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悲しみのはじまり

詩や物語でも読むように
あなた、わたし、第三者のお好きな視点で
お読みいただけたら幸いです。

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わたしはわたし。
どこまで行ってもわたしはわたし。

あなたが思うわたしは、
あなたが思うわたしなだけ。

あなたがあなたの都合で、
わたしのカタチを捉えているだけ。

あなたはわたしのことを
他人軸だとか、自分軸だとか、
自己愛が高いとか、低いとか、

切り離して解釈して、
わたしのことを
分かった気になっているのですね。

そのことにわたしは、
激しい怒りを覚えます。

そうやってわたしのことを
切り刻んでくるあなたに。

他人軸だとか自分軸だとか、
どっちが良いとか悪いとか、

どちらでも、なんでも、
わたしにとっては、どうでもいいことです。

そんな風に切り離すあなたのことが、
どうしようもなく悲しいのです。

だからわたしは、
わたしと離れたりしないと決めたのです。

あなたの勝手な解釈を、
わたし個人のことだと受け入れて、
わたしを傷つけることは、
終わりにします。

けれど、
あなたがわたしを
捉えようとすることは、
あなたの自由ですから、

あなたにはそう見えているのだと、
ただ受けとめることにしました。

わたしはわたし。
どこまで行っても
わたしはわたしで、

何者でもない。

そのことに、
子供の頃から気づいていましたが、
それを表現する術を
持ち合わせていませんでした。

切り離して
わたしのことを捉えようとする、

そのあなたの分離意識が、
終わりのない悲しみの
はじまりなのです。

けれどわたしは、
わたしを切り離そうとする
あなたのことを
今も変わらずに愛していますよ。

アリウムロゼウムの花言葉は、
無限の悲しみ。

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わたしは、恐れではなく愛(祈り)を
あなたに贈りたいから。

当たり前と書いて奇跡と読みます。
当たり前の今日に、
あなたの存在と全ての出来事に
感謝を込めて。


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