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私と社会の可能性を信じられる、つながりであふれる社会へ

こんにちは、「POLAサステナビリティ公式note」です。

今回のテーマは、ポーラの考えるダイバーシティ経営についてです。



ダイバーシティ経営とは、どのようなものなのか

最近、よく耳にするようになった言葉「ダイバーシティ」。
ダイバーシティとは、「多様性」という意味です。

前回のnoteでは、女性の活躍を応援するポーラの活動について、発信しました。

及川社長は、女性活躍とダイバーシティについて、以下のようなメッセージを発信しています。

変化が激しく前例が通用しない現在、新たな成長戦略を策定するための
キーファクターの1つが「女性の登用」だと考えています。
今までのステレオタイプを打ち破り、新しい価値を創造するためには、
まだ顕在化されていない女性の可能性の芽を
見出し、育み、消化させることで、
革新的なイノベーションが生まれると信じています。

ただ、女性の意思決定者を増やすことが最終のゴールではなく、
性別、年齢、国籍、障害の有無などに関わらず、
すべての人が自分らしさを発揮できる
「真のダイバーシティ経営」を目指していきたいと考えています。

ポーラ 代表取締役社長 及川美紀

すべての人が自分らしさを発揮する そのような環境を作ることこそ、ダイバーシティ経営を進めていくことになるのですね。


真のダイバーシティ経営のためにできること

性別、年齢、国籍、障害の有無など、世の中にはさまざまな「壁」があります。
ポーラでは、このような「壁」をなくしていくために、一人ひとりが自分らしく力を発揮できる環境つくりを進めています。

ポーラは現在、女性役員の割合は40%、女性管理職の割合は約30%となっています。ジェンダー平等の考え方に則って、一人ひとりの力を発揮できるよう、ライフスタイルの変化に合わせた働き方・環境づくりを進めています。

さらに2021年6月には「男性育休100%宣言」を発表し、男性・女性に関係なく、すべてのスタッフが育児に参加できるよう、育児休業の取得を積極的に支援しています。

2020年からは「産育休プロジェクト」をはじめました。この取り組みは社内の有志メンバーが中心となって、産休・育休中の悩みや本音、社会復帰後の家事育児やキャリアなどなかなか相談しにくいことなどへの気持ちを共有する場を作っています。

他にも「壁」を解消するための取り組みとして、病気や障害がある社員が活躍できる職場づくりにも取り組んでいます。

2021年12月には、「がんアライアワード」において3度目のゴールドを受賞しました。

がん治療と就労の両立支援を推し進めるため「がん共生プログラム」をスタートしました。ポーラ従業員とその家族及びビューティディレクター約3.5万人に向けて、2018年より開始し、がんがより身近なものであるという意識を高める活動を行っています。

※ビューティディレクター:全国に展開するポーラのショップで、カウンセリングやエステなどを通じてお客さまに美容を提案する、プロフェッショナルな販売員。

このようにPOLAでは、さまざまな「壁」の解消のために取り組みをしているのです。


サステナブルな社会を作るためのPOLAの役割

POLAは2029年に創業100周年を迎えます。

新しい2029年に向けた方針として「誰もが”美しく生きる“ことができる社会を目指す」ことを発表しました。

2029年までのSDGsの目標数値を社会・経済・環境に分類し、ゴールを定め、「サステナビリティ方針」として発表しました。

【社会】ジェンダー、年齢、地域格差、様々な「壁」の解消
【経済】多様な人が、健康に、イキイキと活躍する機会の創出
【環境】未来に、次世代に環境をつなぐアクション

及川社長は、トップメッセージで「美しい生き方で未来を創る」と表現しています。

私たちが創業以来持ち続けているのは、
自分の大切な人から世界の人々に至るまでの
「かけがいのない存在=Special Oneでありたい」という想いです。

そしてこれから私達が目指すのは、
誰もが「美しく生きる」ことができる社会。
今よりも自分自身の可能性を信じ、
人の、社会の可能性をも信じることができる生き方。

一人ひとりがもっと自分らしく社会とつながり、
もっと生きることを楽しみ、
豊かに、彩り溢れる瞬間を感じる生き方が美しいとポーラは考えます。

ポーラ 代表取締役社長 及川美紀

POLAのサステナビリティ方針には、こうした社会・経済・環境を軸とした視点をテーマにした事業活動を行っていく上での目標を決めています。
POLAを支えてくれているのは、人のちからです。

全国の4万人を超えるビューティディレクターや世界中のビューティーコーディネーターとともに、事業成長と持続可能な社会実現の両立を目指していきます。


私と社会の可能性が信じられる、

つながりであふれる社会へ

サステナビリティ方針を作っていくにあたって、企業理念にうたっている永続的幸福とはどういう意味なのか を改めて解釈しなおし、方針に盛り込みました。

一人ひとりが動き、永続的幸福を実現していくことをPOLAは目指しています。それは自分の可能性を諦めることなく、自分自身が主体的な選択をして、自分らしく生きていくことです。永続的幸福を実現するためには「幸福経営」をキーファクターに置き、取り組んでいくことこそ重要なのです。

POLAの幸福経営については、次回以降、お伝えしていきますね。