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1日1冊オススメ本レビュー

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ブックコーディネーターが毎日1冊、サクッと読めるオススメ本ブックレビューを公開していきます。
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2020年6月の記事一覧

火星の人

"うん、オーケイ。ぼくはその答えを知っている。一部はぼくが象徴しているもののためだろうー…

太陽と乙女

"『眠る前に読むべき本』そんな本を一度つくってみたいとつねづね思ってきた。(中略)いろいろ…

本を読むときに何が起きているのか

"読書しながら見るこれらのイメージは、個人的なものである。私たちが見ることのないものが、…

たんぽぽのお酒

"静かな朝だ。町はまだ闇におおわれて、やすらかにベッドに眠っている。夏の気配が天気にみな…

素晴らしい映画を書くためにあなたに必要なワークブック

"本書の目的は、脚本の知識・理解・技法や執筆の技術やコツを明らかにし、さらに拡大して深め…

三体Ⅱ 黒暗森林(下)

"あなたは昨夜の講演でこう言いました。宇宙の本質は黒暗森林だと理解するのがこんなに…

三体II 黒暗森林(上)

"面壁者は、人類史上もっとも困難な使命を担うことになるでしょう。彼らは全世界、全宇宙に対して心を閉ざし、真に孤独な存在として任務を遂行します。唯一コミュニケーションの相手となり、精神的な支えとなるのは、自分自身です。"2020年国内発表の本書は、中国発の世界的大人気SFの動き出す第ニ部(上巻) 個人的にはようやく!と首を長くして待っていたこともあり、待望の思いで発売日に手にとりました。  さて、そんな本書は第1部で明らかになった驚異の技術力を持った異星文明『三体世界

カップヌードルをぶっつぶせ!

‪"自分で言うのも変だが、二代目が創業者を語った例はあまりない。世の中の大半は、二代目に…

100文字SF

"100文字SF、集まれ!新しい船が来たぞ。えっ、死んだらどうしようって?馬鹿、SFが死ぬかよ…

『アジア半球』が世界を動かす

"今後、歴史で特筆されるであろう新時代には、二つのもっとも顕著な特徴があるのだが、その意…

山椒魚戦争

"いつか、第三紀の大山椒魚の痕跡が人間の祖先の化石と誤ってみなされたことが、実際にあった…

消えたイワシからの暗号

"本書の内容は、魚類の資源に関わる、もっともドラマチックでもっともミステリアスな現象とい…

路地の子

"ここが彼らにとって結局は、もっとも居心地のよい場所だからである。たとえ人様から路地の者…

Yコンビネーター

"だからこそシリコンバレーはフランスでもドイツでも日本でもなくアメリカに存在するのだ。こうした国々では人々は塗り絵を塗るように決められた枠組みの中でしか活動したがらない"2013年発刊の本書はドロップボックス、エアビーアンドビーを輩出したスタートアップ養成学校の内側を描いた刺激的な一冊。 個人的には、最近はすっかり古本屋というスモールビジネスでまったりしているので、ちょっと刺激を求めて本書を手にとりました。 さて、そんな本書は『定期的に多数のスタートアップに同時に投資を行