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大学教授への転身は、キャリアプランとしてアリかナシか

社会人から大学教授へ転身されるひともいるようですが、そもそも大学教授と呼ばれる職業はどのようなひとを指すのか、ご存知でしょうか。

教育機関や研究機関において、教育や研究面での指導的な立場を持つ職階のひとつと定義されていて、日本の中では大学院や大学・短期大学以外にも宇宙航空研究開発機構(JAXA)や大学入試センターなどにも同様の教授職があるといいます。

一般的に大学教授になるための道のりはいくつかありますが、大学教授になるためには大学を卒業して学士を取得しなければなりません。

これが教授職へのパスポートともいえる資格に相当するわけです。
ただし、学士を取得するというのはあくまでもスタートに過ぎません。

学士を取得した後に大学院に進んで、大学院の課程分類は運営により異なるけれども、期間としては合計5年にしているケースが多いのが特徴です。

この中で2年間で修士号を取得、残りの3年間で研究を経て執筆した博士論文が合格となったときに博士号を取得することができるようになります。

博士号を取得していないと大学教授になれないのか、このような疑問を持つ人も多いと思います。

中には、博士号を取得していないひとも、社会人から大学教授へのルートが存在していて、いくつかの条件を満たすことで実現します。

年齢制限などがあるのだろうか、これも気になる部分かと思われますが定年制を導入していることや、着任から最低でも5年以上勤めることが望ましいなどからも、65歳が定年の場合であれば60歳が年齢制限といった形になるのではないでしょうか。

理想としては、着任時の年齢は46歳以上50歳未満で、助教授の場合は36歳以上40歳未満が望ましいとされています。

社会人から大学教授への転身はキャリアプランとしては有望といえますが、高い専門性を持っていることや教授職として相応しい経歴があるなどの条件が存在していますので、これらを見たいしているひとの中で、年齢制限に収まっているのであれば可能です。

とはいえ、大学教授は、その分野が好きで、研究を続けたいと思っている方であれば、キャリアプランとしては、アリだと思います。

今は、大学側も社会人教授の受け入れに積極的です。

教授・准教授・専任講師・客員教授等、大学教授にも様々な種類があります。そして、大学教育も転換期を迎えています。

キャリアプランの選択肢のひとつとして、大学教授になるという道は、いかがでしょうか?



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