なまけ弁当

数年前に10万人に一人の難病を発症。当初余命3ヶ月を告げられたが、運良く薬も効きもうし…

なまけ弁当

数年前に10万人に一人の難病を発症。当初余命3ヶ月を告げられたが、運良く薬も効きもうしばらくは持つかなと。もし現代医療を受けられなかったら土に還っていたこの体、今は「おまけの人生」と考えています。後世へ向け「がんばれ」ではなく「実用的な人生のノウハウ」をまとめようと思っています。

マガジン

  • コラム・時事ネタ等

    ふと思ったことで、自問自答してしまった記事を置いておきます。

  • 組織解体新書

    現場に入り込んだコンサルタントが会社の組織に対してどのように思い、どのような未来を見据えているのかをまとめてみようと思います。 愚痴も少し入りますが、できるだけ提案型の内容にしたいと思います。 ◎現場から提案する価値 複数の企業を渡り歩いてきたこともあり、個人レベルですが多くのコンサルタント経験をすることができました。 経済学者は「過去の事象」を緻密に分析しそこから傾向や法則を見つけることを得意としています。そのため未来へのアプトプットは「過去の事象からの推測」になります。 現場いる私たちは「今を感じながら未来を実視」しているため「リアルで1歩先の未来提案」ができるのではないでしょうか。 できるだけ簡単な用語で、分かりやすい説明を心掛けたいと思います。

  • わたしの生き残り戦略

    「わたしの生き残り戦略」についての記事をまとめておきます。これで何か変わるとは思いませんが、何かのきっかけになればと思います。また無料記事として残したいと思います。本当に伝えたい人は数百円も切り詰めている方だと思う、私がそうだったように。

最近の記事

チームにおけるモチベーション・フォロワー論の欠点

今回は、個人のモチベーションではなく チームにおけるモチベーション・フォロワー論の話になります。 ◎チームにおけるモチベーション・フォロワー論の致命的な欠点モチベーション・フォロワー率の高いチームなら1回や2回の失敗ならなんとかなるかもしれませんが、最終的に「プロジェクトが大失敗」または「失敗を連発」したらどうなるでしょう。 そのチームからモチベーションやフォロワーは消し飛んでしまいます。 組織のチームは何年も継続するため、このようなことは起きると思います。 一度落ちた

    • #01 AIによる経営の破壊的イノベーション

      現在の経営判断は経営者が行っていますが、将来的にAIが経営判断に関わることは必須になるでしょう。 最初はスタートアップのような小さな企業が採用し「破壊的イノベーション」のように大企業にまで浸透すると考えています。 ◎きっかけは取るに足らないと思われている企業とAIソフトからスタートアップのような小さな企業は、1つ経営判断を誤ると泡のように消えてしまいます。 メンバーは少人数で各自がリスクを負っているため各自には強い権限があり、経営者が存在しても公平な判断が求められます。

      • 「楽をして儲けたい」が格差を生む

        「楽をして儲けたい」という人が増えていることが、格差を拡大・定着させている ◎格差の要因格差は仕事の成果に対して対価が払われないことが1つの要因。 傾向として 低層の人は「仕事の成果よりも低い賃金しかもらえない」 上層の人は「仕事の成果よりも高い賃金がもらえる」 この差(搾取)によって格差が生じている。 ※ここでの成果は企業内の偏った評価ではなく、世の中に与える客観的な正しい評価 ◎「楽な仕事をして儲ける」ことの違和感楽な仕事をして儲けるということは、本来得られる対価

        • イノベーションはなぜ起こせないのか(起きていないのか)

          #06で「自分らしく生きる人(スペシャリスト)が増えることで多様性が、そしてシナジーが生まれる」 とシナジー(相乗効果)の起こし方の話をしました。 ではなぜイノベーションは起こせないのでしょうか? ◎イノベーションを起こせない理由イノベーションは中国語で「創新」と書きます。「新しい価値を創る」のがイノベーションです。(日本語訳の「技術革新」は技術用語ではなく経済用語で誤訳と言われています) 新しい価値を「付加する」のではなく「創る」、こんなことができるのは「偉人」と呼

        チームにおけるモチベーション・フォロワー論の欠点

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          10本

        記事

          #06「自分らしく生きるために必要なこと」

          #05 私たちはいつ「自分らしさ」を見失ったのか? の続きになります。 #02「濡れた暖簾のように振る舞う」の最後に話ましたが、この「自分らしさ」は第2の自身の「芯」になります。  第1の芯:「何が大切なのか(#00生きるための優先順位)」  第2の芯:「自分らしさ(他の人にはないこだわり)」  第1,2両方とも自身のメンタルを守るために必要なものですが、第2はさらに磨くことで自身の道を切り開くための武器にもなります。    「自分らしく生きる」とは「自分らしさ」を「武

          #06「自分らしく生きるために必要なこと」

          #05 私たちはいつ「自分らしさ」を見失ったのか?

          「自分らしさ」は「偽りのない自分」。「自分らしく生きる」とは「自分らしさ」を軸として自身の道を切り開いていくこと。 多くの人が一度は「自分らしさ」を見失い、または見失ったままなのではないでしょうか。 (補足:ここでの「自分らしさ」とは「欲」とは異なり「自身のこだわり」に近いものです) ◎「自分らしさ」を見つけることがなぜ難しいのか集団生活の考え方が根底にある日本の教育では、他の人と異なる振る舞いをした場合、否定・修正されてしまいます。 「自分らしさ」は他の人と異なる部

          #05 私たちはいつ「自分らしさ」を見失ったのか?

          配属ガチャ回避方法を実践した20年後の今

          20代の3年は、30代の5~6年、40代の7~8年くらいの価値があると思います。 明確な目標がある人にとって、配属ガチャで貴重な20代の数年をムダにするのは嫌だという気持ちはよくわかります。 参考になるかわかりませんが、約20年前私が実践した配属ガチャ回避方法とその結果を紹介します。 (上司ガチャの回避方法ではありませんのでご了承ください) ◎配属ガチャを受け入れるという選択肢もある◎配属ガチャを受け入れられない人への提案配属ガチャを受け入れる・受け入れられないかについ

          配属ガチャ回避方法を実践した20年後の今

          ラスボスは自分だった話

          noteを始めたのは後世にノウハウを残すためと書いているけど。 人生のラスボスにどう立ち向かうか、自身の生き方を総括しながら探しているというのが本当のところ。 残念ながら勝ち目は100%ない、自分らしい負け方を探しているところです。 ◎ラスボスは自分進行性の難病には勝てない。再発を繰り返しながら徐々に悪化していく。 最近、1回目の再発をした。どうやら私も例外に漏れず同じ道をたどるようです。 最後は決まっている、肺が機能しなくなる「窒息死」。なかなか嫌な死に方・・。

          ラスボスは自分だった話

          #04 努力という言葉が好きです。それが報われなくとも

          「あなたが努力を続けてきた結果が報われなかったとき、その結果を非難する人は必ずいる。積み上げた努力が大きいほど受けるダメージも大きくなる」 という話を#03「3人の私」の最初にしました。  報われなかった努力はムダなのでしょうか? ◎私の自問自答 結果全ての努力が報われることはない。「努力は報われないこともある」それが普通だと思うようになりました。 「#03-3/3 第3者として私を見る私」で説明した「しがらみ」のように本人の力だけではどうしようもないこともあるのです

          #04 努力という言葉が好きです。それが報われなくとも

          #03-3/3 「3人の私」その3:第3者として私を見る私~受けてしまったストレスの対処編③~

          最後に生まれたのが「第3者として私を見る私」になります。よく客観的に考えろと言われますが、考えるのが本人である以上極めて難しいのです。 「自己否定する私」を適用しても自己分析になり、「主軸が自分」になってしまうため客観性は低くなります。 ◎「第3者として私を見る私」=「客観視」の難しさ一番よいのが第三者に指摘してもらうことですが、実際これもうまくいきません。 ◎どのようにして「第3者として私を見る私」(客観性)を手に入れたのか? 「自身を他人に置き換えるのは非常に難しい

          #03-3/3 「3人の私」その3:第3者として私を見る私~受けてしまったストレスの対処編③~

          #03-2/3 「3人の私」その2:自己否定する私~受けてしまったストレスの対処編②~

          2人目の「自己否定する私」を紹介します。1人目の「自己肯定する私」と真逆になりますが、彼との付き合いは長く、自己紹介にも書いたように私は常に周囲からの情報を疑うだけでなく、自らの行動が本当に正しかったのか自己否定(自問自答)しながら生きています。 ◎自己否定という自問自答の大切さ(転職の闇からの脱出より)はじめての転職のとき、失業手当給付期限が迫ってくると若くスキルも未熟な私は 「自分がいなくても世の中は回る=自分は世の中に必要とされていない」 という強迫観念に襲われた

          #03-2/3 「3人の私」その2:自己否定する私~受けてしまったストレスの対処編②~

          #03-1/3 「3人の私」その1:自己肯定する私~受けてしまったストレスの対処編①~

          #02はストレスからの防御でしたが、では自身の失敗など「受けてしまったストレス」はどう対処すればよいのでしょうか? 私は「自己肯定する私」「自己否定する私」「第3者として私を見る私」の「3人の私」を使って対処するようにしています。 ◎「自己肯定する私」の紹介 最初に一般的なストレス対処に用いる「自己肯定する私」を紹介したいと思います。 #00の優先順位のように自身の「芯」はぶれなくとも、その都度受けるストレスに振り回されてしまうことはあるでしょう。  前向きな私はスト

          #03-1/3 「3人の私」その1:自己肯定する私~受けてしまったストレスの対処編①~

          #02「濡れた暖簾のように振る舞う」~ストレスからの防御編~

          他人の何気ない言葉は「ストレスの弾」となりあなたをズタズタに切り裂こうとするでしょう。 撃った本人は「何気なく引き金を引いた」程度の罪悪感しかない。 困ったことに、その弾を避けることは不可避で「確実にあなたを直撃する」 ◎どうすればよいのか?火縄銃の弾は「板は貫通するが、濡れた暖簾は貫通しない」という話を聞いたことがある。 ストレスの弾に対して、自身の正しさを相手に説明したり、その行動により跳ね返そうと「固い表皮(自身の正しさの盾)」を作り自身を守ろうとしても、その

          #02「濡れた暖簾のように振る舞う」~ストレスからの防御編~

          #01「旅の流儀と仕事の流儀」

          人生を振り返り、学生時代の貧乏旅が「仕事の流儀」に通じるものがあることに気づいた。 大学生の頃、野宿しながら四国・北海道を巡った。一人旅、相棒は400ccのオフロードバイク、両足をぶらぶらしてもつま先が地面にふれないほど車高は高く(足が短いのはご愛嬌)、重く、取り回しの悪いバイクだったが1日300kmの長距離を走るにはよいバイクだった。 ◎風の切り方雨に降られても走る。もちろん合羽はあるけど3時間も走れば隙間を伝わりインナーやブーツのなかまでズブ濡れ。 雲が晴れたら合羽

          #01「旅の流儀と仕事の流儀」

          #00「生きていく上での優先順位」

          「私の生き残り戦略」の話の前に、確認しなければならないことがあります。それは「生きていく上での優先順位」です。 あなたは「自分を守ること」と「会社で働くこと」にどちらを優先していますか? 本質のはなし 仕事柄、「本質」とは何なのかを考えて生きてきました。 表面に出てくる膿(課題)を拭ってもその場しのぎの対応にしかなりません、その膿の原因(本質)を見つけ取り除くのが私の仕事でした。 そんな中、なぜこの人はそのような行動をするのかという、人の本質も考えるようになりました。

          #00「生きていく上での優先順位」

          自己紹介

          はじめまして、「なまけ弁当」です。 「開発コンサルタント」として複数の企業を渡り歩き、大小多くの依頼を受け、その課題を解決し成功へ導いてきました。 ある企業で20年間解決できずにいた課題を3年あまりで解決するような仕事です。当然その課題は既存技術では解決できないため、新しい技術(特許)を創りそれが稼働するまでをサポートします。 馬車馬のように働いてきましたが、難病に掛かったことを機にいまでに得た「実用性の高いノウハウ」をまとめることにしました(読者を気持ちよくさせるための