ぷうぷうちゃん

はじめまして。母ひとり子ふたりで暮らしています。15年に及ぶパートナーからのモラルハラ…

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はじめまして。母ひとり子ふたりで暮らしています。15年に及ぶパートナーからのモラルハラスメントと決別し今は平和な日々を送っています。現在進行形で悩んでいる人、まだ気付いていない人の参考になれば、という思いで理不尽な出来事を記事にしました。これからの自分のためにも。

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  • モラルハラスメントのリアル

    15年に及ぶパートナーからのモラハラ体験をまとめました。加害者と被害者の思考回路や、モラハラがどのように進んでいくのか、自分なりの分析を交えています。心理学の事例研究的な視点で読んでいただいてもいいと思います。もしも同じ境遇の人の生きるヒントになれば、それも幸いです。

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1 モラルハラスメントとの決別

15年に及ぶパートナーからのモラルハラスメント と決別できました。付き合ってから徐々にエスカレートしていったモラハラに気づくまで10年近くかかり、気づいた時には洗脳状態。 結婚して、2人の子どもも生まれて、人生やり直すわけにはいかない状態になってから、モラハラがどんどん酷くなったように思います。 自分がおかしい 自分が悪い 相手は正しいことを言っているのに、受け入れられない私は社会不適合者 HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)、人より傷つきやすい人格のせいで、

    • 空と雲とシャボン玉

      • 46 楽しむ姿が許せない

        バーベキュー いつものメンバーである夫の友人たちと、それぞれの彼女さんたちと遠出してバーベキューをしました。女性陣は野菜を切り、男性陣は火を起こして焼いて取り分ける係でした。バーベキューのいいところは、男性陣が中心になってくれるという所です。 夫の友人「はいもうこれ食べれるよ!」 とお皿に次々と肉や野菜を取りわけてくれました。 「お酒もありますよ。みんな飲みましょう」 「いいの?じゃあ遠慮なくー」 などと言いながら、みんなでお酒を楽しみました。男性陣は昔からの友達でしたが、そ

        • 45 ポジティブ日記④ 夫に抱く負の感情を帳消しにするために

          春に仕事に復帰できた。さんざん悩んだ結果、時短勤務をすることにした。給料は下がったが、その分、子どもと一緒にいる時間は増える。朝も夕方も時間に余裕ができるので、保育園と学童保育の2か所の送り迎えは私一人でできる。駅前の保育園には結局落ちてしまったが、幸い自宅近くにあるもう一つの保育園に決まった。娘は小学1年生。今までは保育園の先生に預けるまでずっと私と一緒だったが、今年から、校門で別れて一人で教室まで歩いていくのだ。  これからは少し大きく成長した娘と、まだまだ小さいかわいい

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        1 モラルハラスメントとの決別

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        • モラルハラスメントのリアル
          46本

        記事

          44 妻を孤独にさせる

          故郷と妻を疎遠にさせる 夫は私の故郷のすべてを毛嫌いしていたようでした。私の故郷の方言を無意識に真似した娘に対して モラ夫「あーあ、ついに言っちゃった・・・ママが方言直さへんからやな!」 と言いました。方言は病気ではありません。悲しみが襲ってきました。夫が私の方言を嫌っている証拠の一つと言えます。  他にこういうこともありました。私は「のいて(どいて)」と「のけて(どけて)」を区別せずに使います。方言かどうかもわかりません。とっさに使う言葉なので「ちょっとそこのけて」と言う

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          44 妻を孤独にさせる

          43 モラハラに気づいた日

           保育園からもらってきたパンフレットの「それはDVでは?相談ホットライン」という見出しが目に飛び込んできました。 そして中に「モラルハラスメントチェックリスト」が入っていました。保育園からは心の悩み相談室、とか育児相談室、とかいじめについて、とか様々なお便りが配られるのですが、気に留めたのは初めてでした。「モラルハラスメント…?」 なんじゃそら、と思いつつ、なんとなく中身を見てみました。可愛いイラストでモラルハラスメントについて解説してありました。 『加害者は夫である場合

          43 モラハラに気づいた日

          42 家族と一緒に過ごさない

          価値観は昭和以下 ジェンダーイクオリティって何?  土日に子どもたちの面倒を見るのはもちろん私でした。夏休みであっても、それは同じです。こどもは夏休みでも大人は普通に仕事です。私は毎日早起きをして子どもたちのお弁当を作って会社に行きました。  私が用事の時は、前もって、義母にお願いし、予定が会わなければ夫にお願いし、それでもダメなら子連れで用事に出かける、のが我が家のパターンでした。おかしいですよね。同じ親なのに私がお願いをする立場なんて。当時は、私さえ我慢すれば家庭がス

          42 家族と一緒に過ごさない

          41 矛盾した要求

          疲れるくらいなら頑張ったらダメ。頑張らないともっとダメ  このころの食事は、夫の外出が増えていたせいか、家族そろってゆっくり食べるのは日曜の夕ご飯だけになっていました。平日の夫は、急いで食事を済ませて出かけるか、深夜遅く帰ってきて一人で食べます。私が気が乗らない時は夫の分の食事は作らずに、カップラーメンを置いておきました。むしろカップラーメンの方が喜んでいたようです。  しかし日曜の夜ごはんだけは、私は張りきって作りました。張りきると嫌味を言われるので、なんでもないよという

          41 矛盾した要求

          40 幸せな日にモラハラ発動②

          息子の誕生会 毎年、息子の誕生日には食事とプレゼントとケーキを用意し、義母も呼んでお祝いをすることになっていました。もちろん段取りはすべて私がします。料理とケーキとプレゼント、そして義家族とのスケジュール調整など、です。夫に頼んでも良いのでしょうが、過去の経験から、直前になるまで何も動かないので私がしびれをきらすか、夫が不機嫌になるかのどちらかなので、最初から私が引き受けた方がうまく回ります。  そうして迎えた当日は、本当に幸せで、嬉しいね、と言いながら、子どもたちと遊んだ

          40 幸せな日にモラハラ発動②

          39 車に乗るときのルール

          私は運転免許を持っていません。都会に住んでいるので、電車はたくさんあるし、買い物や病院も近所ですべて用事を済ませることができます。だから車が無くても全く支障はありません。しかし元夫にとっては、そんなことは関係ありませんでした。ただ、車が欲しい。みんな持っているのに俺だけまだ持っていない、何度聞いたことでしょう。車を所有することが夢、というのも理解できなくはありません。しかし、我が家にとっては不必要な贅沢品にすぎませんでした。車のローンを支払うために、再び生活は苦しくなっていき

          39 車に乗るときのルール

          38 モラルハラスメントチェックリスト

          モラハラ加害者は、あらゆる手段を使って、パートナーを支配下に置こうとします。例えば、仕事を辞めさせたり、嫌味を言って自信を失わせたりして、自分に依存させるのです。そして外面がいいので、周囲に相談しても気づかれにくく、被害者自身が「自分が間違っているのかも・・・」と思うように持っていくのです。以下は私の経験と、様々な情報を組み合わせて作ったモラハラチェックリスです。当てはまる数が多いほど、モラルハラスメントの可能性が高まります。ちなみに私の場合はすべて当てはまりました。 他に

          38 モラルハラスメントチェックリスト

          37 鼻歌禁止 自由を奪う謎ルール

          娘はいろんな歌を鼻歌で歌いました。テレビコマーシャルなどで耳についた歌を歌ったり、自分でめちゃくちゃな歌を作ったり。無邪気にご機嫌に歌うところがとてもかわいいのです。私も家事に余裕のある時は、娘と一緒に歌ったりして、夕飯の後の時間は楽しく子どもたちと過ごすようにしていました。家の中が明るい雰囲気で満ちると、幸せな気持ちになれるのです。時には娘と歌を歌いながら食器を洗うこともありました。すると息子も乗ってきて、なんだがミュージカルのようでした。 鼻歌禁止その日も、いつものよう

          37 鼻歌禁止 自由を奪う謎ルール

          36 妻の仕事の足をひっぱる

          時短勤務 小学校と保育園の送り迎えのために、私は時短勤務で復帰をしました。少しでも子どもたちと一緒にいたいし、仕事をフルタイムですると、家事育児が十分にできないと考えたからです。育児休暇中の家事育児は私がすべて担っていました。復帰したからといって、不在がちな夫に子どもを任せるのは物理的時間的に難しい状態でした。だから時短勤務はとてもありがたい制度です。 1か月もするとなんとか生活のリズムができ、出勤前に10分だけ時間に余裕ができるようになりました。その時間で、コーヒーショ

          36 妻の仕事の足をひっぱる

          番外編 透明人間

          夫がいる時の私は、まるで透明人間のように外出した。 方言もダメ。 普通の声では大きすぎるからダメ。 驚いて声を出してもいけない。 つまづいたりしたら恥さらし。   夫は他人の視線を集めることを極端に嫌悪した。だから買い物中、私が具合が悪くなってもいけないし、可愛い雑貨に喜んでもいけない。夫といる時は余計なことは言わず、夫が求めるような感想を言い、自尊心を満たすのが私の役目だった。私は一日中、抑えた声で「うん、そうだね」と言うだけだ。    家族で外出すると、電車で

          番外編 透明人間

          35 幸せな日にはモラハラ発動

          もう離婚して随分経つのですが、当時、モラハラ夫に言い負かされたことや、どうしても納得できなかったことが、自分の中で消化不良になっており、今更ながら怒りのやり場に困っています。この記事を書くことで、当時の私が言えなかったこと、私が間違っているわけではないこと、を自分の中で消化するために書いています。みなさんはどう思われますか。それでも私の育児は間違っているのでしょうか。 息子の誕生会 大切な息子の1歳のお誕生日をお祝いしました。ケーキを買って、義母も呼んでみんなで夕食を囲みま

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          35 幸せな日にはモラハラ発動

          34 エスカレートの始まり~モラハラへの対抗~

          この記事は投げ銭制です。無料で最後まで読めます。いいと思ったり、わかる!と思ってくださった方は購入お願いします 夫を変えるための反撃 子どもをお風呂に入れる   毎晩、息子をお風呂に入れるのは私の役目でした。と言っても、結婚してから二人目が生まれるまでずーっとワンオペ育児なので、お風呂に限ったことではありませんでした。ただ夫は、家に不在のことが多かったので、私が担当するのが自然になっていたし、スムーズでした。だからこそ、たまに夫が自宅にいるときは、敢えて夫に頼むようにしてい

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          34 エスカレートの始まり~モラハラへの対抗~