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【人生は1本の映画のようである。】-ショート・ピース-が教えてくれた丁寧に生きる事

こんにちは。
いよいよ12月が始まりました。
もうあと少しで2019年も終わりです。名残惜しいですね。

僕の今年の目標は丁寧に生きる事でした。
2018年は自分の粗がとても目立ち、その結果仕事やプライベートでも上手くいかなくなり、とても辛い時期を過ごしました。焦ってくるとテンパってしまい、行動がどんどん雑になってしまうのが僕の悪い癖です。

だからこそ、今年は丁寧に生きると決めました。
私生活をおざなりにしない事。人との会話を無駄にしない事。
自分の人生を雑に生きない事。そんなことをテーマにかけ抜けたつもりです。

そんな中で、お守りみたいに読んでいた漫画があります。

「ショート・ピース」

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あらすじ

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物語の主人公は高校の映画部部長のキヨハル。変人そのもののキヨハルに部員たち含め物語の人物ははいつも彼に振り回されます。しかし彼の作る作品は脚本・映像ともに高校生のレベルを超えた一級品。そんな彼を取り巻く人間関係がオムニバス形式で綴られていきます。

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◎第一話「ショート・ピース」

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インディーズで燻るバンドマン「ショート・ピース」達から、MVの依頼が映画部に届いた。彼らのデモテープを聴いたキヨハルはMVの制作に協力する事にする。バンドのフロントマンである月子は最初は乗り気でなかったが、MVの制作を楽しそうに進めていく彼らを見て、次第に自分が忘れていた感覚に気づいていく。

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そんな彼女の心情を見抜くキヨハルは、それすらも映像として切り取っていくー。
キヨハルが本当に撮りたかった作品とは、何を伝えたかったのか。

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ラスト数ページに鳥肌が立たずにはいられない。記念すべき第一話にしてこの漫画の本核であるこの作品をぜひ読んで頂きたいです。

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夢に真剣に進むあまり、時々何がしたいのか見えなくなって迷子になってしまう時ってあります。僕もよくどこへ向かいたいのか分からなくなってしまう時が何度も、何度もあります。
誰もそのままでいいなんて言ってくれないし、背中も押してはくれない。押す方だってこわいから。

いつか夜が明ける時は来るかもしれない。

辛い事だけど、もしかしたら明けないかもしれない。
それでも、進みたいと思ってしまったから、進むんです。
「そう思ってしまったから。」
「これでやってみたいて思ってしまったから」
そんな自分の気持ちを丁寧に扱っていく事。
誰かに褒めてもらえないようなことでも、自分だけは自分のことを信じること。

この作品は、そんなメッセージが綺麗に詰まっているから読んでいて何度も涙を堪えざる終えないです。
キャラクターの表情も生き生きしている事、胸にスッと入ってくるセリフなどこの漫画に込められているエッセンスは数知れずです。

寒い冬、部屋でのんびりしたい時にぜひ読んでみて下さい♪


こちらから試し読みができます♪

最後まで読んでくださりありがとうございました。

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