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1日1冊オススメ本レビュー

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ブックコーディネーターが毎日1冊、サクッと読めるオススメ本ブックレビューを公開していきます。
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2024年1月の記事一覧

批評理論入門

"批評理論についての書物は数多くあるが、読み方の実例をとおして、小説とは何かという問題に…

エリオと電気人形 1

"『ありがと アンジュ ぼくのこと いつも 大切にしてくれて』『当然だろう 君は私の充電器だ』…

シャーロック・ホームズの凱旋

"どんなプロフェッショナルにも、失敗があり、挫折があり、不遇の時代がある(中略)それは名探…

リーダーの仮面

"『個人』と『組織』は本来、分けられるものではありません。『組織の中の個人』『組織あって…

落穂拾い 犬の生活

"彼女は自分のことを『わたしは本の番人だと思っているの。』と云ったことがある(中略)彼女の…

騎手マテオの最後の騎乗

"騎手ジュセッペ・マテオは、もう一度だけ大レースに出て走りたいと願ったのだった。もう一度…

新・大学でなにを学ぶか

"大学での学びは『探究すること』だと言いました。その探究のために大切なことを書いておきたいと思います。それは『行動すること』と『耳を傾けること』です"2020年発刊の本書は、13人の教員たちによる言葉が響く一冊。 ⁡ 個人的にはメタバース発で芸大設立を準備していることから参考に手にとりました。 ⁡ さて、そんな本書は東京工業大学"人間を自由にする技"リベラルアーツ研究教育院で教える13人それぞれが大学での学びについて。 ⁡ 池上彰は『何を学ぶか?まず問いを立てられるようになっ

大学で何を学ぶか

"大学で学ぶのは死んだ教養ではない。生きて躍動する教養である。知識をもってニヒルになるこ…

ベトナムの風に吹かれて

"私は自分に宿題を課した『この老いた母を幸せにしよう』母とのベトナム暮らしは、今までの人…

AQUA

"これからもほんわか、まったり。のんびりと、灯里の日々の生活は続いていきます。"2003年発刊…

スマホ時代の哲学 失われた孤独をめぐる冒険

"スマホがもたらす消費環境の周到さは、私たちの主体性を、つまり、自分という『物語』を所有…

古本食堂

"本を指先で引き出して順番を変えたり、コツコツ小さな音を立てながらいつも本を触っていた(中…

日本の会社員はなぜ『やる気』を失ったのか

"さあ、それでは社員の『やる気』を失わせてしまった、コスト削減を最優先する『縮み経営』の…

とにかく仕組み化 -人の上に立ち続けるための思考法-

"なぜか日本では、嫌々、給料のために働くことが美徳とされています。そんなに不満があるなら、早く成長して人の上に立ち、自らの責任において『仕組み』を変えればいいのです"2023年発刊の本書は識学シリーズ第3弾。『かけがえのない歯車』の重要性を認識させてくれる良書。 ⁡ 主宰するプロジェクトで、チームやルールについて考える機会があったので本書を手にとりました。 ⁡ さて、そんな本書は『識学』というマネジメント法を伝える会社を経営する著者がプレーヤー向けの『数値化の鬼』マネージャー