【2019年5月23日】働くことの意味とは

働くってどんなこと?

とある中堅商社の管理部門に勤めている私ぽんぽこは、以前記事に書いた通り知人の紹介で入社した現在の会社で3社目となる。
名実共にジョブホッパーな私だが年収もだってあがっているし、平日の仕事の充実から土日は以前よりももっと楽しめるようになった。
特に金曜夜のビールはたまらなく美味しい。

しかし、年収があがるということは仕事が重くなるということだ。
残業だって増えるし、責任だって以前以上に負わなくてはならない。

「来週までに社内の○階と○階のキャビネットや机の中に、どんな書類がどのくらい入っているのか資料を用意するように」
会社の偉い人たちがなんちゃら委員会で決めたことを実現するため足がかりのためになるこの業務は、確かに必要だしその意味もわかる。
だから、何千何百と有る書類の山達に挑まなくてはならないという多少理不尽な状況でも受け入れることができた。
例えその業務が2人でやらなくてはならなくても。

初日に4時間残業して大体片付けて、二日目に当たる今日は2時間程度の残業で済んだ。
正直残業は辛い。
早く帰りたいとしか思えないし、早く帰りたいとしか思えない。
幸いにも当社は残業代が支給されるので、働いた分お給料が増えるのが唯一の救いだ。

大体残業する日は、定時後の数分に主任とコンビニへ走り込んで甘い飲み物を買うことになっている。
例に漏れず今日も近くのセブンで私は低糖コーヒーを、主任はコーヒー飲料とお菓子を買って会社へ戻った。

その帰り道に「何のために働くんですかねー」とふと私は呟いてしまった。
永遠と続く書類を見続けることに疲れてしまったのだ。
すると主任から「そんなこと考えたらうちでは働けななるよー」という溜息まじりの返事が帰ってきた。

そこから残業の話になり、彼は月に平均して80~100時の残業をしているということがわかった。
自分は甘いなーと思いつつも、決してそうなりたいとは思えなかった。
家に帰って寝るだけの生活。
土曜日に会社へ来ることだって月に何度か有ると言う。
「働くとは何か」
確かにそんなことばかり考えるのは確かに良くないけれど、どんなライフスタイルに落ち着かせたいのかは意識して生活しないと自分が自分でなくなってしまう。
趣味もなくただ死んだように眠って朝になったら息を吹き返して会社に行くだけの生活はしたくない。

活き活き働くことって難しい。
嫌なことは見たくないし、辛いことからは逃げたくなる。
そう口に出せるだけまだ自分は恵まれているのかもしれない。

今私が働くことの意味。
「生活を維持し、継続させること」
この目的は果たせている。
以下に付加価値をつけるのか。
自分の好きなことで私が働くことの意味を実現できたら幸せなのだろうか。
きっとその時も何かしらで悩んでるんだろうなぁ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?