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私がシステム屋になった理由

「私らしい働き方」というお題があったので、少し書いてみます。

人の役に立ちたいと思った

 職場を決めた時の判断基準はコレです。ずいぶん青臭いですが。。。そして、システムと全然関係ありませんね(笑)。自己評価がとても低かったので、自分が役に立てる場所、いるべき場所はどこだろう?と、ずっと考えていました。

 で、国語や英語が得意だったので、英語を生かした仕事なら社会の役に立てるかも!(教員とか)と思って、大学ではそれに即した専門を選びました。

挫折と出会い

 しかしながら、入学してみると、その学科でやっていることが自分のやりたいことととにかくあっていなかったんですよね。英語も限界が見え始めて、さらに教育実習で指導の先生と激しくあわず、わかりやすいいじめやいやがらせにもあいまして、心が折れてしまいました。このころが一番将来が見えなくなっていたと思います。

 反面、よい出会いもありました。友人の紹介で、とある商社のシステム部門でデータ入力のお仕事をスポットでさせていただいたのですが、プロジェクトリーダーの方に気に入っていただいて、その方のプロジェクトで継続的に働くことになったのです。気づいたらプロジェクトの一員扱いされて、なんでもやる立場になっていました。

 そのPJでは展示会をやっていて、顧客管理用のDB構築なども行っていたのですが、システム開発やDB設計、テストについていろいろと教えていただきました。それがとても面白くて、興味を持つと社員さんたちもいろいろと教えていただいて、さらにいろいろと任せていただいて、とても楽しかったのですが、当時は「情シス」そのものには興味がなくて、総合職として今の会社に就職しました。

そしてシステム部門へ

 そして就職。今の会社では「やけに学生時代のアルバイトについて聞かれるなあ」と思っていたのですが、面接のときから、私が希望していた職種よりもシステム経験に興味をもっていたようです。SE的な仕事をしたり、インフラ的な仕事をしたり、ユーザ部門に異動して情シスへのユーザ要求を取りまとめたり、紆余曲折ありましたが、今は情シスの管理職として働いています。そのときの想いは下記に。

想いは変わらない

 今はシステムでPMやら開発管理やら経費管理やらをやっていますが、最初にあった「人の役に立ちたい」という思いは変わりません。ただ、「どうやってやりたいことを実現するか」という方法についてはずいぶん考えが変わりました。システム屋だって英語は大事なスキルであり、生かす場所はあります。それよりも根底にある「役に立ちたい」が果たせて、自分の得意なことが生かせる場所が、今の立ち位置にはあると思うのです。そういった意味では、システムでない部門に行っても、システムも含めたキャリアや知識を生かしてやりたいことができる場所はあるだろう、とも思っています。

 今になって思うと、学生時代って社会や仕事についての知識が少ないので、考える選択肢が限られているんですよね。いろいろなことを経験して、そのなかで自分に合うところ、居場所を見つけられるとよいなあと思います。

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