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五十音物語

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「あ」から「ん」までの五十音エピソードです!
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2019年10月の記事一覧

「ひ」

「ひ」

「ひたむき」

先日出会った本「心に響く小さな5つの物語」の一説から。

作家の高見順さんの話。

食道がんの手術を受けて窓を見ていると激しい風雨のなか少年が新聞配達している。その時に一篇の詩を書いた。

「なにかをおれも配達しているつもりで今日まで生きてきたのだが
人びとの心になにかを配達するのがおれの仕事なのだか
この少年のようにひたむきに
おれはなにかを配達しているのだろうか」

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「ふ」

「ふ」

「フランス映画」

ジャック・タチ監督が好きだ。

特に「プレイタイム」は最高傑作である。

1967年の映画だが今見ても近未来感もあるし
洗練されてるし シュールだしコメディタッチが冴えわたりオシャンティーな映画だ!

この映画を初めて見たのは17年前。

ぼくがADをしていた時に渋谷で「ジャック・タチ映画祭」が行われ、
その取材のときに先輩が「タチ監督の映画見たことなくて、取材できねー

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「へ」

「へ」

「変化」

に気づくには一定の距離感がないと気づけないと聞いたことがある。

例えば、大きな震災が起きたときは現場にいる人より
上空のヘリコプターのほうが気づけることが多い。

子供でも同じことが言える。
毎日一緒にいると気づけないが
年に一回会う親戚には決まって
「あらぁ〜大きくなったね~」と言われる。

そして一番気づけないのは自分のことだと思う。

いつの間にか身長が伸び、いつの間

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「ほ」

「ほ」

「本」

20代後半から本が大好きになった。
本からたくさんのことを教えてもらった。
ポジティブなこともネガティブなことも。
今日は本から感銘を受けた言葉を載せておこう。
どの本からは覚えてないのであしからず((+_+))

★★今日の気分で8選★★

①「苦節5秒」
たぶん所ジョージさんの言葉。
失敗したことはすべてネタになるから失敗してもラッキーだと思おうみたいな解釈。

②「物事は

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「ま」

「ま」

「愛娘」

先日は愛してやまない娘さまの運動会だった。

80メートル走は5人中4位!(スバラシイデスネ~)

初めてリレーの選手にも選ばれ緊張の中、最下位でバトンを受け取り、最下位で渡した!(イキテルダケでイイデスネ~)

お遊戯も宇宙一可愛く一生懸命踊っていました!(パパはダイゴウキュウデスネ~)

今年は白組が勝ち、娘の赤組は負けた。(マケルがカチデスネ〜)

勝ったチームはみん

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「み」

「み」

「水は答えを知っている」

この本は何冊も買っていろんな人にあげている。

内容は水の結晶の話である。

水に「ありがとう」という言葉を見せ、凍らせて結晶を見ると形の整ったきれいな結晶になり、「ばかやろう」という言葉を見せた水は、美しい結晶がつくられない。

クラシックなどの綺麗な音楽はきれいな結晶を作り、汚い言葉が入った音楽には結晶ができない。

本当に不思議な現象が起きる。

以前に

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「む」

「む」

「難しいことを易しく(やさしく)、
易しいことを深く、深いことを面白く。」

これは作家、井上ひさしさんの言葉。
とても分かりやすい言葉だ。

ぼくが仕事で伝える側を担当させてもらったとき社長から「伝えるときは小学生でもわかるようにね」と言われた。

そう考えていると、自分で物事をより深く理解しようとしているので専門的な言葉を使わなくても伝わると思った。

いま思うと、両親や先生、上司や先輩た

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「め」

「め」

「メメント・モリ」

ラテン語で「自分が(いつか)必ず死ぬことを忘れるな」、「死を忘るなかれ」という意味。

この言葉に出逢ったのは、ぼくが18歳の時。
下北沢のヴィレッジヴァンガードで。

『メメント・モリ』藤原新也著

その中の一説に

「ニンゲンは犬に食われるほど自由だ。」

の文字と一緒に写真が載っていた。
脳内がぶっ飛び、今まで感じたことのない感覚を今でも鮮明に覚えている。

「死

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「も」

「も」

「もう、まだ」

もう30歳

まだ30歳

「もう」と「まだ」の使い方次第で気持ちが変わる。

「もう1時間しかない!」
「まだ1時間もある!」

「もう疲れた!」
「まだまだ頑張れるね!」

・・・などなど。
どこから捉えるかで気持ちが変わってくる。

「まだ」のほうがポジティブなのかもしれない。

言葉ひとつで人生が変わっていく。
わずかな差が大きな差だ。
角度も1度狂うと10㎝先…100

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「や」

「や」

「夜行列車」

18歳の時。
青春18きっぷで一人旅をした。(日本全国のJR線の普通・快速列車の普通車自由席及びBRTならびにJR西日本宮島フェリーに自由に5日間乗り降りできるきっぷ)

2日間かけて北海道まで行き、そこで初めての夜行列車に乗った。
たぶん札幌から網走までだったと思う。
車内はガラガラだったが、たまたま近くに同じ年の学生がいた。

約6時間の列車の中で最初は けん制しながら自己

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「ゆ」

「ゆ」

「勇気」

今日は台風。
生きてれば台風級の衝撃は必ず起きる。
そんなときに勇気を与える言葉10選をお届けします!

★★★勇気の出る言葉10選★★★

①「人生はどちらかです。勇気をもって挑むか、棒にふるか。」
(ヘレン・ケラーさん)
→自分がやりたいことをやり切ったほうが良いですね(´▽`*)

②「何でも思い切ってやってみることですよ。どっちに転んだって人間、野辺の石ころ同様、骨となって一

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「よ」

「よ」

「夜明け前」

が一番暗い。

暗さは一番 明るさを引き立て
明るさは一番 暗さを引き立てる。

人生にも夜明け前のときがくる。
その時にどんな生き方をしているかで
日の目を浴びたときに見えるものが変わってくるのかも。

そして暗さは明るさには勝てない。
どんな暗闇の中でもマッチの火の光が勝ってしまう。

落ち込んだときは明るい人に逢おう(´ω`*)
お笑いを見よう(´ω`*)
太陽を浴びよう

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「ら」

「ら」

「Live」

音楽もお芝居もスポーツも絵画も運動会もやはり生で見るのが一番だ。

ジャパニーズロックのレジェンド「甲本ヒロト」様が
「Liveはその場にいるだけで完成されている」と言っていた記憶がある。
同じ空気感で過ごすことが一番大事なのかもしれない。

それは仕事も一緒だ。

同じ悩みや喜びを共有するからこそ共感できる。
以前、仏(ほとけ)の父ヒロシから言われた言葉がある。
「もし、さと君

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「り」

「り」

「リーダー」

どうもリーチマイケルです(´▽`*)

ラクビーがとても盛り上がっている。
特にキャプテンのリーチ選手がボールを持つと「リーチコール」が起きるのがとても感動する。

「人間性」「キャプテンシー」「戦う姿勢」が仲間を鼓舞し観客まで伝えてしまっている思った。
チームには必ずリーダーが「いる」というか「なる」存在がいる。

元サッカー日本代表岡田武史監督が代表チームによくする話に感銘を受

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