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本紹介

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幼少期から読書大好きな私の、本紹介
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坂口恭平「生きのびるための事務」を読んで

坂口恭平「生きのびるための事務」を読んで

こんにちは。会社員として生きることを完全に諦めた私です。

最近は、「会社員として生きることは無理そう。だけどどうしたらいいかわからない」という悩みを抱えていました。
そこで見つけたのが坂口恭平さんの「生きのびるための事務」です。

この本は、人生において「事務」が重要であることを、主人公と「ジム」というイマジナリーフレンドが漫画形式で教えてくれます。
「事務」というのは、頭の中で描いている「こう

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2021年読んで良かった本

2021年読んで良かった本

2021年も残すところあと二日になった。今年は学生の頃と比べ読書に割ける時間が減ったように感じたが、60冊は読むことが出来た。
その60冊の中から、特に「これは良かったな」と思う本を個人的な感想とともに抜粋しようと思う。
気になる書籍があれば、この年末年始の機会にぜひ手に取ってみて欲しい。

文学① 
松田青子さん 「おばちゃんたちのいるところ」【感想】
まず、「帯には怪談17連発!」とあるが、怖

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読書好きが一番ワクワクする瞬間

読書好きが一番ワクワクする瞬間

こんにちは。
読書が大好きなたぬきです。

読書好きにとって最もワクワクする瞬間、それは読みたい本が現れたときではないでしょうか。
読書家あるあるの積読も読みたい本が溢れた結果でしょう。

先日ある本を読み、積読がものすごく増えてしまいました。
千年の読書という本です。

この本は書店員である著者が、本棚1つ分(約200冊)の本をジャンルごとに紹介したものです。
目次は以下の通りです。

ジャンル

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20代で転職を3回経験した私の転職指南書

20代で転職を3回経験した私の転職指南書

私は、25歳にしてエンジニア→エンジニア→小売店勤務→カフェ勤務と、転職を3回しました。
今回はガチの転職指南書1冊と、読んでて楽しかったちょい転職指南書2冊を紹介します。

この場では転職自体の是非については言及しません。
なんかちょっと転職考えてるぐらいの人が、重い腰を上げて仕事について考えるきっかけになればと思います。

ちょい指南書①ひらいめぐみ「転職ばっかりうまくなる」

ノンフィクショ

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「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」を読んで

「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」を読んで

三宅香帆さんの「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」を読んだ。
1日で読んだ、面白すぎて。

内容はタイトルが主題になっているのだが、この本を書くきっかけになったのが映画「花束みたいな恋をした」であり、作中に何度も登場する。
「花束みたいな恋をした」の主人公麦が仕事で疲れて、以前は読んでいた本が読めずパズドラしか出来ないみたいな話から着想を得たらしい。

結論として「なぜ働いていると本が読めなく

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佐藤友美「書く仕事がしたい」 を読んで

佐藤友美「書く仕事がしたい」 を読んで

私がnoteに感想を書いている本は、ちょっとこれほんとにいいよ〜!と思った本です。

ちなみにこの本はまだ8割しか読んでないのですが、それでも書きたい。

この本を読んだきっかけは、「あなたにこの本を読んで欲しい」と本を送ってもらったから。

たまに、書くことを仕事にすることを勧めてくれる人がいて嬉しいです。

この本は、文章術の本ではなく、書く仕事そのもの(主にライター)について言及されています

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