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富士山日帰り登山【吉田ルート5合目~頂上往復】

先日2022年7月7日に富士登山をしてきました。

登山初心者で、頂上まで日帰りで行って帰る人はあまり多くないようで出会うスタッフの方々にはたくさんの意見をいただきました。

けがなく歌いながら楽しんで終えること、行きで出会ったスタッフの方々にも元気よく挨拶をして帰ることができ安堵しています。

そんな私と友人の『富士山日帰り登山【吉田ルート5合目~頂上往復】』の記録をお伝えします。

富士山頂

もくじ

  1. 私たちの当日Schedule

  2. 私たちの持ち物List・あったらいいかもList

  3. ウォーミングアップ

  4. 補食と水分補給

  5. 注意点

  6. トレーニングの重要性

  7. まとめ


1.私たちの当日Schedule

資料によって異なるものの、山梨県 観光文化部 世界遺産富士山課の『FUJITOZAN ADVICE BOOK』によると歩行目安は登り6時間10分、下り4時間5分だそうです。

私たちは登り5時間、下り2時間30分だったため8時過ぎに5合目にいましたが、頂上まで往復でも夕方に戻ることができました。

6合目までの道中でSTAFFの方と一緒に歩く場面があり、「今回の登山は8合目までにして、次回頂上を目指してみたら?」「この時間からだと少し急がないと間に合わないよ。」ということもお伝えいただきました。

2人とも富士山クラスの山ははじめてで、山登りに慣れた人とは言えませんでした。

今回楽しくけがをすることなく富士登山を終えられた理由の1つは天候に恵まれたことです。

そして、以下に記す2~4の項目をクリアしていたことがよかったと考えます。


2.私たちの持ち物List・あったらいいかもList

2人とも管理栄養士であり、特に私はスポーツに関わる栄養のサポートをしてきました。

水分や補食、昼食の内容やタイミングはお互いの状態を確認しながら行えるように用意しました。
また、服装については自分がとても発汗能力が高いことを知っているため吸収速乾性の高いものを選びました。

富士山を登るにあたって、トレッキングシューズは適したレベルのものを購入してよかったです。
これに関しては2人とも下山時に繰り返し「買ってよかったなぁ。」と口から出てきました。

3.ウォーミングアップ

ウォーミングアップは、私の専門分野なので股関節の屈曲伸展、内転外転、内旋外旋すべての動きを動きやすく、安定しやすいようにモビリティエクササイズ・コレクティブエクササイズを実施しました。

股関節周りだけでなく、1Lのドリンクをはじめ、荷物の詰まったリュックサックをかついで何時間も歩くため肩甲骨周り、胸郭、膝関節、足関節などまんべんなく実施しました。

ウォーミングアップをしなかった場合と比べることができないので、何とも言えませんが、とてもスムーズに進むことができました。

緑あふれる景色の中でのウォーミングアップは非常に気持ちが良かったです。

4.補食と水分補給

補食は糖質中心の食べてすぐにエネルギーになるものを選びました。
こまめに補給しやすいように小さめのものを選び、少しずつ口にしました。

長時間の運動用の補食(ゼリー・パウダーなど)も検討しましたが、食べる楽しさも考え、自分たちが好きな食べ物の中から選びました。
久々のようかんやラムネはとてもおいしく感じました。

ちなみにトライアスロンの強化選手のサポートに携わっていた際にも紹介していた『井村屋』さんの押し出すだけで食べられるようかんのシリーズはどれもおすすめしていました。

水分は朝食や昼食との時間を見て、水を飲むのか、スポーツドリンクを飲むのか選びながら補給しました。

食事や補食からの糖分・塩分が十分に足りている状態のときは水を選び、昼食前の時間帯にはスポーツドリンクを中心に補給しました。

個々で発汗量やエネルギー消費量は違うため、それぞれが自分の身体の状態に合わせて量やタイミングを調整することが大切です。

5.注意点

初のしっかりとした登山だったため、わからない点も多く、ペース配分や山に適した歩き方、前日の過ごし方など正解とはいいがたい点も多かったです。

終始歌ったり、ジャングルポケットの斎藤さんの「ハァイ!!」を連呼したりしていたため、私個人としては呼吸がしっかりとでき、楽に感じたのですが、頂上付近で友人が引いていたということを後々教えてくれました。
ただ、斎藤さんには非常に感謝しています。
「元気をありがとう。」
※2022年7月7日の日帰り登山者は非常に少なく、ほとんど2人だけで歩き、列をなすことのない状況でした。

こういった個人の意見をうのみにせず、適切なサイトにて情報を得てください。
フジヤマNAVI : 富士山周辺の観光情報データベース
こちらのサイトで非常に細かく記載されているので、参考にどうぞ。

6.トレーニングの重要性

富士山に登ることを決めてから、友人はフィットネスジムにてトレーニングをはじめたり、ちょっとした山登りで身体の準備をしていました。
吉田ルートの5合目を出発し、5合目に戻るまで元気でいれたのはトレーニングしていたからだと友人は言っていました。

私はトレーナーとしてそういったサポートをする側になることが多いですが、改めて『トレーニングの重要性』を目の当たりにしました。
積み重ねていく段階ではなかなか見えにくい成果ですが、やりたいことを最大限楽しむためにトレーニングすることはとても価値あることですね。

7.まとめ

お客様に説明しやすいように購入した富士山のルートが描かれた手ぬぐいに書いてあった言葉。
「めざせ山頂 歩いていれば かならず着く」
適切な準備と状況判断、そして進むこと。
人生にも重なるものがあるように感じます。

やってみたいことを行動に起こしやすい身体をくれた両親に感謝します。

今回の私たちの登山は、運に恵まれた部分も多分にあるため、参考程度にお読みいただければ幸いです。

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