若手社員にデジタルトランスフォーメーション(DX)を知ってもらうためには
昨日は、大阪で開催された新社会人の合同研修にオブザーバーとして参加してきました。
約100名が参加したのですが、広い会場だったため、感染防止対策を講じたうえで、実施されました。
普段、あまり接することのない方々との交流はとても有意義で、多くの気づきをいただきました。
メインでお話された講師は、私のビジネスパートナーでして、コミュニケーションをテーマにグループワーク中心で進行していました。
プログラムを順調に消化していくなか、空いた時間に参加者の前でお話する機会をいただきました。
予定していなかったスピーチ(無茶振り?)だったのですが、そこで自分自身も関心があった質問を参加者(新社会人)に投げかけてみました。
それは、「デジタルトランスフォーメーション(DX)を知ってる方は挙手をお願いします」です。
私の問いかけに対して、反応する方は、ひとりもいませんでした😥
「え?、そうなんだぁ。」
業種の違いなのか?地域、年齢、事業規模の違いなのか?、検証はしていませんが、事実として、たまたま居合わせた新社会人100名は、誰も知らなかったという事実に驚きました。
で、簡単にDXの話、学ぶことの大切さ、今世の中で起きていることなどを話し、約15分のスピーチを終えました。
一応、「DXを推進するカギは、皆さんなんですよ!」というメッセージを投げたのですが、そもそもDXって何?って話ですよね…
う~ん、こういった若い世代にDXを伝えるにはどうしたら良いのか、どうしたら関心を持ってもらえるのか、どうしたら我が事として捉えてもらえるのか、という課題をいただいた気がしました。
その課題と現状を知ることができただけでも、出張した甲斐があったというものです。
課題に対しての解は見出だせていないのですが、これまで私が伝えてきた対象とは明らかに異なるため、違うアプローチが必要だなと思ったのです。
参加者は、非IT事業者ですし、デジタル技術に関心がないのも理解できるのですが、DXは単にIT化ではないので、正しく理解してもらって、あらゆる業界に起こり得る危機感のようなものを分かりやすく発信していく必要性があると感じました。
昨日の研修のエピソードをもうひとつ。
夕方17時に研修を終え、片付けなどをしていると、名刺交換を希望する参加者が数名いました。
特に私から促したわけではないのですが、新社会人が率先して、名刺交換を希望してきて、「あの内容についてもっと教えてください」や「当社の業界はデジタル化が遅れていて…」などの相談をしてくれました。
その行動力に感心しました。
社会人経験が長いひとでも躊躇すると思うんですよね、そういう行動って。
でも、そういった行動力があるひとは、とても優秀だなと。
このnoteやTwitterも同様に、アクションに対してリアクションがあると、嬉しいものです。
どんな権威性があるのか、どんなポジションなのか、などは関係なく、発信している以上は、フィードバックを受けたいものなのです。
(少なくとも私は)
ちょっと取り留めのない話題になってしまいましたが、若手にDXを伝える術を考えてみたいと思います。
では、また明日。
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