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『仕事で必要な「本当のコミュニケーション能力」はどう身につければいいのか?』※凡人PTによるただの感想

「コミュニケーション」という言葉は、多くの方が「大切なものだ」という認識をされていると思います。

しかし、人間の悩みのほとんどは人間関係であると言われるほど、難しいものでもあるのだと思います。


自分もちょっと思うところがあり。


普段、こういった類の本はあまり手を出さないのですが、試しにちょっと読んでみたら、なかなかグサグサ刺さりまして。


ご紹介したいと思うのであります。


よろしければ、お付き合いください。

ー本との出会いー

今回ご紹介する本は、改めて、こちらです。

仕事で必要な「本当のコミュニケーション能力」はどう身につければいいのか?

安達裕哉 2017 日本実業出版社

おそらく私のことを知っている人は、私がコミュニケーションで悩むタイプにはあまり見えていないんじゃないかなぁ、と思います。


たしかに追い詰められるほど悩んだり、というのはあまり経験していませんが。

日々、募るものはありました。

笑顔でやり過ごしつつも、降り積もるイライラがあったり。

思わず声や態度に出てしまっていたり。

そういうことを自覚する度、

「ちっちぇーなぁ、自分・・・・」

と思い、軽く落ち込む。

そういうことを繰り返していました。

そんな時、Twitterでフォロワーさんが紹介されているのを見かけて、なんかピンときたのです。

「このスケールの小さいストレス、少しは解消できるかな?」

あまりこういった類の本は読まない性質だったのですが、なぜかこれは即購入し、読み始めたのでした。

フォロワーさんに感謝です!

本当にありがとうございます!

では、ここから特に自分が印象に残った部分についての感想を書いていきます。

-伝わるのは、相手が聞きたい(見たい)ものだけー

いきなりズバッときます。

これは自分が聞き手になっている時を想像すると、本当によくわかりますよね・・・・。

なのに、話し手になると一所懸命に話しちゃったりするんですよね。

聞かせよう、伝えようという、エゴトーーク

これに関する文章は本当にサラッと書いてあるだけですが、これは本当に超基本だなぁ、と思いましたねぇ。

ー4つの「聞き方」-

これについてはあまりに刺さったので、思わずtweetしてしまいました

日々の会話をこれベースで思い返してみると、自分のイライラがどこに端を発しているのかがわかるような気がしました。

否定はもちろん、一方的に解決しようとして聞かれるのも、実は気持ちのいいものではないんですよね・・・・

これが偏見なのは承知の上ですが。

特にある程度の年齢に達している男性は「解決したがり」だよな、と思いました。

これは我が身を振り返っても、否定しきれません。

強く、強く、心に刻みました。

ーアドバイスのしかたー

秀逸です。

まあ、秀逸な部分を抜き出しているので、当然ですが・・・・

でも、秀逸です。

詳しい内容は書けませんが。

ギュッとまとめると。

「聞いて、聞いて、聞いて・・・・・意見は、言わない」

いやー、秀逸です。

もし読む機会があったら、楽しみにしていて下さい。

ー「代案なしの反対」について-

なるほどなぁ・・・・と思わず声が出ましたね。

私自身はもともと、「代案なしの反対」なんて、無駄以外の何物でもないと思っていました。

しかし、一概にそうとも言えないと考えさせられました。

なんとなくの違和感。

知識を持っている側の人間の、有利な立場の濫用。

「代案なしの反対」を受け容れられる度量を持つことは、自分の考えを磨くチャンスにもなり得るのかもしれないな、と感じました。

ーおわりにー

たまたま同じタイミングで、中田のあっちゃんのYouTube大学でも似たような本の話(でも別の本)の回を視聴していて。

こっちでも、「聞く」ことの大切さをすごく話されてたんですよね。

双方を合わせた自分なりの結論としては、

「コミュニケーションの要諦は敬意を持って聞くこと」

なのかな、と思いました。


そして、相手がどういう気持ちで自分に話しているかが整理できそうな感じがしています。

これはきっと、私の日々のイライラを軽減させる一助となってくれるように思います。


日々のストレスを減らしたい方。

良ければ、ご一読、如何でしょうか?


では、最後まで、ありがとうございました!

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