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アーユルヴェーダと健康の条件

健康の条件

アーユルヴェーダには健康の定義が5つあります。

健康というと何を思い浮かべるでしょうか…病のない疲れない体、心の健やかさ、元気、覇気がある、食欲がある、などなど人それぞれのイメージや考えがあると思います。

アーユルヴェーダでは

①ドーシャ(ヴァータ、ピッタ、カパ)のバランスがとれている
②アグニ(消化の火)が正常(食欲が正常)
③マラ(老廃物)の生成、排泄のバランスがとれている
④組織(ダートゥ)の生成が正常
⑤意志(心)、五感、真我が至福に満ちている

この5つが健康の定義とされています。

アーユルヴェーダで言う健康とはサンスクリット語で【スッカ】とよんでいますが【幸福】と言う意味もあります。まさしく、5つめの事が全てを指しています。

そして、この5つを支えるのに重要な三本柱が皆さんご存知の【睡眠・食事・運動】です。

まずは、この三本柱を見直すと5つが整っていきます。
自分に合った睡眠の質と時間、食事の内容と時間、運動の内容と時間。

質と内容と時間もセットですね。

私は最近、身体の不具合があり以前より睡眠の時間を増やしています。
眠りが浅いので、時間そのものを長くする事でうまくいっています。
その分、食事の時間を早めたり、動けない分軽くしたり。
1つの変化により、全体が変化します。

私たちの健康の定義は常にバランスを取ろうとしていますが、常にバランスが崩れます。

それでも、私たちの身体はいつも良い方へいこうと最善を尽くしてくれています。

それを感じ取り、自分自身で調整をし続けることしかないのですね。

夏の疲れが出てくるこの時期、台風が過ぎ去るまではピッタ(火)を鎮静させ
る過ごし方をおすすめします。

オイルマッサージはもう少しの間、ココナッツオイルにしたり、油脂類を控えめにし、塩味、酸味、辛味も控えめに。苦味のある野菜や、甘味はピッタを和らげてくれます。秋の葡萄も最適です。適量であればワインも!

そして、台風が過ぎ去れば体力は増して来ます。気温が下がって来たら運動量を増やし、食欲が増し消化能力も上がって来ます。

健やかに過ごすための季節の過ごし方も、今年は私バージョンに微調整しよう。

皆さんも自分バージョン見つけてくださいね。

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