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お供えしてはいけない花

お盆のシーズンが終わりました。

私は今年、お盆が始まる直前に熱を出していたので話がズレてしまいましたが、お墓にお供えする花の品種の事について何かとよく耳にしたり、考えたりといったタイミングがありました。

そんな中で、また新たに知った話についてここでご紹介したいと思います。


我が家が供えていた花

お墓参りに行く際、お花を持って行きますよね。

我が家(先祖)のお墓を見てみると、稀に仏花ではない普通のお花がお供えされていることがありました。

この違いは一体何なのだろうと思い母親に聞いてみたところ、「親戚のお姉さんが供えている」。とのこと。伯母の事です。

伯母の家庭は旦那がヨーロッパ人なので、何を行うにも結構自由なところがあります。

仏花に関しても、お花屋さんで目についた綺麗な花を好きなように選んでお供えしているということを初めて知りました。


お供えしてはいけない花があった

伯母が自由にお花をお供えしているということを知り、私も「やはりそうなのか」。と妙に納得しました。

実際、日本でもお墓参りの時に持って行くお花に特に決まりはないそうです。そうなると、先祖が好きだった花、自分が好きな花を選んでもいいのだと思いました。

しかし、日本のお墓ではお供えしてはいけないお花があるということについても今年初めて知ったのです。


避けるべき品種

お供えには不向きであるとされている花の品種について調べてみました。

・棘がある花
薔薇がお供えとしては避けるべき品種であるということを、今年会話の中で実際に耳にしました。(ちなみに我が家では過去に何度もお供えをしてしまっていました)。

理由は供えたり、始末をする際に棘が刺さって危ないからだそうです。
逆を言えば棘を綺麗に抜いてしまえばお供えをしてもいいということも知ったので、我が家では今後も薔薇を供えられるということを知ることができて嬉しいです。

・毒性のある花
毒がある花についても、棘を持つ薔薇と同様の理由から避けた方がいい品種とされているようです。

スズラン、水仙、彼岸花、トリカブト、キョウチクトウなどは毒性が強いそうです。特に彼岸花は一見季節の代表品種のように感じますが、できれば避けた方がいいようです。

・香りが強い花
香りの強さについては話題に上っていなかったのですが、あちこちのサイトで同様の記載がありました。

百合、梅などが香りの強い花に値するとのこと。

・その他不向きな花

物理的な問題で不向きとされているのはアサガオやノウゼンカズラといった、ツル状のもの。

花粉が飛びやすい花も、花粉が墓石に付着すると汚れが落ちなくなるので止めておいた方がいいそうです。

参考⇒ お墓に供える花は何がいい?仏壇にお供えする花お墓参りに行くときの花の選び方

☆地域によっては習慣としてこの品種の花を供えてはいけないといった言い伝えもあるそうなので、遠くから引っ越してきた際などはお寺の住職に聞いてみるといいのではないかと思います。


「ヨーロッパでは薔薇の花をお供えしていたのでは?」という話が出た時にきっとそうだと納得していたのですが、実はヨーロッパでも菊を仏花としてお供えしている国がいくつかあるようです。

ネット上で見た外国のお墓でお供えされている菊の花は、日本のものに比べると色とりどりでした。




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