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話題のChatGTPを使って爆速学習術を身につけよう【その1】

【この記事で出来るようになること】
 1 OpenAIとは
 2 OpenAIを使って入試問題を解く
 3 解いた入試問題をCEFRで評価する
 4 CEFRを使って書き直す
 5 応用

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かの有名なイーロン・マスクらが出資する会社、OpenAIが開発した大規模な言語モデルを組み込んだチャット(形式の)サービスです。使っているディバイスを問わず、Web上のアプリケーションを利用できて、あたかも画面の向こうに誰かがいるかのような自然な対話が可能となります。

昨年発表されたChatGPT-3は、日本語や英語などの文章を入力として受け取り、人間が生成するような自然な文章が生成されるようにトレーニングされています。これがまたすごい。

で、一体何ができるの?

という反応がくるでしょう。出来ることは数限りなくありますが、そのうち学校のセンセイが即出来ることを僕が思いつくかぎり書いてみますね。とりあえず、皆さんは画面のsign upというところをクリックして自分のアカウントを作って見て下さい。

アカウントを作成したら、とにかく

Playground

というところ何も考えずに押してください。

するとこんな画面が出てきます。

【英作文の作成】

さっそくAIに英作文を書かせましょう。

例えば、東大の入試問題をDeepL君で英訳して

It is said that we are beings who use “language.” What do we mean by "language"? Discuss based on your own experiences.

これについてAIに文章を書いてもらいましょう。

先ほどの画面のとこに文章をコピペするだけで良いのですが、これにもうちょっと工夫を加えて、例を3つ挙げて、としてみましょう。

It is said that we are beings who use “language.” What do we mean by "language"? Discuss based on your own experiences. Write an essay with 3 examples. 

するとどうでしょう、こんな感じで秒速で文章を作成してくれます。

すげー(語彙力)

【英作文の評価】

それではこんど評価してみましょう。
AIが書いた作文をCEFRを使って評価してみには、

Assess this essay with CEFR.

打つだけ。さっきの文章を評価してもらうと

This essay is written at a C2 level of the CEFR. The writer has a strong command of language and demonstrates a deep understanding of the complexity and power of language. The examples used to illustrate the points made are clear and well-developed and the essay is well-structured and coherent.

と、ドヤッとC2(最高レベル)と返してきました。ぬぬ。

【英作文を書き直す】


ちなみにココに学生が書いた英作文を入れて評価させ、

Rewrite this essay so that it can receive C1. 
(C1評価になるように書き直して)

というと、英作文をC1(およそ英検1級)レベルの文章に書き直してくれます。

さらに、どんなポイントを修正すべきか聞くと、こんなふうに返してくれます。

【応用】

例えば、TOEFLEのエッセーの問題では伝統的に次の様な質問形式がでますね。

 Agree/Disagree
 Multiple Choice
 Paired Choice
 Imaginary Situation

https://www.toeflresources.com/sample-toefl-essays/

これの1問目、
Do you agree or disagree with the following statement? Overall, the widespread use of the internet has a mostly positive effect on life in today’s world.

賛成・反対の文章を書かせて学生に評価してもらう、それからディスカッションをはじめさせるってのもいいかもですね。

さて、すげぇーと思ってしまったみなさん(わたしもですが)

これから私たちは教育の未来についてどう考えますでしょうか?

参考 この本は教育関係者にはぜひ読んで頂きたく・・・

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https://www.freepik.com/free-vector/wireframe-robot-ai-artificial-intelligence-robotic-hand-machine-learning-cyber-mind-domination-concept_8800979.htm#query=artificial%20intelligence&position=12&from_view=keyword

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