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恋愛 英語クラスの物語#1390: 「世界はあなたのカキ(牡蛎) / 世界には無限の可能性があり、それを自分のものにすることが出来る」 <- 一瞬意味不明なのですが、イギリス英語圏では誰でも知っている話かもしれません...

今回は「世界はあなたのカキ(牡蛎) / 世界には無限の可能性があり、それを自分のものにすることが出来る」を英語で言ったらどうなるかにつてみていきましょう。

The world is your oyster.

で如何ですか? こんな表現、英語圏か欧州人しか知らないかもしれませんが、ネィテブ相手なら、恐らく通じるでしょう。

この表現は、私も知りませんでした~ぁ。

The world is your oyster: 「世界はあなたのカキ(牡蛎) / 世界には無限の可能性があり、それを自分のものにすることが出来る」

どうして?

と言いたくなるのですが、これはシェイクスピアさんの「ウインザーの陽気な女房たち」の一節で出てくる表現で

「世界はあなたのカキ(牡蛎)」がどうして「世界には無限の可能性があり、それを自分のものにすることが出来る」の意味になるかというと「牡蛎の中に真珠があるかのように、世界には価値あるものが隠されて、それを見つけるのはあなた次第」というのが落ちのようです。

このフレーズをハッタリでもイギリス人に言ったら、恐らくいちもくおかれるとおもいます。 米国人にいったら「気取りやがって」と思われるかも(笑)。

今回の使い方: 給湯室の先輩女子社員と後輩女子社員

先輩女子社員: なんか最近、休み時間に牡蛎ばかり食べている気がするんだけど、どういう風の吹き回し?

後輩女子社員: Yes, Senpai. The reason is simple because I want to realize my full potential in the world. 
       (はい、先輩。 理由は単純です、私は世界にある無限の私の可能性を手に入れたい(現実化したい)んです)

先輩女子社員: You mean Shakespeare's "The world is your oyster"?  Look! What if you eat oysters, nothing happens without effort.
      (シェイクスピアのThe world is your oysterってやつ? ちょっと~! 牡蠣食べたって、努力なしでは何も起きないのよ)

流石、先輩女子社員気の利いたことを言います。 変な先入観から後輩女子社員は最近牡蛎を2万円分も買い込み食べていました。 後輩女子社員の勘違い恐るべし...

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