考:ユニクロ柳

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コミュニティという「生き物」に向き合い続けるということ

コミュニティという「生き物」に向き合い続けるということ

ここ数年で一気に盛り上がってきた「コミュニティ」。

私が興味を持った頃は「コミュニティ・マネージャー」という仕事の認知度は全くといっていいほどありませんでしたが、最近は肩書きに「コミュニティ・マネージャー」と入っている方も増えてきました。

コミュニティに関心をもつ企業も増え、ユーザーコミュニティの育成はこれからの大きなトレンドのように感じています。
(余談ですが、この流れは5、6年前にコンテン

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インターネットは、「好き」を伝えるためのツールだ

インターネットは、「好き」を伝えるためのツールだ

先日、NewsPicsに課金したことをきっかけに読んだ記事について、こんなツイートをしました。

すると、記事を書かれた楠木建さんから、引用RTでこんなコメントをいただきました。

このように直接感想が伝わる体験は、とても「インターネット的」だなと改めて感じました。

書き手が自分の名前を検索するエゴサーチにはいまだに賛否両論がありますが、自分が世に出したものに対する反応が知りたいというのは自然な

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いつ読むか、ということ。

いつ読むか、ということ。

3日の深夜(正確には4日に日付が変わった頃)に公開した「すべて失ってもまだ、私には「書く」ということが残されている」という記事。

普段は朝公開することが多いのですが、今回は珍しく夜に公開してみました。

それはただ休日だからというだけではなく、GW初日の深夜にこそ読んでほしかったから。

GWの初日を楽しく過ごした人には届かなくてもよくて、GW初日に夜ふかしをしている人に向けて書いたものだからで

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「いい人」であることを、思考停止の言い訳にしない。

「いい人」であることを、思考停止の言い訳にしない。

manaveeの運営が終了してから、早1ヶ月。

終了までの流れや反省点が赤裸々に記されたサービス終了についてのお知らせは、NewspicsやTwitterでも大きな話題になりました。

読めば読むほどその悔しさ、無念さ、あのときこうしていればという後悔、そしてなにより大切に育ててきた愛情が文面からも伝わり、自分もサービスに関わっている者として、ここに書かれていることを教訓にして、自分の血肉として

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「自己投資」の本質

「自己投資」の本質

今や経営者となった先輩と資金繰りや調達の話をしていたとき、ぽろっと先輩の口からでたこのセリフがとても印象的でした。

「まあ、1,000万くらいの借金なら自分で返せるしな。」

サラリーマンだったころは、いつも月末になるとお金がないと言っては安いお酒を飲みながら一緒に事業の話をしていたので、数年でここまで人は変わるのか!と衝撃を受けた一言です。

普通の感覚であれば、1,000万円の借金なんて家を

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