【本の学び】読書チャレンジ#148「勝ち続ける選手を育てる最高峰の技術」@一年365冊
いつも記事をお読みいただきありがとうございます。
2021年に習得した「速読」に基づき、2023年毎日投稿の読書メモになります。
お役に立てれば幸いです♪
【本日の書籍】
谷口 貴彦著「勝ち続ける選手を育てる最高峰の技術」(2017年・キンドル出版)
【ポイント(私が得たこと)】
「ザ・コーチ」シリーズの作者の本ということで読みました。
こちらの本は、スポーツ選手をいかにして育てるかをテーマに書かれた一冊です。
◆本来のコーチの在り方
コーチングとは、ある目的を持つ人を目的地まで支援して運んでいく、そのプロセスをいいます。
コーチングに必要な要素は二つあります。
P:Performance「成果」を出すこと
PC:Performance Capability「目標達成能力」の向上
現在(?)著者が執筆した当初では、スポーツの世界のコーチングは、コーチングではなく、ティーチングに近い部分が多く、そこに著者が問題提起をしています。
私が若いころは、スポーツでは恫喝が当たり前でした。
対話によって、本人の力を引き出すことが、本来のコーチの役割ということです。
スポーツでは、実際に行動するスポーツすることが練習として取り扱われているが、「コミュニケーション」も練習の一部であると著者は考えています。
◆アクティブリスニング
選手とのコミュニケーションの方法の一つに「アクティブリスニング」があります。
これは、
①選手の言っていることを聞く
②選手が言わんとしていることを聞く
③相手が言いにくいことや、あえて言わないことまで聞く
④本人も気づいていないことを聞こうとする
この4つのことを実践する方法です。
会社経営となんだか似ていますね、、、
③の部分までも聞き取れるようになると、その人との関係はかなり親密になります。
それを達成する方法は、
①オープンクエスチョン
②クローズクエスチョン
③for meの質問、for youの質問
とのことです。
◆チャンクダウン
そして、「チャンクダウン」をしていくことが重要ということです。
チャンクダウンとは、ほぐすことです。
具体的な部分まで細かく細分化していくことです。
例えば、野球をしていたときに、
「バッティング練習」をします。
バッティング練習にも、いろいろな種類があります。
素振り
ボールを近くから打つ
ボールを実践形式で打つ
これらのどれを具体的に行うのか?
これをその選手ごとのレベルに合わせて、「ほぐす」ということです。
ビジネスも同じだと思います(汗
対話とチャンクダウン
この二つで、ビジネスコーチングもone on oneも成り立つのでは?
と感じた一冊でした。
読んだ日付:2023年5月7日
かかった時間:15分(86頁)
おわりに
最後までお読みいただきありがとうございます。
読書記事が気に入りましたら、フォローお願いいたします。
また、下記のように業務を行っていますので、興味ありましたらご確認ください。
税理士法人ぷらす:https://plus.gr.jp/
キンドル出版:https://onl.sc/3UtnYFn
税理士ハック(ライン公式アカウント):https://lin.ee/7L1GcfF
税理士コンサルティング:https://www.plus-partners.biz/
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?