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AQUA

"これからもほんわか、まったり。のんびりと、灯里の日々の生活は続いていきます。"2003年発刊の本書はテラフォーミングされ水の惑星となった未来の火星、アクア。ネオ・ヴェネツィアを舞台に水先案内人を目指す少女。猫のアニメ化もされたヒーリングSFコミック。

個人的にはメタバースで主宰する読書会の参加者にすすめられて本書を手にとりました。

さて、そんな本書は猫好きとして、本書の続編シリーズに自身の飼い猫の名前『ARIA』をそのままタイトルにしてしまった事でも知られる?著者による一人前の観光水先案内人を目指す少女、水無灯里とその周囲の人々の四季折々の日常を描いているシリーズ漫画、その第一弾として、地球は東京から灯里が到着しAKARIカンパニー辿りつく流れから始まり、にゃんこ社長や先輩となるアリシア、同じ見習い水先案内人の藍華といった面々との出会いや日常が丁寧に描かれているのですが。

著者の作品は本作を機に初めて手にとりましたが。ネオ・ヴェネツィアの美しい情景、登場人物たちの繊細な表情に何とも癒されます。

また作中世界は、すすめてくれた方いわくメタバースっぽい?らしいとの事でしたが。確かにメタバースだと再現できそうだし【あったら没入してみたいな】と感じました。

ほんわかとしたSF、成長物語好きへ。また猫好きにもオススメ。

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