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デジタルトランスフォーメーション(DX)が実現できない壁と対処法

日本では、2000年より少し前から、少しずつ人々の間にITが浸透してきました。

現在では、ほとんどの人がスマートフォンを所有していて、もはやITがなければ生活できないと言っても過言ではないです。

ですが、これだけ人々のくらしの中に、ITやデジタルデバイスが浸透したとしても、企業がデジタルトランスフォーメーション(DXを)を実現するのは難しいのです。

その理由は、DXを理解していないことと、実行に移せていないことにあります。

DXは変革することが本質なので、現状維持的な思考である限り、DXは実現できません。

目の前の業務に時間を費やし、DXを実現しなきゃと思いながらも、具体的な実施計画を生み出すことができず、昨日と同じ今日を迎えます。

打開策としては、小さくても良いから、業務を見直して、デジタル技術を活用してみることです。

コツは、小さくても良いから、というところです。

IT導入によって、ついつい壮大な効果を望みがちですが、小さいトライアルを繰り返して、やがて大きな業務改善に繋がっていくというイメージを持つことが大切だと思っています。

何も業務改善だけがDXではありません。

サービスや商品を世の中に広めるために、企業や組織のプレゼンスを高めるためにも、デジタル技術は大いに活用できます。

これも、大きな期待を持たず、とりあえずやってみるというアジャイル的な思考と行動が大事です。

デジタルが苦手だったら、外部から人を入れるとか、コンサルに依頼するとか、アクションアイテムは無数にあります。

コツコツと積み上げていくことに慣れている日本人は、抜本的に、ダイナミックに変革することに慣れていないことと、石橋を叩きすぎる傾向にあるので、なかなか新しいことに挑戦するのは難しいのかも知れません。

それでも新しいことを取り入れていかないと、あらゆる業界でゲームチェンジが起きているなか、対岸の火事ではすまない事態に陥る可能性があるからです。

企業や組織に限らず、個人にも言えることかも知れないですね。


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