マガジンのカバー画像

しんやの餃子世界紀行

78
路地裏にひょっこり目立つ餃子世界の文字。 いろんな個性が集まる隠れ小屋で凡人の僕が思うあれやこれや
運営しているクリエイター

#お酒

しんやの餃子世界紀行 Vol.76

しんやの餃子世界紀行 Vol.76

「SEXが誰かの心の禁忌であってはいけない」

ぶっちーがLet’s talk about club(LTAC)というイベントを企画した時からずっと

「しんやさんには必ずこのイベントに参加して欲しいです」と言われていた。

LTACはゲストトーカーを交えて皆が思い思いの議論を交わすディスカッション型のイベントである。

このイベントに参加が決まってからずっと、どのテーマにすることがみんなにとって

もっとみる
しんやの餃子世界紀行 Vol.75

しんやの餃子世界紀行 Vol.75

「学歴ってなに?本当に必要?」

世の中というのはたくさんの矛盾を背負っている。

みんな大学進学を決めた時

「今後の人生を左右する!出来るだけ良い大学に行けば良い人生が待ってる!」

と言われて一生懸命に勉強して大学に入るのに、大学を卒業した後には

「学歴なんてひけらかすんじゃない!
学歴は人の良し悪しを左右しない!!」

なんて言われたりして。

いやいや。
四年前とかそこらにあんなに頑張

もっとみる
しんやの餃子世界紀行 Vol.74

しんやの餃子世界紀行 Vol.74

「ちゃいにーずないとじぇっとこーべだぜ」

ゆーしん君は変わっている。

腕に鵺のタトゥー。
インスタのストーリーはいつだって不審者情報。
髪の毛はいつももじゃもじゃである。

感性が高く脳のシナプスが届くより先に体が動いている。

軟体動物の反射神経で笑いを追い求める男。

それがゆーしん君なのである。

普段は明石とか神戸で遊んでいる。

ゆうこさんに会うために月に一回岡山にくる。

「しんや

もっとみる
しんやの餃子世界紀行 Vol.71

しんやの餃子世界紀行 Vol.71

「新谷世界で餃子世界」

餃子世界岡山祝復活。

1ヶ月半の時を経て我々は岡山に戻ってきた。

求められているだろうか。
そうでもないだろうか。

東京で過ごした1ヶ月半は刺激とスリルが満点の一瞬のようなひと時だった。

そしてそんな東京で新谷ひろきは32歳を迎えた。

一つ歳をとり戻る岡山。

正直不安は多々ある。

友達はできた。
しかし身のアテもない街だ。

そして守屋もいない。

空白の1

もっとみる
しんやの餃子世界紀行 Vol.63

しんやの餃子世界紀行 Vol.63

「男の子はお肉が好き」

産まれた時から4000g超え。

超がつくほどではないが巨大な体で生を受ける。

それから今までの32年間で体重は23倍(5/19付け)

身長がおよそ10倍。

岡山でしんやより大きい人を2ヶ月で見つけたことはない(なんならアメリカ人よりも南アフリカ人よりも大きい)。

こんな大きな体を支えるものがなんと言っても「食」である。

食べるの大好き、無限の胃袋。
当時はいく

もっとみる
しんやの餃子世界紀行 Vol.62

しんやの餃子世界紀行 Vol.62

「-捻くれ者はラーメンを食え編-」

産まれた時から4000g超え。

超がつくほどではないが巨大な体で生を受ける。

それから今までの32年間で体重は23倍(5/19付け)

身長がおよそ10倍。

岡山でしんやより大きい人を2ヶ月で見つけたことはない(なんならアメリカ人よりも南アフリカ人よりも大きい)。

こんな大きな体を支えるものがなんと言っても「食」である。

食べるの大好き、無限の胃袋。

もっとみる
しんやの餃子世界紀行 Vol.60

しんやの餃子世界紀行 Vol.60

「セフレ論」

セフレ論。

第60話に最も相応しい論について語る。

僕はよくセフレになる側の人生を送ってきた。

彼氏にする程重要でなく、ヤるくらいがちょうど良い人生。

適任だと自分でも思う。

しんやはどんな時でも中間管理職なのだ。

彼氏との生活や営みに飽きないようにしんやを挟むという行為は、社会に出てから数多の会社が僕をそのポジションに置いたように、しんやは潤滑油、もしくは起爆剤として

もっとみる
しんやの餃子世界紀行 Vol.59

しんやの餃子世界紀行 Vol.59

「人は他人に活かされる」

自分の個性を尊重してもらいたい。

学生の頃までは部活動などで先輩と絡むことはあれど、1日の大半を同世代との時間が長い。

それが野に放たれていきなり周りの年齢がバラバラになってからの戦場で自分を保つのはマジでキツイ。

学生の頃は環境の変化はそれぞれあれど、同じ環境と文化の共有が個性の多少の均等化を行ってくれているから、なんとか生きていくことが出来た。

学校に行かな

もっとみる
しんやの餃子世界紀行 Vol.58

しんやの餃子世界紀行 Vol.58

「学ぶこと」

人生32年生きてきてまさか自分が餃子を、飲食を生業にすることになると思わなかった。

そもそもニンニクアレルギー。

餃子を好き好んで食べるような人生ではなかった。

ただ守屋と一緒にやったらおもろいやろなって気持ちだけで一緒にやっただけ。

こんな性格だからかわからないけど、せっかく餃子を仕事にするなら餃子をまずは好きにならないといけないなって思った。

守屋はちゃんと餃子を学ん

もっとみる
しんやの餃子世界紀行 Vol.57

しんやの餃子世界紀行 Vol.57

「クリエティブとはなんぞや」

守屋とよく話す中で

「クリエイティブ」

という言葉がよく飛び交う。

「今度しんやにとってのクリエイティブがなんなのか文章で書いてみてや」

という話になり、せっかくだから色々考えたものを書き連ねてみようかなって思う。

クリエイティブという言葉を紐解けば、創造や独創という意味になる。

1から100を産むことより、0から1を産み出すことが近いイメージだ。

もっとみる
しんやの餃子世界紀行 Vol.56

しんやの餃子世界紀行 Vol.56

「始まれば必ず終わる日のこと」

東京から岡山に戻ってすぐ、いつもの表町は僕の働く場所ではなかった。

岡山駅から岡山城を分断する大きな道路を挟んで東側だけが封鎖された街。

賑やかな西側と死んだ東側の矛盾を毎晩感じながら、僕と守屋は奉還町から表町までの道を発泡酒をワンカンしながら歩いて帰るのがこの1週間の日課であった。

いつもより長い帰り道は、晴れの国にふさわしく一度も天気に裏切られることなく

もっとみる
しんやの餃子世界紀行 Vol.55

しんやの餃子世界紀行 Vol.55

「奉還町をオレンジに染めて」

初めての土曜日を迎えたKAMPのイベント。

15時から開始したが奉還町はまったり午後の商店街。

家族づれや学生が歩いてはKAMPを通り過ぎる。

穏やかだが、少し寂しい午後だ。

日式餃子の仕込みが終わって少し休憩。

ぶっちーときゃなちゃんと奉還町を散歩する。

良い商店街だ。
奉還町。

古いテナントと新しいテナントが合わさって気持ちのいい商店街だ。

色が

もっとみる
しんやの餃子世界紀行 Vol.54

しんやの餃子世界紀行 Vol.54

「悔しさが糧になる男」

金曜日の奉還町は静かに始まった。

「奉還町の金曜日は暇なんだよ」

ってともさんが教えてくれる。

確かに、緊急事態宣言下の週末にふさわしいか。

出だしはゆっくり時間が流れる。

この空間に悔しい思いをした男一人。

安藤遼。

今日のKAMPでDJをやる男。

昼から一緒にいるけど、今日はバリバリ気合いが入ってる。

スタッフの一人としての安藤の顔ではなく、アーティ

もっとみる
しんやの餃子世界紀行 Vol.53

しんやの餃子世界紀行 Vol.53

「休肝日の木曜日」

今日はKAMPでのカレーVS餃子のDay.3

KAMPチームからハイカロ・ひかりくん・こころちゃん、初参戦。

餃子チームは守屋・しんや、変わらず。

ひかりくんとこころちゃんは入ったばかりのルーキー。

ハイカロは先輩としての意地を見せて欲しいところ。

僕は川でご飯を食べます。

Boku wa kawa de gohan o tabemasu.

でお馴染みのハイカロ

もっとみる