「ふ」
「フランス映画」
ジャック・タチ監督が好きだ。
特に「プレイタイム」は最高傑作である。
1967年の映画だが今見ても近未来感もあるし
洗練されてるし シュールだしコメディタッチが冴えわたりオシャンティーな映画だ!
この映画を初めて見たのは17年前。
ぼくがADをしていた時に渋谷で「ジャック・タチ映画祭」が行われ、
その取材のときに先輩が「タチ監督の映画見たことなくて、取材できねーだろ。お客さんと一緒に観とけ!ポンコツ優男!」と愛のある言葉を言われ、
不貞腐れながら、観たのを覚えている。
そしたら面白いのなんので予備知識なくてもいつの間にか夢中なっていた。
会場全体が何回も笑いに包まれた映画は過去にも先にもあの時だけだ。
何でもそうだが作品は後世にも残る。
時を経て、この映画で感動したり元気になったり映画監督を目指したりといろいろな影響を与え続ける。
後に知ったのだが この映画を撮るために10年の歳月と私財を投げうって作ったそうだ。
時間もお金も命も懸けた映画だと思った。
まさに太刀打ちできないお方だ。
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今日のコトバ
「覚悟の差が人生の差」
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