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学園もの日常ストーリー

いつもここでは「なんとなく......」「ふと」「そういえば」と思うような、ちょっとしたことについて触れることがよくあります。

そして今回もふとあることに気づき、考えることがあったので、お話したいと思います。


学園もの日常ストーリー

アニメ作品の中でも「学園もの日常ストーリー」は特に人気のジャンルだと思います。

よくメディア等でも今このアニメが人気!といって紹介されているのを見かけ、1話だけ観てみたことが過去に数回ありました。

・急にクラスメイトのあのコが話しかけてきて......
・みんなであの目標を達成しよう

しかし、その大半が話の中に入り込むことができなかったのです。

私は「学生の頃に出会っていれば楽しめた作品だっただろうな、残念だ」と思いながら観ることをやめてしまっていました。


しかし

しかしここ最近ふと思ったのです。

本当に学生時代に「学園もの日常ストーリー」を観ていたら、自分は楽しめていたのだろうかと。

もしかして、学生時代に観ていても楽しめていなかったのではないか?

そんな考えが頭をよぎり、なんだかうまく言い表せませんが
一瞬自分がどこかに置き去りになったような気がしました。


なぜ

なぜ自分が置き去りになったような気がしたのか。

学生生活の中で、もっと色々と経験しておくべきだったと思ったから?
みんな楽しそうで羨ましいと思った?

いずれも違う。

まず自分は学校そのものが嫌いであったということ。
人と一緒に何かを成し遂げるということに興味が無かったこと。

これらのことがベースにあってそこから何かよくわからない感覚があったのですが、「人々が楽しめているものでも、あなたは一生楽しめないよ」と言われたような気がして。

では私が楽しめる要素はどこで手に入るのか?と考えた時に、あまりにも思い浮かぶものがなくて、想像上の中で自分が一人取り残されたような感覚になったのだと思います。

イメージとしてはクラスの中で全員が同じ内容で騒いでいる中、自分だけが共感できず無言で椅子に座っている時のような感覚を思い出したのだと思います。

何なら、共感できなくてもいいのです。
一緒になってそれらしく楽しそうに振舞うことができれば、その人は参加できているように見えるでしょう。

しかしそれすらできず席に一人で座っていた自分の姿を「学園もの日常ストーリー」を観ると、思い出してしまうようです。

観て面白くないと感じただけなのか、観ることで嫌なことを思い出して苦しんでしまうのか。
結局どちらが理由なのか、そもそも両方が理由になっているのかは自分でもよくわからず、モヤモヤします。


そんな感じのことを考えていると、同じような内容の夢も最近よくみています。

そして毎朝起きる度に「もうあの苦しい空間に行かなくていいのだな」と思えてホッとするのと同時に、「いつかまたあのような空間に戻されたらどうしよう......」ということについても、つい考えてしまいます。

戻されないよう気をつけて生活を送りたいと思います。






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