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4つのプレイリスト(高野洸ラジオ感想)
あたしゃ生粋のラジオの民でね。
特に好きなアーティストがパーソナリティーを担当するラジオ番組が大好きなのだ。
そんな折、ラジオにはゲスト出演がほとんどな高野洸さん(以下敬称略)が、4日間だけラジオパーソナリティーを担当されるとのことで、東北の奥地で毎晩ひそかに小おどりしていたのが今週のハイライトだ。
今回の記事は、そのラジオ番組の感想を書き記すことと、同番組内での4つキーワードに乗っかってわたしもプレイリストをつくってみつつ自己理解を深めることを目的としたい。
"ALL THE FEELS" 番組概要
今回聴いたのは、FM NACK5 "ALL THE FEELS" の高野洸担当回だ。
放送日は、2024年2月5日(月)〜2月8日(木)の4日間。
番組の趣旨は、こうだ。
週替りのセレクターが導く、心揺さぶる音楽の時間。
新たな出会いをシェアするプレイリストプログラム『ALL The Feels』
各分野で活躍するミュージシャンや俳優、タレントや文化人が、様々なジャンルのおすすめ楽曲でNACK5の夜をプロデュースします。
永遠のスタンダードナンバーや新たな出会いとなるようなナンバーなど、幅広い世代に、時代を超えた楽曲たちをお届けします。
毎週4日間それぞれにテーマをきめて、各日5曲ほどのプレイリストを紹介する番組だ。
高野洸が選ぶ4つのテーマとプレイリスト
今回、高野洸が選んだ各日のテーマはこの4つだ。
ROOTS
SEASON
IMPACT
NOW
さっそくだが、それぞれのテーマに沿って高野洸が選んだプレイリストを記録しておく。
1. 高野洸の "ROOTS"
![](https://assets.st-note.com/img/1707483158759-Hsm3sG14PP.jpg?width=800)
多くが、ご両親の影響で出会った曲だそうだ。
(宇多田ヒカル……!)
2. 高野洸の "SEASON"
![](https://assets.st-note.com/img/1707483338454-V971qT0Axo.jpg?width=800)
春を迎えんとするこの季節をイメージしての選曲だそうだ。
(ロビンソン……!)
3. 高野洸の "IMPACT"
![](https://assets.st-note.com/img/1707483489689-1P51ZdBkBw.jpg?width=800)
高野洸が衝撃を受けた曲だそうだ。
(Vaundy……!
そして、源さん……!!!!)
4. 高野洸の "NOW"
![](https://assets.st-note.com/img/1707483592961-8XBhLzvl2G.jpg?width=800)
今よく聴いている曲だそうだ。
(さ!ら!し!も!の!!!!!!!)
わたしが高野洸の音楽に惹かれる理由
この番組、聴けてよかったと思うのにはいくつか理由がある。
ひとつは、素敵な音楽との出会いがあったこと。
またひとつは後に詳しく書くが、各テーマと他人のプレイリストを眺めながら「自分はどうだろう」と考えることで、自己理解を深めるきっかけになったこと。
そしてもうひとつが、わたしが高野洸の音楽に惹かれる理由が少しわかったことだ。
わたしが高野洸の音楽に惹かれる理由、それは音楽の好みが似ているからかもしれない。
好みもそうだし、ルーツもそうだ。
高野洸のプレイリストを眺めていて、共感するところの多さに驚いた。
だから高野洸の曲にはどこか共鳴する部分が多いのだと思う。
「おしゃべりが得意でない」と語る高野洸だが、こういった選曲の語るものの多いことといったら。
余談だが今回、「対話」とは、何も会話によるものだけではないのだと思った。
その人の聴いている音楽や、見ている景色、好きなものをたどることが、間接的にでも対話になりうるのだと感じた。
その人自身が作り手でなくとも、その人が何を選ぶか、だけで多分にその人自身を垣間見ることができる。
ラジオという媒体の良さも相まって、だとは思うけれど。
便乗してちゃっかり自己理解:わたしのプレイリスト
ここからは蛇足だ。
しかしわたし自身にとっては本編まである唐突な自己理解パート。
高野洸が設定した4つのテーマに便乗して、わたしもわたしなりのプレイリストをつくってみたい。
理由は、「たのしそうだから」だ。
こういう軽率さには定評がある、あしからず。
高野洸うんぬんは、いったん抜きだ(失礼)。
1. わたしの "ROOTS"
わたしの音楽の好みのルーツはこういった感じだ。
宇多田ヒカル Automatic
かぐや姫 神田川
Inner Circle - Games People Play
Michael Jackson - Smooth Criminal
ミュージカル美少女戦士セーラームーン(バンダイ版) - La Soldier
影山ヒロノブ - 僕達は天使だった
2. わたしの "SEASON"
この年明けから春にかけての時期、どうしたってエモーショナルになってしまう。
こんな季節には、毎年のようにこういった曲が聴きたくなる。
Simon & Garfunkle - The Sound of Silence
RENT (Broadway) - Seasons of Love
SPEED - White Love
松任谷由実 - 春よ、来い
yui × ミゾベリョウ - ばらの花 × ネイティブダンサー
yama - 春を告げる
3. わたしの "IMPACT"
ラジオ番組内でのテーマの趣旨と少しずれることになるが、これまで、わたしの音楽の好みをガラリと変えた分岐点となった曲たちを載せておきたい。
ORANGE RANGE - ロコローション
SEAMO - ルパン・ザ・ファイヤー
The Black Eyed Peas - Boom Boom Pow
BIGBANG & 2NE1 - LOLLIPOP
Earth, Wind & Fire - Fantasy
ドヴォルザーク - Humoresque Op.101, No.7
George Winston - Longing/Love
4. わたしの "NOW"
わたしの「今」の音楽は我ながら掴みどころがなく、コロコロ変わってしまうのだけれど、2024年2月現在なら、こんな感じだろうか(迷走)。
星野源 - 光の跡
TOMOO - Super Ball
Creepy Nuts - 土産話
マハラージャン - ラジオネーム オフトゥン大好き(feat. ケンモチヒデフミ)
藤井風 - Workin' Hard
Sofia Reyes, Beéle - COBARDE
Rachel Platten - Better Place
全曲まとめ
Spotifyに記録としてプレイリストをつくった。
プレイリストつくるの楽しすぎ
急にラフな見出し。
高野洸が〜、という入口から結局自分語りになってしまって恐縮だけれど、テーマに沿ってプレイリストを吟味するの、あまりに楽しすぎる〜〜〜。
そういえば、昔からプレイリストをつくる時間が大好きだ。
時間を忘れて、成果効率損得意義意味合い抜きで夢中になれる趣味って、そう多くはないけれど「プレイリストつくり」がそういう趣味のひとつかもしれない。
あれこれ考えながら書いててたのしかった。
さいごに
思い返せば、わたしが高野洸を追いかけてきているのは「自己対話・自己理解の機会をくれるから」かもしれないと思い至っている。
きっと、ご本人が多くを語らないのをいいことに、わたしは彼を通して自分自身と対話をしているのだと思う。
それを可能にするのは、高野洸のたたずまいの余白の多さだ。
それには、傷つけないようにそっと静かに眺めていたい宝石のような魅力がある。
……みたいなクサい話をつらつらと書いてしまってるが、まあ単純に、ラジオでご本人の口から語られた音楽の話を聴けてとっても楽しかった!という感想に尽きる。
なんか勝手に便乗して、自分のプレイリストとかつくってしまったけれど。
またご本人主体でお話を聴けたらうれしいなあ。
たのしい時間をありがとうラジオ!NACK5!そして高野洸!
さ、今日も今日とて聴きますか。
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