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1日1冊オススメ本レビュー

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ブックコーディネーターが毎日1冊、サクッと読めるオススメ本ブックレビューを公開していきます。
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#読書レビュー

読書で賢く生きる。

"これ以上、本に振り回されたり、その周辺で小賢しく振る舞おうとする人々に振り回されるのは…

リアルのゆくえ おたく/オタクはどう生きるか

"90年代から2000年代にかけて、おたく/オタクと呼ばれる現象をひとつの軸として、この国の文…

熱帯

"『あなたは何もご存知ない』彼女は指を立てて静かに言った。『この本は最後まで読んだ人間は…

読書案内―世界文学

"次の言葉を引用して、この『はしがき』をおえるとしよう。『読書をしないような連中は、考え…

知的複眼思考法

"『自分で考えろ』というのはやさしい。『自分で考える力を身につけよう』というだけなら、誰…

沈黙の春

"人間だけの世界ではない。動物も植物もいっしょにすんでいるのだ。その声は大きくなくても、…

武器としての決断思考

"『答え』は誰も教えてはくれません。となれば、自分の人生は、自分で考えて、自分で決めていくしかないのです。"東大卒、マッキンゼーを経て京都大学で教鞭をとった著者の『意思決定の授業』を凝縮し2011年発刊された本書は、今の最善解を客観から導き出す為に【教養が武器となる事】を教えてくれる。 個人的には『僕は君たちに武器を配りたい』他の著者の所謂【これからの若者に向けて】の読みやすく明快な著書シリーズには、最早若者ではない身としても大いに刺激を受け続けてきたのですが。そんな著者の

コルシア書店の仲間たち

"若い日に思い描いたコルシア・デイ・セルヴィ書店を徐々に失うことによって、私たちはすこし…

ジーキル博士とハイド氏

"なにも透さぬマントにくるまっているのだから、わたしの保身は完璧だった。考えてみてほしい…

創造的進化

"(認識論と生命論)このふたつが組むならば、哲学に設ける重要な諸問題はいよいよ確実でいっそ…

『表現の自由』の守り方

"国会議員には二種類の仕事があると思っています。まずひとつに、法律をきちんと守らせること(…

人口論

"人口は等比級数的に増加するが、食料は等差級数にしか増えない。そして、人の性欲はなくなら…

本のエンドロール

"たとえ天職でなくてもいい この仕事をやってよかった。そう思える瞬間が日常の端々、所々にあ…

無縁・公界・楽

"原始のかなたから生きつづけてきた『無縁』の原理、その世界の生命力は、まさしく『雑草』のように強靭であり、また『幼な子の魂』の如く、永遠である。"1978年の初版に補論を加えた本書は、日本、そして人類全体の共同体における無縁、アジールや公界人の必要性について示唆してくれる。 個人的には、著者の入門本とも言われる『日本とは何か』が知的好奇心を大いに刺激してくれた事から続く2冊目として本書を手にとりました。 さて、本書は『まえがき』で提起しているようやな、かっての生徒に指摘さ