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「Fukushima&Company」トライアルプログラムの最終報告会を開催しました

みなさん、こんにちは!プレイノベーションの佐藤です。
今回は先日開催したプレイノベーションの実証実験的取り組み「Fukushima & Company」トライアルプログラムの最終報告会について、ご報告いたします。

▼「Fukushima & Company」について詳しくはこちらをご覧ください。


トライアルプログラムの振り返り

まずは事務局の菅家より、本トライアルプログラムの振り返りをさせていただきました。
トライアルプログラムの経緯や趣旨から始まり、プログラム内で提供した思考フレームワークやツール、各イベントの位置付けなどをエッセンスに絞って振り返りをしました。

菅家による振り返り

未来探究ピッチ(未来小説の共有)

バーチャル社員やテーマオーナーが見立てた【20年後の福島の未来シナリオ】を統合した「未来探究ワークシート」を事務局から共有しました。
この未来探究ワークシートは、将来予測のデータを参照しながら20年後の福島や自分の未来がどうなるかを見立てて、整理・言語化するためのワークシートです。
さらに「未来探究ワークシート」で整理・言語化した内容を、次は文章という形で表し、「未来小説」として4作品を発表しました。

「未来小説」は物語形式にすることで、20年後の福島の姿をイメージしやすくなり、登場人物の行動や状況など、現在の視点にとらわれないアイデアが出やすくするといった特徴があります。

未来小説は当日の参加者からも大好評で、以下のような言葉を頂きました。

  • 20年後の小説面白かったです!

  • 未来の小説で未来が見える化されるので、いろいろと考える機会になりました。

  • 未来小説は、経営計画書にも使える

  • 未来を描くと、前向きになれる

探究ライトニングトーク

続いて、『〇〇と探究』と題しまして、バーチャル社員とテーマオーナーによる探究ライトニングトークを実施しました。ライトニングトークとは3~5分程度の短い時間で発表する手法のことです。
民間企業の社員の方や公務員の方、経営者、起業家などバラエティ豊かな属性の6名の方に、それぞれの視点から探究について発表していただきました。

一人4分の持ち時間でしたが、皆さんに探究の重要性をアツく語っていただいたため、あっという間の時間となりました。
“探究プロセスワークを通じて自身が抱えていたモヤモヤを言語化することができ、職場への提案につながった”という方や、“社員全員が探究することで強い会社となりたい”という抱負を語る方もいらっしゃいました。

参加者の皆様の声

最終報告会の参加者の方からは、全体を通じて以下のような感想をいただきました。
バーチャル社員の方にも一般参加の方にも、大きな刺激となったようです。

  • 「20年後自分の仕事がどうなっているのか」考える良いきっかけとなりました。

  • 未来の見通しと、こうありたい未来を言葉に落とし込む手法について学べました。

  • 答えの見えない時代だからこそ、自ら意識的に探求することが大切。

  • 面白かったです。解像度の上げ方の学びになりました。

参加者の皆さんと集合写真

「探究」というコンセプトに基づいたトライアルプログラムの実施について、ご報告してまいりました。
この一連の取り組みを通じて、「探究人口」を増やし、探究をちょっと優しく、もっとオープンにするにはどうすればよいかと、我々自身の探究を深める良い機会となりました。
バーチャル社員の方やテーマオーナーの方から、「探究(=答えのない問題に対して、自分なりの答えを導き出す)」ことがいかに大事か気付いたというフィードバックもいただき、時代に必要とされている考え方だという確信を得ることもできました。
クラウドファンディングでご支援いただいた皆さま、テーマオーナーやバーチャル社員として一緒に探究してくださった皆さま、その他たくさんの方に関わっていただき、このトライアルプログラムを実施してまいりました。本当にありがとうございます。
この3カ月間の気づきや学びを活かして、プレイノベーションはこれからも「探究事業」にまい進して参ります。探究事業にご興味のある方や、ワークショップのご依頼などございましたら、お気軽にこちらまでお問合せにてご連絡ください。


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