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【 noteで学ぶ ビジネスモデル 】 "クラウドファンディング "ってどんな仕組み?

= こんな人におすすめの記事です =

「 昇進はありがたいけど、育児、残業、部下の指導で、ビジネスの勉強時間がない!最近は商品も売れにくくて、ビジネスモデルを学びたいのに…。 」

これ、僕の欲求です(苦笑)。
でも、あるある、ですよね?

ですが、なかなかどこを調べたらいいか分からないし、これらの情報にたどり着けないことがしばしば。

…ということで、このnoteでは、隙間時間に学べる『 ビジネスモデルの基本のき 』を週に1つずつお届けしています。皆様のお仕事に、またチームメンバーの育成などにご活用ください。

なお、『 他にもこんなビジネスモデルがありますよ! 』というものがありましたら、ぜひコメント欄で教えてください。教えてくださった方に、1コメントにつき100円をnoteのサポート機能でプレゼント!


= 今週のビジネスモデル:クラウドファンディング =

① ビジネスモデルの名前

クラウドファンディング (Crowdfunding)

② ビジネスモデルの解説

概要
クラウドファンディングは、プロジェクト資金を一般の個人やグループから小口で集めるビジネスモデルです。従来の投資家や金融機関を介さず、プロジェクトを公開し、広く資金を募ります。多くの場合、出資者は経済的なリターンを求めるよりも、プロジェクトの実現を支援したいという動機で参加します。出資者は支援の見返りに、製品やサービスを優先的に受け取ったり、特別なリワードを受け取ることが一般的です。クラウドファンディングにはリターン型や寄付型、貸付型、株式型など様々な種類が存在しますが、いずれもプロジェクトオーナーにとっては、事前にプロジェクトの認知を広め、実質的なマーケティング効果も得られる手法です。

収益化のポイント
クラウドファンディングは、大規模な投資を必要とせずに、初期費用を低く抑えることができます。出資者からの資金調達だけでなく、成功したプロジェクトはその後の販売や配信にもつながるため、追加収益の機会を広げることができます。また、出資者と早い段階で関係を築くことができるため、ロイヤリティを高めやすく、継続的な顧客となる可能性もあります。

Who:
プロジェクトオーナーはスタートアップ企業や個人クリエイターが多く、出資者はそのプロジェクトに共感する個人。

How:
インターネット上のクラウドファンディングプラットフォームを通じて、資金提供者を募り、投資の規模を広げます。

Why:
大きな資金を持たない小規模プロジェクトでも資金調達が可能で、同時に広報効果も得られるため。

What:
出資者はリターンを求めるのではなく、プロジェクト成功への支援や製品の事前予約を目的とします。


③ このビジネスモデルを使用している、代表的な会社と活用例

Cassava Films
独立系映画制作会社として、クラウドファンディングで映画『Foreign Correspondents』の制作資金を集めた。最終的に映画が完成し、映画配給やロイヤリティで利益を得た。

Pebble Technology
2009年にKickstarterでクラウドファンディングを行い、スマートウォッチ「Pebble Watch」の製造資金を調達。目標の100倍となる1,000万ドルを集め、大成功を収めた。

Diaspora
非営利団体であるDiasporaは、プライバシー保護を重視した分散型ソーシャルネットワークの開発費用をクラウドファンディングで調達。寄付や関連商品販売でプロジェクトを支援した。


④ このビジネスモデルが使用されている代表的な業界と従来のビジネスモデル

クラウドファンディングは、特にスタートアップ企業や個人プロジェクト、クリエイティブ業界(映画、音楽、アートなど)で広く使われています。従来のビジネスモデルでは、これらの業界では主に銀行融資や大規模な投資家からの出資によって資金を集めていました。これに比べ、クラウドファンディングは、多数の個人から少額ずつの資金を調達できる点で画期的です。特に、銀行融資などでは難しい初期段階の資金調達を、広範なサポート層から実現できる点が従来モデルとの大きな違いです。


* 引用

ビジネスモデル2.0図鑑

ゼロからつくるビジネスモデル

ビジネスモデル・ナビゲーター


= あとがき =

noteをご覧いただきありがとうございます。

会社員の傍ら、上海で塗り絵本作家になりました、KENTA AOKIと申します。日本・中国を拠点に、個展をしたり、アジアやアフリカの子供たちと塗り絵イベントを行ったり、塗り絵本を出版したり、そういった作家活動を行っております。

作家活動を進める中で、美大卒でもない、若輩者の私は、“ アート ”に関して日々色々なことを学び、そのうえでアート作品を創るようにしております。というのも、“ 美大卒でもない ”というのが結構コンプレックスなんです。

ただ、そんなことを続けていく中で分かってきたのは、

「 アートを学ぶ方法って色々あって、美大の知識は勉強したらつけられるかも!? 」
「 アートって実は科学的かつ論理的で、むしろ理系向きかも!? 」
「 アートを届けるには、ビジネスの知識も必要なんだな 」

でした。

学べば学ぶほど、アーティストだけが“ アート ”を学ぶ・理解するのは非常にもったいないなと思ったのと同時に、もっともっと“ アート思考 ”を応用すると、おもしろいものやサービスが生まれるんじゃないかと思いました。

日々本を読み、実戦しながら、学んでいる僕がこれらを伝えていくことで、よりリアリティを持って、学びが共有できたら嬉しく思います。僕と同じ境遇にある方々に届き、共感頂けたら更に嬉しいです。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


頂戴いたしましたサポートは、インドネシアやタイの子供たちに塗り絵本を送るための活動資金に活用させていただきたいと思っております。 何卒よろしくお願い申し上げます。