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「楽をして儲けたい」が格差を生む

「楽をして儲けたい」という人が増えていることが、格差を拡大・定着させている


◎格差の要因

格差は仕事の成果に対して対価が払われないことが1つの要因。

傾向として
低層の人は「仕事の成果よりも低い賃金しかもらえない」
上層の人は「仕事の成果よりも高い賃金がもらえる」

この差(搾取)によって格差が生じている
※ここでの成果は企業内の偏った評価ではなく、世の中に与える客観的な正しい評価

◎「楽な仕事をして儲ける」ことの違和感

楽な仕事をして儲けるということは、本来得られる対価よりも多くもらっているということ

つまり「儲けたと感じたら」自身の仕事の価値はそれ以下と認めることになる。
逆に「損をしたと感じたら」自身の仕事の価値はそれ以上であるということになる。
それゆえ「楽をして儲ける」ことに違和感を覚えるのです。

自身の価値を上げることにならないため「楽をして儲ける」ことに対して、将来への不安や焦燥感を感じる人もいるのではないでしょうか。
 
一番よいのは「仕事の成果に対等な対価」が得られる世の中になること

◎社会での格差

《大企業ー中小企業》編

高い給与がもらえる大企業の人間が本当に優れているのか?
それは中小企業から中途で入社した人の方が大企業で活躍していることからも明らかでしょう。

会社のネームバリューだけを心のよりどころとし、他の企業に転職しても同じ給与がもらえないことを理解している彼ら、組織にとっては都合のよい存在なのです。

《役員ー平社員》編

組織では「仕事の成果が対価」ではなく「地位(役職)が対価」となっていることが格差を生んでいます。

「仕事の成果が対価」ではないため現場はやる気を失っている。
低い賃金のまま、やる気を無くした社員のモチベーションをあげろと役員から言われる「課長(マネージャー)クラス」が一番損(精神的にしんどい)かもしれません。

◎格差が加速する理由

上層の人は「仕事の成果よりも高い賃金をもらっている」ことは自身も認識しています。

当然それを手放すことはなく、むしろ世の中が「楽な仕事をして儲ける」ことを肯定(羨ましいと)しているのだから格差は加速していくのです。

◎まとめ

企業だけでなく政界なども含め
 
「自分たちが甘い蜜を吸える構造」=「楽をして儲けたい」が格差を生んでいるのです。
 
これを崩すには「仕事の成果に対等な対価」が得られる世の中にする必要があります。

◎格差を崩す方法について

私なりに格差を崩す方法を考えています(無くすのは難しいですが、崩すくらいなら・・)。

ヒントは自己紹介の「なまけ弁当」の話にあるように、「庄屋さん」という立場(役職)は必要だが「庄屋さん」本人が居なくても現場で働く人が居れば「仕事の成果」はでるということ。

詳細は別途(組織解体新書にて)、まとめたいと思います。  

◎あなたの今を変えたいなら

あなたがこの状況を脱したいとき、以下の記事が参考になればと思います。


最後まで、お読みいただきありがとうございます。

「なまけ弁当」



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