【コンサート・演劇鑑賞でウェルビーイングを高める】
オープニングメッセージ
自然豊かな伊豆です、
つつじ、
藤、
マーガレット、ネモフィラ
シャクヤクが咲き始め、その彩りを楽しめる季節です。
残念ながら、今日は昨晩からの雨が続いてますが
実は、今日の花は、シャクヤク(芍薬)です。
花言葉をキーワードにして、今日の生活で意識してみるのも良いですね。
「毎日10分掃除」の生活習慣を、少し拡張して「洗浄→デトックス」の日として、雨で愛犬散歩できない時間を、掃除にまわしてみるのはいかがでしょうか。考えていたことが整理されて頭の中がスッキリできることでしょう。
新年度、新たな季節が始まり、私たちは新たな一歩を踏み出します。
ウェルビーイングへの旅は、一歩一歩、息づかい一つ一つから始まります。
さあ、一緒に新たな一歩を踏み出しましょう。
なぜコンサートや演劇の鑑賞をおすすめするのか
コンサートや演劇は、私たちが自分自身や世界を理解するための窓です。
それは私たちが自分自身と他人とのつながりを感じ、共感と理解を深める手助けをします。
ウェルビーイングを高める文化的アプローチとして、昨日の「美術館・博物館訪問」と「コンサートや演劇の鑑賞」は何がどのように、違うのですか?
美術館や博物館の訪問と、コンサートや演劇の鑑賞は、
それぞれ異なる方法で私たちのウェルビーイングを高めることができます。それぞれの活動がどのように私たちの感情的な経験に影響を与えるかを
紐解いてみます。
美術館・博物館の訪問:
学習と発見:
美術館や博物館は、新しい知識を得る場所です。
展示物を通じて、私たちは歴史、文化、科学、芸術など、
さまざまな主題について学ぶことができます。
この学習プロセスは、私たちの好奇心を刺激し、
知識を深める喜びを提供します。思考と反省:
美術館や博物館の展示は、私たちに深い思考と反省の機会を提供します。芸術作品や歴史的な展示物は、私たちが自己や世界について考える
新たな視点を提供します。これは、自己理解と自己成長を促進します。感情的な経験:
「感情的」というと、ヒステリックな表現という印象を持つ方もいるかもしれませんが、美術館・博物館の訪問ではヒステリックを体験するために行くものでは決してございません笑
※※※「感情的」というワードに思うこと※※※
個々のワードセンスの違いもあるかとは思いますが、
少し頭の中に入れておくと理解がスムースにできることが
ここに内包されているので、簡単にお伝えできればと思います。
突然ですが、「感情的な人」どのような印象を持ちますか?
「感情的」という言葉に対する日本人と欧米人のイメージの違いは、
文化的な背景、社会的な価値観、そして言葉の意味合いの違いによるものです。
1. 文化的な背景:
日本:
日本の社会では、
空気を読み、
ノンバーバルコミュニケーションが大切で、
内向的でありながら、
共感力が求められ、
義理人情・和を尊ばれ、
遠慮がちに自己主張を控えめにし、
感情を抑制し、
「ありがとう」より「すみません」を頻繁につかうことで衝突を回避し、他人が自分に対してどのような印象を持ち、見られているかが気になり、端的に言うと恥の意識を持ち、とにかく、迷惑をかけない、
和を乱さないように、
または他人を不快にさせないようにすることを大切にしている。
したがって、「感情的」は、自己制御が不十分であると見なされることがあるようです。欧米:
一方、欧米の文化では、感情の表現は一般的に受け入れられています。
率直なコミュニケーションをする傾向、
個人主義で、自己表現を積極的に行い、
意見の相違をディベートで行い異文化を楽しみ、
それぞれの感情をオープンに表現し、共有しあい、
自己肯定感が強く、
感情を通じて人とつながり、
自分の感情を理解し、それを通じて自己啓発を図り
自分の感情をチカラにかえるエンパワーメントをいかにすることが大切、
それが音楽・芸術・文学などさまざまな形で感情表現が文化となっています。
もちろん、個々の違いもありますので、一般的なトレンド・傾向であり
全ての方がこの特徴をもつわけではありません。
ただ、いえることは、「感情的」は印象にすぎず、必ずしもネガティブなことではない、ということです。
自己主張や感情の表現は、個々のアイデンティティや自由を象徴し、
エモーショナル(感情的)であることは、自己の感情に誠実であると見なされます。
大切なのは、自分自身の感情を理解し、
適切にコントロールすることです。
そのコントロールのためにもウェルビーイングの概念を持ち、
自分のコンディションを整えることが大切なのです。
さらに分析をすすめましょう。
2. 社会的な価値観:
日本:
日本では、非言語的なコミュニケーションが重要視されます。
例えば、日本人は、内心怒っていても笑顔を保ち、
和を乱さないよう心がけることがあります。
このような行動は、「感情的」ではなく、「無感情」または「無表情」で
時として、「日本人は何を考えているかわからない」と
誤解されることがあります。欧米:
欧米では、言葉による直接的なコミュニケーションが重視されます。
「言わないとわからない」「伝える側が思っていることではなく、相手に伝わったことがコミュニケーションできたこと」感情を率直に表現することは、誠実さや透明性を示すと考えられます。
3. 言葉の意味合い:
日本:
「感情的」という言葉は、日本語ではしばしばネガティブな意味合いで使われます。「感情的な障壁がある」「理性を失って感情をむきだしにする」感情に流されやすい、冷静さを欠く、理性的な判断があとまわしといった意味で使われることが多いです。本来は、文脈や状況における解釈であり、すべての状況で「感情的」がネガティブな意味をもつわけではないのに、我々の日本語習得プロセスとマスコミにおけるワードセレクトの傾向によって、本来とは異なるニュアンスを持ってしまう傾向があるようです。欧米:
一方、「エモーショナル」という言葉は、英語ではポジティブな意味合いも含みます。
英語だけではなく、ドイツ語もフランス語も
感情豊かである、感情に対して誠実である、といった意味で使われます。
これらの言葉は、「感情的」に近い意味を持つものの、
それぞれの言語や文化によって、感情の表現や感じ方には微妙な違いがあります。
したがって、完全に同じ意味を持つ言葉を見つけるのは難しいかもしれません。
以上のように、文化的な背景、社会的な価値観、そして言葉の意味合いの違いが、「感情的」という言葉に対する日本人と欧米人のイメージの違いを生み出しています。それぞれの視点を理解し、尊重することが大切です。
~ご参考~
(1) 日本人の顔の表情が誤解の原因?!
(2) "感情"に訴えかける「エモーション広告」
~海外ユーザーに響くクリエイティブ~
https://www.infocubic.co.jp/blog/archives/9903/
(3) ユーザーの感情に響くエモーショナルデザインとは?
https://blog.btrax.com/jp/emotional-design/
(4) 【海外から見た日本】外国人が思う「日本人のイメージ」は来日して変わったのか?
https://livejapan.com/ja/in-tokyo/in-pref-tokyo/in-tokyo_train_station/article-a0003037/
(5) 日本人の基本6感情の表情は「エクマン理論」に従うか?
https://academist-cf.com/journal/?p=10185
(6) 世界のリーダーが注目する「エモーショナルインテリジェンス」
https://net.keizaikai.co.jp/42202
💦💦💦すっかり、「感情的」というワードに引っ張られて
ズレてしまいました。話題を今日のテーマに戻します🙇🙇🙇
美術館や博物館の訪問は、感情的な経験を提供します。
美しい芸術作品や感動的な展示物は、私たちに喜び、驚き、感動などの感情を引き出すことができます。
これらの感情的な経験は、私たちのウェルビーイングを高めます。
コンサート・演劇の鑑賞:
共有体験:
コンサートや演劇は、他の観客と共有する体験です。
音楽や演劇は、私たちを一つに結びつけ、共感やつながりの感情を生み出します。この共有体験は、私たちの社会的なウェルビーイングを高めます。感情的な共鳴:
音楽や演劇は、強力な感情的な反応を引き出すことができます。
演奏や演技は、私たちの喜び、悲しみ、恐怖、驚きなどの感情を引き出し、感情的な共鳴を生み出します。
この感情的な共鳴は、私たちの感情的なウェルビーイングを高めます。創造性と想像力:
コンサートや演劇は、私たちの創造性と想像力を刺激します。
音楽や物語は、私たちが新たな視点を探求し、異なる経験や視点を想像する機会を提供します。この創造的なプロセスは、私たちの精神的なウェルビーイングを高めます。
以上のように、美術館・博物館の訪問とコンサート・演劇の鑑賞は、
それぞれ異なる方法で私たちのウェルビーイングを高めます。
どちらの活動も、私たちの学習、反省、感情的な経験、共有体験、感情的な共鳴、創造性と想像力を刺激し、私たちのウェルビーイングを高めることができます。
これらの活動を組み合わせることで、
より広範で豊かなウェルビーイングの体験を得ることができます。
それぞれの活動が提供する独自の利点を理解できればと思いますが、
一方で、ココロの赴くままに、美術館・博物館・コンサート・演劇鑑賞に行くだけでも良いと思います。大切なことは、日常に”文化的な刺激”を
うけることで自分自身のウェルビーイングを高めるための最善の方法を選択することが重要です。
感情的メリット
コンサートや演劇に訪れることで、私たちは新たな視点を得て、
自己理解を深めることができます。
それは私たちが自分自身と他人とのつながりを感じ、
共感と理解を深める手助けをします。
機能的メリット
コンサートや演劇は、新たな知識を学び、創造性を刺激し、
社会的つながりを深める機会を提供します。
これらはすべて、ウェルビーイングを高める重要な要素です。
障壁
時間や資源の制約、またはコンサートや演劇へのアクセスの困難さが、
訪問を阻む可能性があります。
私は、コロナ以降、移住したこともあいまって、
基本はデジタル体験、たまに上京したときに、時間を見つけて
エンタメチャージ(補給)をいかにするのかが、喫緊の課題です笑
克服方法
地元のコンサートや演劇の開催時間を確認したり、
出張・旅行中に時間を見つけて訪問したり、
オンラインのリソースを活用したりすることで、
これらの障壁を克服することができます。
映画の引用
「音楽は、言葉では表現できないものを語り、形にできないものを描く」
この引用は、私たちが自分自身の人生をコントロールし、
自分自身のウェルビーイングを高める能力を持っていることを思い出させます。
活動に関連する研究・文献・関連URL
ウォーキング、酸素カプセル、そしてコンサートや演劇の鑑賞は、
ウェルビーイング(心身の健康と幸福感)に寄与すると考えられています。
以下に、それぞれの活動がウェルビーイングにどのように貢献するか、
そしてそのエビデンスを示す研究論文、文献、関連URLをまとめてみました。
ウォーキング:
ウォーキングは心肺機能を改善し、筋力を増強し、体重を管理するのに役立ちます。
また、ウォーキングはストレスを軽減し、気分を高揚させ、睡眠の質を改善することが示されています。
酸素カプセル:
酸素カプセルは身体の酸素供給を増加させ、筋肉の回復を促進し、
エネルギーレベルを高めるのに役立ちます。
また、ストレスと疲労を軽減し、全体的なウェルビーイングを向上させることが示されています。
コンサートや演劇の鑑賞:
2021年にイギリスで行われた研究では、
ウェルビーイングに文化芸術鑑賞・活動がどのような影響を与えるかを調査しています。
その結果、ライブアート(音楽の生演奏、ダンスや演劇、ミュージカル、オペラ、バレエなど)に触れることは、
精神的な幸福や人生の満足度、人生における意味など、ウェルビーイングのあらゆる側面と正の相関があることが分かった。日本の文化庁地域文化創生本部が実施した「文化に関する世論調査−ウェルビーイングと文化芸術活動の関連−」によれば、
ウェルビーイングの測定項目の1つ「ユーダイモニア」(人生の意義・社会とのつながり)において、
文化芸術鑑賞、あるいは文化芸術活動との関連が見られています。
これらの活動を組み合わせることで、
身体的、精神的、そして感情的なウェルビーイングを全面的に向上させることができます。
これらの活動を日常生活に組み込むことで、より健康的で充実した生活を送ることができるでしょう。
~ご参考~
(1) 【ウェルビーイングへの三位一体のアプローチ】
カウンセリング
https://note.com/premier12/n/na54befd51276
(2) 生の演劇を見るとウェルビーイングに?
ウェルビーイングとライブアートの相関性が研究で明らかに
https://engeki-audience.com/article/detail/11461/
(3) 文化に関する世論調査の結果について | 文化庁. https://www.bunka.go.jp/tokei_hakusho_shuppan/tokeichosa/bunka_yoronchosa.html
(4) ウォーキングと酸素カプセルに”良質な”睡眠をプラス!
三位一体のウェルビーイングライフ
https://note.com/premier12/n/nebb16e66af10
(5) 【ウェルビーイングを高める三位一体のライフスタイル】
スポーツイベントの観戦
https://note.com/premier12/n/n1a55c01db99e
(6) 【ウェルビーイングを高める三位一体のライフスタイル】趣味の時間
https://note.com/premier12/n/n54a79f55c9cc
(7) 【ウェルビーイングを高める!】チームスポーツへの参加を始めよう!
https://note.com/premier12/n/n83a279f70528
(8) 【ダンスでウェルビーイングを高める!】三位一体のライフスタイル
https://note.com/premier12/n/n4f15ba9625a1
(9) ”ダンスで踊る健康”:ウォーキングと酸素カプセルを超えて
https://note.com/premier12/n/na5dfe25205dc
(10) 21世紀の「健康」を支えるのはアートだ!
https://artnewsjapan.com/article/1272
(11) 「with コロナ」の時代における芸術文化の「ウェルビーイング」
https://www.artscouncil-tokyo.jp/ja/library/column-interview/category/the-future-of-arts-culture-driven-well-being/
(12) 演劇体験が社会的能力に及ぼす促進効果の実験的検討 - J-STAGE.
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcss/advpub/0/advpub_2020.045/_pdf/-char/ja
(13) 芸術表現の創造と鑑賞,およびその学びの支援 - J-STAGE. https://www.jstage.jst.go.jp/article/arepj/59/0/59_144/_pdf
クロージングメッセージ
新たな一歩を踏み出し、ウェルビーイングの旅を始めましょう。
ウォーキング、酸素カプセル、そしてコンサート・演劇鑑賞。
これら三つの要素が一体となり、私たちのウェルビーイングを高めるための道筋を示します。
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