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1日1冊オススメ本レビュー

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ブックコーディネーターが毎日1冊、サクッと読めるオススメ本ブックレビューを公開していきます。
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記事一覧

口訳 古事記

"もう一度、柱の周りを回り、まず伊耶那岐命が、『ええ女やで』と称賛し、次に伊耶那美命が、…

室外機室

"やっぱいいなぁローファンタジー!日常の中の非日常、つかの間の冒険!"2024年発刊の本書は著者…

母影

"私にはどうして直すところがないんだろう。足も。手も。お腹も。頭も。全部ちゃんとしてる。…

日本語はいかにつくられたか?

"古代の日本語は無文字言語として存在していたのである。そこに中国文化を背負った『漢字』と…

ビブリア古書堂の事件手帖 2

"人の手を渡った古い本には中身だけではなく、本そのものにも物語があるという"2011年発刊の本…

日本列島七曲り

"近藤勇の話を書く。なぜSF屋が近藤勇なんかやるのだと訪ねられても、答えようがない。なんと…

パーティーが終わって、中年が始まる

"ここではないどこかなんてどこにもなかった。今まで見ないふりをしてやり過ごしてきた自分の中の弱くて嫌な部分と向き合うべきなのか。さすがにもう、二十代や三十代ではない。四十代になってしまったのだから。"2024年発刊の本書は元"日本一有名なニート"よる衰退スケッチ、中年クライシス論。 ⁡ 個人的には著者の活動には昔から注目していたので手にとりました。 ⁡ さて、そんな本書は元ニートのカリスマ、現書店員。そしてシェアハウス「ギークハウスプロジェクト」発起人だった著者が"定職に就か

大学4年間の西洋美術史が10時間でざっと学べる

"芸術こそ、人間と他の動物をわかつ行為であると極論することもできるのです。だから自身を持…

ヴィクトリア時代のインターネット

"電信こそは遠くの人々を結びつける万能な方法とされた最初のテクノロジーだったのだ。"1998年…

言葉の獣 1

"言葉ってなんだと思う?(中略)わたしはそういう『疑問』を感じたことがないんだ 私にはずっと…

気になる部分

"なにも愛や死、生、戦争といった壮大なテーマを扱うだけが文学ではない、靴ひもや牛乳の紙カ…

ようこそ、ヒュナム洞書店へ

"本屋のない町は、町ではない。町だと名乗ることはできるだろうが 魂まで欺くことはできないこ…

現代詩手帖2024年5月号

"わたしが死ななければならないのなら あなたは生きなくてはならない わたしの物語を語り わた…

トリストラム・シャンディ

"読書の生命、真髄は、脱線です。ーたとえばこの私の書物から脱線をとり去ってご覧なさい(中略)あとに残るのは各ページ各ページを支配する一つづきの冷たい永遠の冬です"1759年から発表された本書は"意識の流れ"を先取り、夏目漱石にも影響を与えた奇書。邦訳が素晴らしい一冊。 ⁡ 個人的には、主宰する読書会の課題図書として手にとりました。 ⁡ さて、そんな本書は原題のタイトルからして、英国伝統の『ロビンソン・クルーソ』他をパロディにつけて、いかにも主人公である『トリストラム・シャンデ