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作品をかなでる。

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田村奏天の書き物など。
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#俳句

第四回全国俳誌協会新人賞準賞受賞作『ハンカチのはりねずみ』

第四回全国俳誌協会新人賞準賞受賞作『ハンカチのはりねずみ』

 ありがたいことに、先日、第四回全国俳誌協会新人賞の準賞をいただきました。盾や賞金なんて手にするのは初めての経験でしたので、驚いたこと驚いたこと。

 どうやら受賞作は自身のページでも発表していいらしく、みなさん発表していらっしゃるので、ボクもnoteに貼り付けておきます。ただ、ボクの認識が正しければ、どうやら協会誌『俳句展望』及び、全国俳誌協会ウェブサイトに掲載されるらしいです。見る場は他にもあ

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「あかるい生活」/「(We Don't Need to be)Said Something」

「あかるい生活」/「(We Don't Need to be)Said Something」

 不安や恐れは時として暗がりから生まれる。母校の文化祭では部屋の照明を落とすことが禁じられていて、結果として文化祭然とした展示企画のいくつかは封じられている。だからあの空間に叫声が響くことはない。
 名を失ったのちの世界はどれほどの闇に包まれているのだろうと思う。想像すればそれ以上に恐ろしいことはなくて、ボクの精神が自同律にどれほどの快を覚えているのかが明瞭に分かる。書き連ねるさなかにあって、名を

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墓標──『Re:その果』

 一時期、俳句を作ろうと真剣だった時期があります。もっとわかりやすく言うのであれば、俳句甲子園に関連する、俳句を作る人間という自分の一面を、大事にしていた時期があります。今はそれを大事にしていないとか、真剣じゃないとか、そういうわけではなくて、あの頃より一層自分であろうとしています。あの瞬間は、巧みさを少しばかり求めていたけれど、ちょっとした衒いというか、気の迷いだったな、と思います。ある瞬間まで

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『ぼくときみとのことを』

『ぼくときみとのことを』

 すいません、投稿頻度を増やしますと述べてから一切の投稿をしていません。言い訳はいろいろあるけれど、ボクはnoteに対してはあまり筆まめじゃないみたい。
 もう少し筆まめになりたいな、とは思っています。頑張ります。

 エッセイとか、そういうものを書けていないのは、常々気づきの少ない鈍いやつとして生きているからかな、と思います。ただ、作品を作っていないわけではないです。色々な考えの中、事情の中、意

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ティーンエイジ・コールドスリープ

ティーンエイジ・コールドスリープ

2020年の4月28日にいます。明日二十歳になります。それだけ。

『ティーンエイジ・コールドスリープ』いまここにちょうちょうがとどまっている7年のその7年目の終わり際のその日の骰子やがて失う息をその情動を水のように使うありふれた水のように影になる一歩目を戸惑っている 崖の果てともとれる夕陽へ今からはせめて、生きよう。誰かが生きていたと言えるように。ボクに関わった全ての人が誇り、ボクに関わらなかっ

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2019年鬼貫青春俳句大賞応募作『どうしても夏だった。』

2019年鬼貫青春俳句大賞応募作『どうしても夏だった。』

 モテるために作った作品が、結局落選したみたいです。モテるために作ったのに、結果が出なかったので、どうせなら非常に格好悪く負け犬の遠吠えをしておきます。

「これを選んでくれない限り俳句は詩には昇華できない気がしま〜す!!」

……本心かはさておき。ただ、一応選考会で触れていただいたりしたらしいので、ほとぼり覚めてそうな今頃公開しておきますかね。ちなみに、正直、30句連作というより30行詩な気がし

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