生物兵器へずまりゅうが、全国に新型コロナウィルスをばら撒いた認知厨という日本の病理。知的SNSQuoraを使いこなすヒントメモ28
へずまは有名ユーチューバーの撮影現場に迷惑な形で突撃する動画を配信して、有名ユーチューバーの認知を得ることで、自らも有名ユーチューバーになるというドリームを手に入れた人物である。
有名人からの認知をもらうことで、自己肯定に浸かる人というのは日本社会ではしばしば見受けられる。
このような有名人と知り合いになりたがる人を認知厨という。
具体例をあげてみよう。
①AKB48系の握手アイドルのファン
②ジャニーズの追っかけ
③お笑い芸人の世界でいうところの繋がりちゃん
などは日本でよく見受けられる現象である。
①の事例に関しては2019年年末、NGT48の山口真帆の自宅に、彼女のファンである認知厨が押しかけ社会騒動になり、NGT48は第三者委員会を結成し、大きな社会問題となった。
AKB48グループの恒例行事であったAKB48選抜総選挙は、2018年を最後にこの事件との関係により事実上休止のままである。
②の事例に関しては、ジャニーズ事務所のNEWSの元メンバー、手越祐也がコロナ外出中に、認知厨と食事に出かけていたことが発覚。
これを期に事務所を退所したのも記憶に新しい。
手越祐也 “オープンすぎる” 記者会見で、語られなかった「3つの謎」(週刊女性PRIME) - Yahoo!ニュース
③の事例ではアンジャッシュの渡部健が、妻の佐々木希がいながらも認知厨との肉体的繋がりがあったことが発覚し、現在は活動を休止している。
「今でも妻を愛しています」渡部建が独占告白 | 文春オンライン (「今でも妻を愛しています」渡部建が独占告白 | 文春オンライン)
しかしこれらと比べ物にならないほど、へずまが認知厨として起こした騒動は、歪かつ複雑な日本社会の病理を反映していると考える。
なぜこれほどまでに、認知厨へずまはコロナウィルスを日本全国に拡散させたのか?
へずまが人気ユーチューバーの認知によって、YouTubeで小商いを行っていたのは過去の消された動画からも明らかだ。
その熱気は1度目の彼の逮捕が記憶に新しい。
へずまは人気ユーチューバーであるエドに突撃動画を行い、エドの仕事のパートナー久保田クッキングに暴行を働き、告訴され逮捕。
へずまは高校時代は国体に出場するほどのレスリングの実力者で、人気ユーチューバーにつきまといを行い、数々の仕事の妨害が可能であったのもたちが悪い。
防衛手段が存在しないのだ。
この直前には、同じく人気ユーチューバーで、総合格闘技団体THE OUTSIDERの選手だったシバターにも襲撃。
まるでかつての日本社会の総会屋のように、へずま人気ユーチューバーのいる場所で迷惑行為を繰り返していった。
秘密にしていたシバターの妻と子供の動画をYouTubeに載せるという悪質な行動をしている。
これに関してはシバターも弁護士と相談中とのこと。
しかしこの騒動は更に怪奇な問題へと進展していく。
認知厨は、有名人と知り合いになって、自分も同様の有名人だと錯覚する。
その万能感で、ストーカー行為や、炎上をするのが認知厨だ。
この万能感がマックスに高まり、政治の世界にまで迂闊にも足を踏み入れたのがへずまである。
6月29日都知事選候補者であったホリエモン新党の立花孝志は、へずまの認知度の高さを選挙に利用しようと画策したのであろうか?
なんと自分の街頭演説の選挙カーにへずまを載せて演説をさせている。
コロナをまき散らす「へずまりゅう」容疑者 N国「立花孝志党首」は濃厚接触者か(デイリー新潮) - Yahoo!ニュース
この2週間後にへずまはYouTubeの別件で再逮捕され、拘留中に新型コロナウィルスの陽性が発覚したのだ。
ホリエモン新党の立花孝志もまた、ユーチューバーから認知厨を経て、国会議員になった人物であり、へずまの認知厨を利用した意味で同類である。
NHKに対し不満のある堀江貴文らの認知を得て、小商いを成功させたためである。
彼の責任も大きい。
そして更に厄介な方向へこの現象はこじれていた。
へずまはSNSで自分の居場所をは、随時全国に拡散させていた。
今度は有名ユーチューバーの認知厨として名を上げた、へずまの認知厨たちの影が登場したのだ。
彼らもまたへずまの劣化コピーとして、評価によって社会で小商いを試みたのだ。
結果として20代、30代の有象無象たちが、へずまをモーゼのように慕って、へずまが行動する全国各地に集結した。
迷惑なユーチューバーの、更に劣化コピーされたユーチューバーが激増していった。
これこそが今回のへずまによる新型コロナウィルスの全国拡散の背景である。
現在日本は新型コロナウィルスの影響で、経済は縮小の一途を辿っている。
その影響で休業、解雇が全国に広がっている。
その被害者は20代、30代の私と同じような社会的弱者である。
2020年の大卒の平均初任給はおよそ手取りで20万円。
職場が休業になった場合の最低休業補償手当は12万円。
この金額でコロナ前と同じ生活をするのは非常に厳しい情勢と言える。
有名人の認知を得ることで、生活の糧にしたいという藁にも縋る気持ちは理解できないものではない。
有名人と懇意になることは悪いことではない。
しかし当人が有名人の認知を得たとしても、現実にはそこからは何も発展したものは生まれない。
有名人の認知でもって、当人の自己実現能力が向上することはないからだ。
まさに今回の全国にばら撒かれた新型コロナウィルスは、日本の病理的な認知厨の最悪のケースと言える。
何か目的を達成するときに、最も大切なことは他人からの認知ではない。
目標を確実に成功させるための能力の確保である。
有名人と関わろうと必死のSNSユーザーの有象無象を見るたびに、私は認知厨という日本社会の病理のおぞましさを強く感じるのだ。
へずまは都知事選挙の時には、立花孝志の選挙カーで演説をした。
新型コロナウィルスの陽性反応が出たのは7月15日である。
いつから感染していたのかは誰もわからない。
私たち日本人は認知厨化した日本のSNSの利用方法を、見直す時期に来たのかもしれない。
へずまは認知厨として、全国からの認知を得て、多くの劣化コピーたちに認知をバラ撒き、新型コロナウィルスを日本にバラ撒いたモンスターと言えよう。
その感染経路の過程で、健康、経済の両面で私たちは被害者なのである。
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