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国際女性デー:女性が太陽のように輝き、可能性を広げる社会を

はじめまして、ポーラサステナビリティ推進室です。
(※サステナビリティ推進室は2022年までの部門呼称)
私たちのnoteをご覧いただきありがとうございます。

この度、ポーラの活動を多くの方に知っていただきたいと思い、「POLAサステナビリティ公式note」として発信をしていくことにしました。
ポーラのことを少しでも身近に感じていただけたら、うれしいです。 

POLAは、2029年ビジョンを「私と社会の可能性を信じられる、つながりであふれる社会へ。」としています。
ビジョンの実現をするための行動指針を「We Care More.」としています。

ポーラの公式ホームページでは、世界観とともにお伝えしているので、ぜひご覧ください。

これから、このサステナビリティ公式note」を通して、私たちが実現したい永続的幸福についてお伝えしていきます。


「国際女性デー」にPOLAが伝えたいこと

みなさん、ご存知ですか?
3月8日は「国際女性デー(International Women’s Day)」です。

最近では、ニュースなど話題になることが多くなり、世界中のムーブメントになっているので、ご存知の方も多いのではないかと思います。 

国際女性デーでは、世界中で同じテーマで考える機会とするために、毎年テーマを設定しています。2022年3月8日国際女性デーのテーマは「持続可能な明日に向けて、ジェンダー平等をいま」となっています。

POLAでは「国際女性デー」を、「女性の可能性について、一人ひとりが考える日」としています。
POLAのお互いを『ケアする』という意思を大切にしながら、「一人ひとりが動く。ひとつひとつ、動かす」ための取り組みをしています。

及川社長は、このようなトップメッセージを発信しています。

元始女性は太陽であった。
真正の人であった。今、女性は月である。
他に依って生き、他の光によって輝く、
病人のような青白い顔の月である。 

女性解放運動家・平塚らいてう

1911年の女性解放運動家・平塚らいてう の言葉です。
110年後の今。改めて、私は、この言葉を届けたいのです。
今、日本の女性は太陽でしょうか。それとも月でしょうか。

 自分の意思で道を拓く、「主体的選択」をできる女性を増やしたい。
そして、みなさんと一緒に創りたい。
「自分と社会の可能性を信じられる、つながりで溢れた社会」を。

 ポーラ 代表取締役社長 及川美紀

POLAでは、ひとりひとりが自分の可能性を諦めることがなく、主体的選択をしながら、自分らしく生きることができる社会を目指しているのです。


女性をエンパワーメントするとは

世界経済フォーラム(WEF)では「世界ジェンダー・ギャップ報告書(Global Gender Gap Report)2021」を発表しています。
ジェンダー・ギャップとは、性別によってできる格差のことです。例えば、男性と女性では受けられる教育が違っていたり、経済的な差があったりしますよね。

では、日本はどれくらいジェンダー・ギャップがあるのでしょうか。
なんと日本では、156か国中120位とG7の中で圧倒的に最下位!
※ジェンダー・ギャップ指数(Gender Gap Index:GGI)」
すごく残念な気持ちになりますよね。 

POLAでは、ジェンダー平等を大切にしており、やる気やスキルのある従業員の活躍する場を広げたり、管理職に登用したりしています。
育児や出産などライフスタイルの変化にあわせた働き方を選択し、やりがいを持って働き続ける環境を推進していくことで、一人ひとりが自分のスキルを発揮していけるのです。

現在、女性役員の割合は40%、女性管理職の割合は約30%となっていて、性差に関係なく活躍できる環境を作っていきます。 

及川社長は、100周年を迎える2029年までに、女性管理職比率を50%に引き上げると発表しています。
これには「男女に能力の差はない」という思いが反映されています。これは女性管理職を増やすことがゴールではなく、性別、年齢、国籍、障害の有無などいろんな「壁」を解消し、すべての人が自分らしさを発揮できる「真のダイバーシティ経営」を目指すという思いが込められています。


自分らしく歳を重ねる

POLAの企業理念は

Science.Art.Love.
私たちは、美と健康を願う人々および社会の永続的幸福を実現します。

としています。 

私たちが美容や健康に関わる製品やサービスを提供していて、気づいたことがあります。

お客さまがスキンケアに求めているのは、「自分を豊かにし、自分らしくありたい」ということです。私たちがそれに寄り添う製品やサービスを提供していくことは、企業理念にも掲げる永続的幸福につながり、お客さまが自分らしく歳を重ねるためのケアにつながります。 

1937年にPOLA初のセールスレディが誕生し、現在では約33,000名の幅広い年代のビューティディレクターが個人事業主として働いています。

※ビューティディレクター:全国に展開するポーラのショップで、カウンセリングやエステなどを通じてお客さまに美容を提案する、プロフェッショナルな販売員

ビューティディレクターには定年がないので、現在、70歳以上で活躍する人が7,000人以上もいるのです。
中には100歳を超えて働くビューティディレクターも!

いつまでもいきいきと働くビューティディレクターたちは、年齢にとらわれることなくいつまでも自分らしさを忘れていません。

「自分らしく歳を重ねる」とは、自分の可能性をあきらめることなく、自分の意思でさまざまな選択をしながら、自分らしく生きていくことです。
みんなが前向きに人生にチャレンジし、永続的幸福を実現していくことをPOLAは目指しているのです。


POLAのダイバーシティ経営の取り組み

POLAでは、女性活躍をすすめるために、いろんな取り組みをしてきました。

 2020年8月には「30% Club Japan」に加入しました。「30% Club Japan」は、経営陣における女性比率を向上する活動をしています。
女性活躍が企業のリーダーシップやガバナンス強化、業績の向上にもつながると考える世界的なキャンペーンです。

 2020年9月には「女性のエンパワーメント原則(WEPs)」に署名し、女性の活躍をさらに進めています。女性活躍をより積極的に取り組むための行動原則を守っていきます。

女性のエンパワーメント原則(WEPs) とは
国連、企業の自主的な盟約の枠組みである国連グローバル・コンパクト、国連婦人開発基金(UN Woman)が2010年3月に共同で作成した原則。

1)トップのリーダーシップによるジェンダー平等の促進
2)機会の均等、インクルージョン、差別の撤廃
3)健康、安全、暴力の撤廃
4)教育と研修
5)事業開発、サプライチェーン、マーケティング活動
6)地域におけるリーダーシップと参画
7)透明性、成果の測定、報告

このような女性の活躍推進をする取り組みは、2021年3月8日の国際女性デーをきっかけに新しいスタートを切りました。今後、さらに活動を社会や地域にも広げていきます。

シワ改善のパイオニア「リンクルショット」ブランド全製品の売上の一部を女性支援団体へ寄付するなど、寄付活動もはじめました。寄付金は世界で困難な状況にある女性と少女のための支援活動に役立てられています。

また、POLAホームページにて、全国の地域でイキイキと活躍するビジネスリーダーを紹介しています。美容の仕事にとどまらず、地域の活性化にも貢献しているビューティディレクターなどオーナー活動の応援につながっています。

POLAは今後も、ジェンダー・年齢・地域格差など、様々な「壁」の解消に向けて、取り組んでいきますので、ぜひご注目ください。

POLAサステナビリティ公式noteでも紹介していきますね。


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