『少し汗ばんだ季節』
潮の香りが強くなり
ジーッと鳴く虫の声
夏の気配を感じるもの
甲高い女子の声が聞こえ
標準語の会話が何となく
無味乾燥な乾いた言葉に
何にも感じない何一つ
確かなものも伝わらない
ジーッと鳴く声のそば
通ると鳴き止み
遠ざかると鳴き始め
夏が近づいていること
隠しているかのように
潮の香りを思いっきり
胸いっぱいに吸って
いそいそと帰ってきた
夏という季節を少しでも
持ち帰りたくて
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