ラスボスは自分だった話
noteを始めたのは後世にノウハウを残すためと書いているけど。
人生のラスボスにどう立ち向かうか、自身の生き方を総括しながら探しているというのが本当のところ。
残念ながら勝ち目は100%ない、自分らしい負け方を探しているところです。
◎ラスボスは自分
進行性の難病には勝てない。再発を繰り返しながら徐々に悪化していく。
最近、1回目の再発をした。どうやら私も例外に漏れず同じ道をたどるようです。
最後は決まっている、肺が機能しなくなる「窒息死」。なかなか嫌な死に方・・。
後半は息苦しさから思考することも難しくなるだろう、最後まで正気を保てるのか?
安楽死のドキュメンタリーでも、安楽死を望む多くの人は呼吸系の疾患のある方。それだけ苦しいということだろう。
徐々にできないことが増え、今まで築き上げたものは全て剥ぎ取られ
最後に残るのはおそらくちっぽけな「意思」だけ。
最後はこの武器だけで戦うのだから、なかなかの負け戦。
まさか人生最後の敵が自分になるとは思わなかった。
最後の相手として不足はない。さて、どうする自分!
◎教わった病との向き合い方
昔、身体障害を持つ方から教わったこと
それは「できないことよりも、できることを数えること」
今できることは7割くらい残っている、まだ大丈夫。スマホの充電残量と考えればまだまだこの体は使える。
とはいえ以前のように力も入らない。長時間立ち続けることも難しく、通勤すら負担になる体になってきている。
今回は、出勤を月に数回程度にしてもらい復職できたが、これが最後かもしれない。
◎身から出た錆
人の体の設計寿命は40歳らしい。これはクリアしているのでこの体は不良品ではない。
私は体を「精神の入れ物」として、だいぶ雑に扱ってきたのでその報いかもしれない。
私の病は免疫疾患で、簡単に言えば体が自殺しようとするのを、薬で止めているのが現状である。
つまり自分の体に愛想を尽かされてしまったのだ。
この体はよくがんばってくれたと思う。もう少しだけ私のわがままに付き合ってほしい。
◎やることは決まっている
100%勝てない負け戦、それでも逃げたくない。最後まで自分らしく生きることを諦めない。
最後に諦めたら、今までの努力が無駄になる、それは自身を否定することになる。
最後まで、お読みいただきありがとうございます。
「なまけ弁当」
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