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とにかくQOLを向上したい人の泉屋のピカタ

あいども 釧路の妖精といえばぽなちゃんだ。



私の地元は釧路で、そして釧路には泉屋っていう神がかった洋食屋があるってことは、ヘヴィなとにQ読者(初めて略したけど)なら当たり前に知ってるね。


この度、泉屋のピカタを完全再現したことをここに報告する。



まだ泉屋のピカタを食べたことがない頃、想像で作ったピカタ。
やっぱり想像のピカタでしかなかった。
これはただのナポリタンの卵包み


今年の夏に帰省した時、初めて泉屋でピカタを食べました。

府中のパリ(パリの府中?違うわ。日本のパリだ)のおいたんが作るピカタの方が、私が想像で作るピカタよりよっぽど泉屋のピカタだった。




本物のピカタを食って全てを理解したぽなちゃん。
ピカタはナポリタンの卵包みなんかぢゃない。

具はこちら。
えのき、たけのこ、玉ねぎ。

このラインナップだけで異質なスパゲティだとわかる



味付けはこちら。
ガラスープのもと、ケチャップ、トマトペースト、砂糖。



ラードで野菜を炒めていこう。

泉屋再現するならとにかくラードを使え



野菜がしんなりしたら、お水、砂糖、ケチャップ、鶏ガラスープの素、トマトペーストをぶち込もう。

砂糖は思ったより多めに。釧路人は甘い味付けが好き



にんにくチューブとウスターソースで味を調整。



うーんなんか物足りない。味の素かな。



そしてピカタの特徴の一つである焼き豚。
ピカタの卵をめくると焼き豚が入っているんだよ。びっくりするよね。
これは一晩調味液(みりん、醤油、にんにく)に漬けた豚野郎を煮たやつ。



ケチャップソースには水溶き片栗粉でとろみをつけよう。
鉄板はラードをしいてアチアチに熱しておこうね。



茹でた太めのスパゲッティを鉄板にのせたら、ソースをたっぷりかけ焼き豚をのせ、卵で包もう。

ぺろりん 中はこんな感じ



余ったパスタとソースはおかわりピカタに。卵は生卵で。

全卵大好き



よし完成。いざ実食。


違う。なんか違う。


こんなに美味しそうだけど、なんか違う。


いや美味しいんだけど、やっぱりなんか違う。

見た目はバッチリなんだが、本物のピカタに比べると、なんか、洋食感が足りない。
これはもしかしたらアレかもわからんね。




ちゅーことで毎度おなじみリベンジだ。

豚野郎はにんにくのすりおろしと醤油とみりんに一晩漬けておこう。



今回は煮豚ではなくて、ちゃんと焼き豚にした。
だがここはあまり重要ではない。
オーブンの低温でじっくり焼いていこう。

煮豚でも焼き豚でもどちらでも良い


ひっくり返したりして1時間くらいじっくり焼いた豚野郎。
うまそうなナリしやがって。



具は同じ。
たけのこ、玉ねぎ、えのき。
調味料は、鶏がらスープ、味の素、トマトペースト、ウスター、ケチャップ、にんにくチューブ、そしてコンソメキューブとたっぷりのバター

このコンソメとバターこそが鍵とみた


ラードで野菜を炒めていこう。
しんなりしたら一通り調味料をぶち込む。


ちょっと水を足して、味を見ながら微調整する。
水溶き片栗粉でとろみをつけて、バターをぶち込む



卵も洋風寄りにしたいので、卵はちょっとの牛乳でといて、バターで焼いていこう。



半熟フワトロでどーぞ。



アチアチ鉄板に順番にのせていきまーす。



はいどぞ。これが正解です。



おかわりピカタも忘れずにね。

量がデブである




あのですね、ピカタの正解に辿り着きました。

泉屋のピカタは、コンソメとバターでキメる。
あくまでも洋食として考えるように。


ほいじゃまた。



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