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退職する前にやっておいた方がいい事


退職を決意した時にやっておいた方が良いことを書いてみる。※あくまで個人の意見です。

・引き継ぎがスムーズに進む様に、業務のマニュアル・引継書を作っておく
職場によっては、一子相伝スタイルでマニュアルが整備されていない会社もあった。そうなると、いざ引き継ぐ際に口頭や実際にやってみせる時に細かく言わなければならない。※退職しようと思っている段階で仕事へのやる気はかなり落ちているので、業務を教えてもらったらちょこちょこマニュアルを作っていた方が楽。退職しなくても、急病や事故で長期間出社出来ない事もあるかも知れない。共有フォルダにマニュアルを入れておけば周囲が少しは助かるかも知れない。

・あまり業務を抱え込まない
業務過多になると、退職する時の引き継ぎが大変になる。新しい業務は出来るだけ断るか、「一人では大変」と言って複数人で担当させてもらうかする。後輩や同僚に指導・共有しやすい立場に居るときは、伝えておくのもいいかも知れない(急に何?と怪しまれるかも知れないが…)

・転職サイト(または転職エージェント)に登録し、職務経歴書を作成しておく
在職中に転職活動する人も、辞めてから転職活動をする人も、応募時は職務経歴書が必要になる。退職を決意してから作成するよりは、辞める気の無い時から経験業務を追加していったり、工夫した事を書いているととても楽。後で思い出そうにも、抜けていたりする事が多かったです。自己PRも考えるのが大変。上司や同僚から日頃「助かったよ」「すぐ対応してくれて助かった」など言われるコメントをよく聞いていたら、アピールポイントが見えてくるかも知れない。

・私物や要らない書類・資料を徐々に減らしていく
急に減らすと「退職するのか?」と怪しまれます。退職決まってから一気に持って帰るのも面倒。長く勤めている程、紙媒体などの資料が多い。スキャンしてPDFやデータで保存するか、捨てられないならキレイにファイリングして引き継ぐ人に渡せるようにしておいたらいい。日頃から整理整頓が出来たらいいのになぁ。

・貯金をしておく
退職してからしばらく働かずゆっくりする人は、お金を貯めておいた方がよい。無職になってもお金はかかる。国民健康保険料、国民年金保険料、住民税etc…。自己都合退職ならば、失業手当も直ぐには貰えない。一人暮らしの人は更に生活費がかかって来る。転職活動が長引くと考えても、1年くらい生活出来る位の資金があればいいと思う。

・会社の就業規則を確認
退職の申し出はいつまでにすればいいのか、提出する書類はどうすればいいのか等念の為確認。就業規則は会社によって違うが、私が経験してきた会社は1ヶ月前が多かったと思う。民法によれば、退職の2週間前に申し出れば退職が出来ると定められている。退職金がある会社の場合、退職金規程があれば貰えるのか分かるかも。

・有給残日数を確認
在職中に転職活動をする場合、平日に休んで面接に行かないといけなくなる(業種によっては平日以外でも面接しているかも知れないが)。有給を転職活動でどれだけ使うか、退職後の有給消化にどれだけ残るのか?など確認しておいたらいいと思う。退職決断する前から、有給使っている人は不審に思われないかも知れない。

・自分がどういう人生を送りたいか、何がやりたいかやりたくないか・どういう状態ならばいいのか?を考える
退職をして別の会社に就職する際は、何を優先したいか・何をやりたいかを明確にする事が必要だ。求人票だけ見れば、優先したい事・条件を決めればいい事かも知れないけど、自分がどう生きていきたいかもひっくるめて考えて行かないといけない。私は仕事ばかりの人生は嫌だったので、ワークライフバランスが取れつつ仕事内容なども考えて転職活動をしていました。しかし、社風や人間関係が合わず失敗してしまったので、その点も加味して慎重に転職活動をしました。


ずっと定年まで勤め続けられるのかが不安だ。私も上記の事が計画通りできていたとは言えない。ただ、引き継ぎとか職務経歴書作成とか資料のシュレッダーとか後にすると面倒くさいので…あまり労力をギリギリで使いたく無い。退職考える段階になると、業務への意欲も薄れてくるので難しい所だ。



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