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情シスよもやま

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情シスに関連して、仕事や、学びや、気づいたこと、TIPSなど、さまざまなことを徒然のままに書いています。
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2021年7月の記事一覧

私がシステム屋になった理由

私がシステム屋になった理由

「私らしい働き方」というお題があったので、少し書いてみます。

人の役に立ちたいと思った 職場を決めた時の判断基準はコレです。ずいぶん青臭いですが。。。そして、システムと全然関係ありませんね(笑)。自己評価がとても低かったので、自分が役に立てる場所、いるべき場所はどこだろう?と、ずっと考えていました。

 で、国語や英語が得意だったので、英語を生かした仕事なら社会の役に立てるかも!(教員とか)と思

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システム化する範囲を考える

システム化する範囲を考える

極論をいうとなんでもシステム化できます 相談に来られたらよく言っています。実際、お金と時間と環境が許せば、できないことなどほとんどないはず。

 ただ、「できる」と「やるべきか」はまったく別問題だと思います。システム化って純粋な手段でしかないので、目的を考えると、「これはシステム以外で解決策を考えた方がいいんじゃないか?」と思うものは多いです。それを指摘して、適切な方向にもっていけるようにアドバイ

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情報共有と情シス

情報共有と情シス

 先日は、労務量や改善について書きましたが、もう少し書きたくなりました。

事故や事象の共有 以前こんな記事を書きましたが、事故や事象の共有って難しいなあといつも思っています。

 弊社では現在、事故対応管理専用のバックログを作っています。緊急のやり取りなどはメールやチャットで関係者間で連携しつつ、全体像はチケットで常にわかるようにしておく、という考え方です。以前はいろいろありましたが、部課長から

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タイミングと情シス

タイミングと情シス

案件が到着した時が一番ホットな時 これはシステム屋だけの話ではないと思いますが、仕事ってタイミングや勢いってありますよね。
 新しい案件の相談について、まず来た時に大事なことは「あり」か「なし」かを考えることです。「こりゃないな」と思うような案件なら、下記でも書きましたが、即返してしまったほうがよいです。細かいやり取りを続けるほど、引き返しづらくなります。

仕事をやるタイミング また、そのときの

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プロジェクトの廃止と情シス

プロジェクトの廃止と情シス

 今週、1つのシステム構成改善に関するプロジェクトを廃止してきました。数か月くらい検討してきましたが、

・もともと予定していなかった案件
・MustではなくShould案件(情シス内部の改善案件)
・自チームの成果にならない(他チームの成果になる)
・費用対効果がいまいち(すぐ効果がでない)
・構成変更にともなうプロジェクト管理リソースが大きい
・今年は案件が多くそこまで管理リソースを割けない

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テストツール導入失敗の顛末

テストツール導入失敗の顛末

昔の失敗の顛末です。こんなこともあります。

気づいたら導入が決まってた 本当に、気づいたら決まってたんです。トップがどこかで「テストツールで工数削減!」といった記事を読んだらしく、付き合いのある代理店とやり取りして、大幅な価格交渉などもあったりして、なんというか「案件ありき」ってやつです。

 当時、BPR専門の別チームが走っていて、その活動の一環。私自身は開発から離れていたので、ノータッチでし

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