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【保存版】医療テック領域で注目のベンチャー企業を5社紹介します!

こんにちは!PreVenture編集です!

今回は、次世代の医療テックで代表的なベンチャー企業を5社紹介します。
医療テックは近年注目を集めている領域の一つです。医療業界にはIT化の遅れや、人材不足、働き方改革など多くの問題が存在します。

そこで、医療業界の課題を解決するために、研究開発をもとにした大学発ベンチャーや、ITベンチャーによるDXや人材プラットフォームサービスなど様々なサービスが開発されています。


医療テックについての記事です!合わせてご覧ください!



株式会社フロンティア・フィールド

▼会社概要
フロンティア・フィールド社は「医療のICTプラットフォームを創り、医療をデジタル化する」をかかげ、医療機関向けスマートフォンサービス「日病モバイル」を開発・提供しています。

医療機関では医療従事者間のコミュニケーションにはPHSや紙・FAXが利用されている現状があります。医療機関のコミュニケーションツールには、離れた場所での連絡にPHSが採用されています。PHSは電波が微弱であるという特徴から医療機関で広く利用されていましたが、2023年3月末に法人向けサービスが終了し、代わりとなるツールの導入が必要となっている状況です。

そこで、フロンティア・フィールド社は新しいツールとして医療機関専用スマートフォンサービス「日病モバイル」を提供しています。

▼事業内容

日病モバイルは医療機関専用スマートフォンで、「端末」・「回線」・「専用アプリケーション」を包括したサービスです。

・Wi-Fiを必要としない、携帯キャリア回線を利用
・セキュアなネットワーク構成
・医療機関に特化した、様々な機能およびアプリを搭載

といった特徴があり、これまでのPHSが担った役割に加えて、チャット、カメラ、ログイン管理・アドレス帳、端末管理(MDM)、緊急通報・スタットコール、電子カルテ連携といった日病モバイルならではの機能も搭載されています。

日病モバイルは、PHSの代替となるだけでなく、医療機関内の業務フローやコミュニケーションの常識を変え、医療DXに貢献します。

そんな日病モバイルは北海道から沖縄までの29都道府県・59施設で導入及び導入予定のことです。

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InnoJin株式会社

▼会社概要
InnoJin社は、「ヒトにやさしい医療を実現する」をかかげ、医療のDX化に取り組む順天堂発大学ベンチャー企業です。

Society5.0におけるヒト中心の医療の実現に向け、健康・医療・介護の分野で複数の事業を展開しています。

・ドライアイや花粉症に対するスマホアプリ型プログラム医療機器
・VR・XR技術を用いた医療機器の研究開発
・オンライン診療普及に向けたプラットフォーム
などの開発を進めているとしています。

▼事業内容
Innojin社は
・花粉症研究のためのアプリ「アレルサーチ」
・5分でドライアイチェックができるアプリ「ドライアイリズム」
・医療用抗原検査キットの検査結果を陰性証明書としてアプリに携帯できるアプリ「コロナパス」
の3つのプロダクトを提供しています。

アレルサーチ
アレスサーチは、花粉症の複合的要因を医学的に解析するための研究アプリです。これによって、それぞれの花粉症の原因が解析され、個人にパーソナライズされた花粉症対策が可能になります。

目の赤みの画像診断や花粉症に関するアンケートから、あなたの花粉症レベルを数値化しフィードバックしてくれます。また、アンケート結果をもとに自分の花粉症タイプを知ることができます。

ドライアイリズム
ドライアイリズムは、ドライアイを研究するためのアプリです。このアプリによりドライアイに関するビッグデータを収集しドライアイに関する研究を行っています。

利用者は毎日測定することで、自身の変化を知ることができます。

コロナパス
コロナパスでは、陰性証明書をダウンロードできるだけでなく、QRコードによる陰性証明書やワクチン接種履歴の表示も可能です。

アプリをダウンロードしておくだけで、各種イベントや飲食店で証明書の提示が求められた際に対応することができます。

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株式会社カケハシ

▼会社概要
カケハシ社は「日本の医療体験を、しなやかに。」をミッションにかかげ、電子薬歴システム「Musubi」をはじめ複数のサービスを提供しています。

薬局で働く薬剤師に薬歴業務状況や店舗の収益、患者さんとの関係性など薬局の現状をデータとして自動的に⾒える化したり、薬歴・在宅・教育などを効率化することで、薬局DXに貢献する医療スタートアップ企業です。

▼事業内容

カケハシ社は、薬局経営のDXに貢献するクラウドサービス「Musubi」を提供しています。Musubiは、薬剤師の業務を効率化できる電子薬歴機能だけでなく、薬歴業務分析・収益分析・患者関係性分析、LINEと連携した患者フォロー、AIによる来局予測にもとづくあたらしい「カンタン」在庫管理などの機能も搭載されており、従来の電子薬歴にとどまらず薬局経営をトータルでサポートするという特徴があります。

薬局経営には、薬の処方だけでなく、服薬期間中のフォロー、患者に選んでもらえる薬局づくりなどの患者さんとの関わりだけでなく、地域連携薬局等の改正薬機法、毎年の薬価改定、調剤報酬改定による調剤料の減少などに対応する必要があり、非常に厳しい環境にあります。

2017年に電子薬歴・服薬指導ツールとしてスタートした薬局体験アシスタント「Musubi」の市場シェアは10%を超え、全国の薬局で採用されているとのことです。

カケハシ社は他にも
薬局向けデータプラットフォーム「Musubi Insight」
患者フォローシステム「Pocket Musubi」
医薬品在庫管理・発注システム「Musubi AI在庫管理」
といった関連プロダクトも展開しています。

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株式会社CareMaker

▼会社概要

CareMakerは、「最後まで個が尊重される社会に。」をかかげ、訪問介護・介護向けスケジュールクラウド「CareMaker」を提供しています。

CareMaker社は、60%以上の国民が「自宅で療養したい」と回答している一方で、在宅死亡率という指標を見ると実情は13.0%が自宅で、75.8%が病院で最期を迎えているという 
現状を解決するべく、業務の効率化・連携・供給量の拡充などさまざまな課題に挑戦するインパクト・カンパニーです。

▼事業内容

CareMaker社が、提供する訪問介護・介護向けスケジュールクラウド「CareMaker」は訪問看護・介護の業界に特化したスケジュール調整サービスです。

訪問看護・介護のスケジュールをデバイス上で調整、入力できるだけでなく、利用者の住所情報からルート効率化ができ、希望、NGスタッフ、他サービスの計画まで考慮した上で最適なスケジュールを組むことができます。このことにより、ミスの削減や稼働率の向上、さらには急なスケジュール変更にも対応することができます。

CareMakerを利用したことで、スケジュール調整時間が13時間から1時間に減少するなどの効果も現れており、利用者からは使いやすい操作性が評価されています。

さらに、「CareMaker」は地域クラウドとしてアップデートされました。ケアマネジャー・ソーシャルワーカー・退院調整看護師・相談支援専門員とサービス提供事業者間で情報連携をはじめとした地域連携・多種職連携や顧客管理までを一気通貫で完結させることができるオールインワンシステムへと進化しています。

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株式会社メドレー

▼会社概要
メドレー社は「テクノロジーを活用して医療ヘルスケアの未来をつくる」をミッションにかかげ、医療・介護領域で人材プラットフォーム事業、医療プラットフォーム事業を軸に、大きく8つの事業を展開しています。

医療ヘルスケア領域に特化したインターネット企業として2009年に設立された同社は2019年にマザーズ市場に上場しその後も次々と事業を展開する、医療ヘルスケア領域のリーディングカンパニーです。

▼事業内容
メドレー社は医療・介護領域で人材プラットフォーム事業、医療プラットフォーム事業を軸にサービスを展開しています。

人材プラットフォーム事業では、医療介護求人サイトの「ジョブメドレー」を、医療プラットフォーム事業では日本最大級のオンライン診療システムである「CLINICSオンライン診療」や、患者のための医療情報サービス「MEDLEY」、市民のための介護情報サービス「介護のほんね」などのメディアを運営しています。

さらに、介護領域のIT活用や、周辺領域のIT活用のための新規事業開発や、官民連携、CSR活動、環境への配慮などにも取り組んでいます。

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まとめ

いかがだったでしょうか。今回は「次世代の医療テック」で注目のベンチャー企業」を5社紹介しました。

・株式会社フロンティア・フィールド
・InnoJin株式会社
・株式会社カケハシ
・株式会社CareMaker
・株式会社メドレー

今回ご紹介した企業はそれぞれの領域で注目されている企業です!ぜひご自身でも調べてみてください!

最後に。。。

弊社では、転職前にベンチャー適性がわかる診断サービス「PreVenture」も運営をしています。40問の質問に答えるだけでベンチャー企業への適性診断を無料で受けることができます。ベンチャー/スタートアップ企業で働くことに興味がありましたらぜひ参考にしてみてください!


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