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海外在住歴16年の夫婦です。留学カウンセラー資格保持。British Council …

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海外在住歴16年の夫婦です。留学カウンセラー資格保持。British Council Certified Agent。子供2人はイギリスの大学に進学したのち、ロンドンにて就職。インターナショナルスクール、海外大学・大学院進学・海外就職等についてリアルな経験をシェアします。

最近の記事

School OPEN HOUSE

親が試されている? 私たちの子供達が通ったインターナショナルスクールでは、年度の初めに先生方が保護者に対して行うOpen Houseと称する説明会がありました。先生自身の自己紹介に始まって、担当する教科の概略、生徒達の修得すべき学科内容、基本的な指導スタンス、昨年の生徒達が作成したリポートやグループワークの紹介、宿題などの有無や程度などなど、結構多岐に渡ります。 IBディプロマを履修している場合は、1年間で6教科を学びますから、6人の先生方からそれぞれ上記の説明を受けるこ

    • 子供たちが英語を覚えるまで その3

      上の子の学校生活が落ち着きつつあったので、下の子の幼稚園(Preschool)探しを始めました。 Preschool探し 下の子は、週末に日本人補習校にある乳幼児親子クラスに通っていました。日々の生活は、基本はおうちで遊び、買い物や上の子の用事で一緒にお出かけという日常でした。大好きなディズニーチャンネルのMickey Mouse ClubhouseやLittle Einsteinを観ながら英語でマネし始めたので、英語への抵抗が少なくなってきたのではと思いました。徐々に新

      • イギリスの大学のconditional offerとは?(条件付き合格)

        イギリスの大学からの合否の通知は3種類あります。 Conditional Offer(条件付き合格) Unconditional Offer(無条件合格) Unsuccessful(不合格) Conditional Offerとは 合格の通知はほとんどがConditional Offerとして来ます。 イギリスの大学にapplyするにはEntry Requirementsがあると他の記事で書きました。このEntry Requirementsを満たすためには公式な試

        • 子供たちが英語を覚えるまで その2

          大泣きの初登校が終わってからの続きです。 ESLが始まる Day 2です。学校へ行ってくれるかすごく心配でしたが、日本人がいることに安心してか渋々ですが出かけました。その日から、国語(English)や社会(Social Studies)等、英語ができないと難しい授業の時は正規のクラスを出てESL(English as a Second Language)の部屋で英語を集中的に習い始めました。たまたま同レベルの子供がいなかったので、マンツーマンでみっちり勉強させてもらいま

        School OPEN HOUSE

          世界大学ランキングの正しい見方

          みなさん、知らない大学のことを調べるとき、名前は聞いたことあるけど詳しく知らないとき、ネットで検索すると思います。そんな時に出てくるのが「タイムズ等の世界大学ランキングで何位の大学で…」だと思います。メディアが説明する時にも必ず出てきますよね。「世界のトップ50以内の大学かすごいなぁ。」と感心したり、「東大より上のランクなんだ!」と驚いたりすることは多いと思います。ですが、何がすごいのか、何が他より上なのかを正しく理解している人は少ないのではと思います。 子供達が高校生の年

          世界大学ランキングの正しい見方

          子供たちが英語を覚えるまで その1

          私たちがアメリカに異動になったのが、上の子が幼稚園年長さん、下の子が幼稚園デビュー前でした。両親が英語ペラペラなわけでもなく、英会話クラスに通った経験もなく、突然現地の学校に通うことになってしまった子供たち。どうやって英語を覚えていったのかを思い出してみました。 アメリカ引っ越し前 幼稚園年長の上の子は、アメリカではFirst Gradeとなりバッチリ義務教育が始まっている年齢です。当然学校に通わなくてはなりません。元々現地校に通う方針でしたが、念のため確認してみると、私

          子供たちが英語を覚えるまで その1

          海外駐在でのインターナショナルスクールの選び方 その2

          できる限り見学に行くべき 志望先を何校かに絞れたらできる限り見学に行くことを強くお勧めします。実際に訪れてみると、良くも悪くも学校の雰囲気が良く分かります。私たちは必ず2−3校見学しました。Admissions Office(入学課)の人が説明・案内してくれるのですが、その時の対応からもその学校での子供たちの未来の学校生活が伺えます。 在校生の雰囲気 学校の規模・立地・施設 在校生の国籍のバランス 課外活動の種類 履修できる外国語の種類(日本語があるか、継続して

          海外駐在でのインターナショナルスクールの選び方 その2

          海外駐在でのインターナショナルスクールの選び方 その1

          我が家の場合、家族はいつも一緒に暮らすものと考えていました。また勤めていた会社のリロケーションポリシーも海外アサインメントは家族帯同が当然という考え方を前提にしていたので、単身赴任の選択はありませんでした。ですから、異動があるたびにまず頭を悩ませたのは子供たちの学校選びでした。今回は、その経験を踏まえて、海外での学校選びについてお話しします。 日本人学校かインターナショナルスクールか 異動先が都会の場合は、日本人学校がある場合があります。その場合は日本人学校も選択肢に入っ

          海外駐在でのインターナショナルスクールの選び方 その1

          アメリカのお父さんは大変

          Japanバブルの最終期、言い換えればバブル崩壊直前に社会人となった私ですが、当時は日本人の超ハードワークと異常なまでの勤勉さが日本経済の原動力などと言われ、それとは対極に、欧米、特にアメリカの人達はあまり働かないと言われていました。 2000年代の半ばにアメリカに転勤となりました。幼稚園の年長さんの上の子、来年幼稚園デビュー予定だった下の子を連れて妻とともにアメリカでの生活をスタートさせました。 上の子は現地の公立小学校(Elementary School)へ転校生とし

          アメリカのお父さんは大変

          アメリカの大学でstudent athleteになる

          最近、甲子園でも活躍された花巻東高校の佐々木麟太郎さんがアメリカのStanford大学へ野球で進学する話が話題になったので、アメリカの大学でのスポーツ事情についてお話したいと思います。私たちには実際には経験がないのですが、周りの友人たちから学んだことを少しだけ。 アメリカの大学スポーツはかなりの人気で、特にフットボール、野球、バスケットボールなんかは大学が大観衆を収容できる大きなスタジアムやコートを持っていて、盛り上がりはプロスポーツ並みです。 NCAAー全米大学体育協会

          アメリカの大学でstudent athleteになる

          アメリカの大学に合格するとは…

          アメリカの大学への基本的な出願のしくみは説明しましたが、どうやったら合格するんだろうという話について。 出願先の選び方 アメリカの大学を受験する場合、日本のようにダメなら浪人して来年もう一度受けようという考えは持たない方が良いようです。高校のカウンセラーから聞いた話では、簡単に言うと浪人生は大変不利だと言う事です。もう一度applyするならその学校の平均合格点数をかなり上回る成績等が必要になるそうです。なので、どこか最低一つは合格できるように出願先は慎重に選ばないといけま

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          アメリカの大学受験の基礎知識

          基本について。 アメリカの大学について アメリカの大学は、日本と同じように公立と私立があります。また2年制も4年制もあり、女子大もあります。 有名な公立大といえばUCLA(University of California, Los Angels) 。アイビーリーグと呼ばれる8つの大学は全て私立大。 4年制大学にはUniversities(総合大学)とLiberal Arts Colleges(リベラルアーツ大学)があります。Universitiesは、いろんな分野の学部が

          アメリカの大学受験の基礎知識

          Liberal Arts Collegesとは

          Liberal Arts Colleges(リベラルアーツ大学)について説明します。 Liberal Arts Colleges(リベラルアーツ大学) リベラルアーツと言うのは人文科学、自然科学、社会科学の基礎を幅広く学ぶ科目で、一般教養みたいな感じ。最近は日本でもリベラルアーツを取り入れている大学が増えてきています。リベラルアーツを学ぶ Undergraduate(学士課程)のプログラムに重点をおいた大学がLiberal Arts Collegesです。半分以上の生徒が

          Liberal Arts Collegesとは

          イギリスの大学のコース名を解読

          イギリスへ進学と決め、次にすることは何を勉強するか、コース選びになると思います。コース名にはBAやらMScやらLLBやらHons.やらさまざまな略号がついています。これが何なのかについて説明したいと思います。

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          イギリスの大学受験の基礎知識

          イギリスの大学へ出願の基本について、学士課程をメインに説明しようと思います。 イギリスの大学 イギリスはEngland, Wales, Scotland, Northern Irelandの4つの国から成っています。このうちEngland, WalesとNorthern Irelandはそれぞれよく似た教育システムで、Scotlandだけ少し違います。 イギリスの大学は基本3年制です。大学院は1年制です。他の国より短いのです。 ただし、日本の高校でIB(国際バカロレア資

          イギリスの大学受験の基礎知識

          はじめに 補足

          私たちの子供たちが実際に通った学校、現地に見学に行った、出願した学校は次の通りです。

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          はじめに 補足

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