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嬉しいポスト便

5月10日にAmazonから発売される緒真坂いとぐちまさか 先生の新刊「1979年の夏休み/下半身の悪魔」が届いた。疲れていた日に、朝も夜も夜中も分からなくなった状態でメールを読んだせいか、昨日届くと勘違いしていて、帰宅するなり相方に詰め寄り『その文面だと明日でしょ?』と怒られ、はっ!と気づく。それくらい楽しみにしていた。

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めがね書林では、4月27日(金)より先行発売されるそうです。しかも、サイン本です。あ、もう、明日か。

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ただでさえ楽しみなのに、かつてこのnoteにあげたOhzaの感想を掲載して下さった。目次を観ただけで有頂天。作品とあとがきに挟まれて幸せ。同じ表紙、背表紙の中に言葉の欠片を入れていただけた。
目次を読んだだけで、これである。

いつも、あっという間にするすると読めてしまう文体なのだけど、今度こそゆっくり読むぞと思う。

ご紹介したいセンテンスやストーリーは沢山あるけれど、多分読んだ人の数だけ、それらが大切な宝物に替わるので素人が注釈つけるのはやめておこうと思う。
(でも喋っちゃうんだな、これが。)

どんなに忙しい人、疲労困憊している人、あるいは小説が嫌いだという方でもスルスル読めます。(本嫌いで漫画しか読まないうちの相方が最たる例。庇うようですが、漫画しか読まない人でも頭脳明晰な人は沢山居るのです。(汗))

でも、結局琴線に触れたものを振り返っていると、物凄く大雑把に言っても、一冊の本と数年間は付き合うことになります。読み返しても読み返さなくとも、どんなに別の世界で生きていても多分。
そして結局、読み返す。

そうしているうちに新刊も出るし、過去の作品もありますので、同時期に数冊と付き合っていたりとか。しかも、付き合えば付き合うほど、色んなことが繋がったり、思い出したりと・・・。ゆったりしているのに、いつの間にか心が忙しいと思ったら、それはもう、はまっている証拠です。

Ohzaの感想文ページが目障りかも知れませんが、本編を是非お手に取って読んでいただきたいです。
『あ。こういうことか。』と思って下さる人が居ると思います。
あるいは『こんな凄いことを、そんなありきたりな個人の言葉の中に閉じ込めるなよ。』と怒られるかも知れない。

そして、もしもお爺ちゃんお婆ちゃんになった時代、今より深く語り合うのは、きっとこの作品たちのことだと思うのです。

数少ない、私を知っているけれど緒真坂先生を知らないというあなたに愛をこめて。
読んだら感想聞かせてね。(心を込めてお辞儀)

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